巻き込まれたデブは異世界に転移する   作:河馬田鰯

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やっと5話!一話で2500文字超えた!




 

 

「はい!じゃあこの書類に名前、種族、スキルを書いてちょうだい、あっスキルは依頼にあったスキルを持っていたら斡旋する時に使うだけだから、無理にかかなくてもいいよ。」

 

 

僕が、登録の旨を伝えると一枚の書類を手渡される。

 

読めるかどうか不安だったが、スキルの効果が読み書きにも反映されているようで僕は紙を受け取り記入していく、一分もしないうちに書き終わり渡していく。

 

 

「じゃあ確認します。…人間族の『フトシ』様…スキルは【鑑定】と【料理】ですか」

 

 

なんかスキルのところ言葉が詰まったようだが気のせいかしら?

 

 

 

「じゃあ、職業の変更だけど、問題ないですね?」

 

あれ?変更は皆する訳じゃないのかな?

 

 「…?はい。」

 

 

僕はこの時意味をよく考えず返事をしてしまう。

 

 

 「じゃあ、この水晶に手を置いて…ありがとうございます。これで完了です。」

 

 

僕は言われたとおりに水晶に手を置くと水晶が淡く光り出す、しばらくすると光が収まったが特に体が変化した感じはしない…

 

 

 

 

僕はステータスを確認する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 黒田太 Lv1

 

職業美食家

 

固有スキル

 

異世界言語

 

体力1500

魔力1500

筋力1500

素早さ1500

防御1500

カロリー2200

 

スキル

 

料理Lv4

 

鑑定Lv3

 

食いだめLv2

 

<称号>

巻き込まれたデブ Hランク冒険者

 

 

 

能力値、スキル、不名誉な称号(巻き込まれたデブ)も健在だ。

 

称号にHランク冒険者が追加され、職業も美食家に変わってる…食べ物に関わっていそうだ。

 

「…美食家?」

 

僕がそうつぶやくと、受付のおばちゃんは、かわいそうな物を見るような顔に変わった。

 

「フトシ様、気を落とさないでください」

 

え?なんで?

 

「どういうことですか?」

 

聞くと一瞬目を見開くと何やら気まずそうに口を開く。

 

 

「マイナーな職業ですからね…まずこの職業は料理人の上位職です」

 

おー魔法剣士とかと同じ職業ですか!料理人ってのがちょっとカッコ悪いけどなんか上位職って響きはいいな!

 

 

と思っていると…

 

 

 

「この職はスキルの取得、能力値の上昇にそれぞれが困難になるという補正がかかります。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…え?

 

 

 

「あっ!でもこの職業にはない特殊な能力があるんですよ!」

 

 

 

目の前でフリーズしているとおばちゃんがフォローを入れてくれる。

 

 

 

「この職業は特殊な料理を作る事が出来て、それを食べると能力値を上げたり、スキルを取得することが出来るんですけど…何か頭に浮かんできませんか?」

 

 

 

 

 

 

 ナンモウカンデキマヘン…

 

 

 

「…イエ」

 

 

僕がそう答えると彼女の顔がさらに気まずそうになる。

 

 

 

「この職に着いた人は数人しかいないそうです…」

 

 

 やめて…

 

 

「…この職に着いた人はその瞬間に最低一つ料理を思いつくらしいです」

 

 

 聞きたくない…

 

 

「ちなみに記録によると一番最初の美食家が思いついた料理は『ラ―ス麦の麦粥』だったそうです…」

 

 

 

嫌アあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!

 

 

「しかもフトシ様、戦闘スキルをひとつも持っていません、村人のままでも【体術】なら取得できたのですが」

 

 

 

あっ!だから職業変更の石を聞いたのね…こんなはずれを引くこともあるから…

 

 

最後におばちゃんが僕の手を握って僕の目を優しい目で見てくれた。

 

「フトシちゃん、若いのにこんな苦労して大変だろうけど頑張るんだよ!おばさんできる限り相談に乗るからね!」

 

 

おばちゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああん!

 

「…はい。」

 

僕は感極まって泣きそうになりました。

 

 

 

 

その後色々ショッキングなことああってとんでいたギルドの説明を受ける。

 

 

 

 

 

ギルドとはようは仲介所のようだ。当然、ゴブリンやオークを倒す《討伐依頼》もあるが、薬草や特定の物を手に入れてくる《採取依頼》、商人などの護衛である《護衛依頼》などオーソドックスなのから、家の掃除や迷子の犬の捜索や引っ越しの手伝いなど頑張れば僕にも出来そうな依頼も存在するようだ。

ギルドは依頼達成時の報酬から仲介料を徴収し、その代わりにいろいろな庇護を受けれる…税金の免除とかだ。

 

 

 

次にランクだ

 

最初のHランクから始まり、G、F、E、D、C、B、Aそして最高Sランクがある。

Sランクは、今のところ5人いるらしい。

 

「魔皇帝」 「聖賢者」 「番長」 「幻妖姫」 「機械人間」だそうだ。

 

番長って…転生しゃかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「お―フトシ!終わったか…?どうしたんだ?その顔?」

 

 

 

ギルドから出て待っていたジェイクさんが出迎えてくれるが、僕の表情が暗かったのだろう怪訝な表情で聞いてくる。僕はギルドで会ったことを話した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんかすまねえ事しちまったな…俺がギルドを進めたばっかりに…」

 

「いやジェイクさんのせいじゃないですよ」

 

僕らはギルド近くの料理屋に入った。ジェイクさんのおゴリで来る予定ではあったがこんあことになるとは…ジェイクさんも本来は祝うつもりでご飯をおごる予定だったがすっかり責任を感じているようだ。

 

「ジェイクさんが道を示してくれたから、僕は前に進めました。あのままゴブリンに食べられるよりはいいですよ。」

 

ジェイクさんはそう言うと少し目を細める。

 

「…フトシはかわってるな」

 

「…何がですか?」

 

彼の言葉の意図が分からず聞き返す。

 

「考えてみろ、俺達を今日会った赤の他人だ。そいつの勧めをうのみにして着いてくる時点でただのバカだ。」

 

あーそういうことか、確かに彼が悪人だったら、そのまま殺されてたかもしれん。だけど…

 

「ジェイクさんが良い人って分かってたから、僕はいい人の巡り合わせにこまったことわないんですよ」

 

 

そういうとまたジェイクさんに笑われてしまった。

 

 

「まぁ、こんな話は、いったん飯にするぞ!」

 

 

そう言うと近くのウエイトレスを呼ぶ。

 

「ゴブリンの肉を頼む。」

 

えっ!?ゴブリン!?

 

「ゴブリンって食べれるんですか!?」

 

 

「まぁ量があるからな。」

 

 

しばらくすると肉が盛られた皿が運ばれてテーブルに置かれた。臭いと見た目は悪くないけど

 

 

「さぁ!食え!」

 

 

促されるままに肉を口に運ぶと

 

 

(固い!濃い!)

 

 

肉が少し硬く、味付けは塩と香辛料を使っているようだが塩の主張が強く、あまりおいしくなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《レシピが解放されました》

 

 

 

!?

 

 

 

頭の中にいきなりアナウンスが流れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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