目が覚めるとそこはぼろぼろの木製の校舎の中だった。すぐそばには親友の女の子が気を失っていた。
???「世子(せいこ)、世子!!」
体を少し揺さぶる。何度かそうしているうちに親友が目を覚ます。
世子「うーんあれ?あっ直美(なおみ)おはよう。」
友人の呑気な対応にあきれながらもほっとしている自分がいるのがわかる。無事でよかったと。
二人してしばらく散策しているとここは三十年ほど前に取り壊されたはずの「天神小学校」だとゆうことが分かった。そして、ここに来る直前まで一緒にいたメンバー7名がどこかに
いるかもしれないと考え出口を探しながら暗い校舎の中を歩いていく。そんな中、とある教室に入った時、二人の少女はこの場所がどのような場所なのかを知ったのであった。
教室に入ると隅っこの方に人影のようなものが目に入った。だが、それを見た二人の目はこの世のものを見たとは思えないといわんばかりの顔をしていた。
世子「ねえ、直美あれって・・・」
直美「うん。骨・・だよね・・人の・・・」
直美・世子「!?」
二人の目の前にある白骨化した遺体の上に青白い人魂が現れたのだ。そして人魂から語られたのはこの世界は幾つもの閉鎖空間が重なってできた多重閉鎖空間であり、脱出する方法は
解らないこと。そして、強い怨念をもった悪霊がこの世界を作り出したとゆうことだった。
そして、大まかに話が終わったとき二人の少女の前に黒髪の赤いワンピースを着た女の子が立っていた。
赤いワンピースの女の子「・・・ふふっ・・・・・」
直美・世子「きゃああああぁぁっぁーーーーーーー!?」
二人は少女が笑うと同時にその教室から逃げ出した。
しばらく走ると二人は座り込み改めて周りを見てみると、不思議な現象が起きていたことに気付く。
直美「はあーはあーなんだったのあの子」
世子「わかんない。体なんかひかってたよねぇってあれ?」
直美「ん?どうしたの世子?」
世子「直美、このあたりなんか変じゃない?って直美どうしたのその体!?」
直美「えっえっ!?なにこれ!?ってゆうか世子あんたもどうしたのよ!?」
直美・世子「私達も周りもなんか絵にかいたような感じになってる!?」
世子「なにこれ!?どゆこと!?これも呪いなの!?」
直美「落ち着いて世子落ち着い・・・」
???「おい」
二人の後ろから突然肩に手をのせられて二人は恐る恐る振り返ると全身真っ赤な服を着てさっきの子供と同じくらいの身長の子供が立っていた。
直美・世子「いやあああああぁっぁぁぁぁぁ----。」
赤い服の幽霊??「うわあぁぁぁぁーーーなんですか?なんですか?僕の顔にゴキブリでもついてましたか?」
???「こらー吉田君。何をそんなに慌てているんだね?」
吉田 「あっ総統。」
直美・世子「えっ。」
吉田「いえこの二人が僕の顔を見て突然はしゃぎだしたもので。」
総統「なんでこんな状態ではしゃぎだしたりするのじゃね。お嬢さん方すみませんウチの戦闘主任がご迷惑をおかけして。」
直美「えっ?ああいえ(ん?戦闘主任?)」
世子「あの~どちら様で?」
総統「ああーわしらは東京で悪の秘密結社をやっている「鷹の爪団」じゃ。っでわしが総統の小泉呑一郎です。」
吉田「っで、俺は戦闘主任の吉田だ。」
直美「はあ~悪の秘密結社ですか?」
世子「?」
二人はどうもピンとこないみたいだ。だがこの二人が特に悪い人にはみえなかったので二人も自己紹介を済ますとこの世界について自分たちの得た情報を交換していた。
総統「んや~なんてことじゃ、まさか悪霊の世界に来てしまうとはー。」
吉田「やっぱり、あれがいけなかったんでしょうかね~。」
直美「あれってなんですか?」
総統「んあ、あれはそう、わしらがトランプをして遊んでいた時じゃ・・・・」
回想の吉田「やっほーまた勝ちましたよババ抜き。」
回想の総統「また負けたー。」
回想のDX「チっ今日はついてねえな。」
回想の博士「わっわわわっわわ」
回想のフィリップ「NO~」
回想の菩薩峠は不満そうな顔をしている。
世子「あの~なんで悪の秘密結社が正義の味方とババ抜きやってるんですか?」
直美「おまけになんでクマが団員何ですか?」
総統「まあそのあたりはあまり気にせんでくれ。」
直美・世子(いや、無理!!)
総統「でっそのあと吉田君が・・・」
回想の総統「さて、今日はここでお開きにしようかー。」
回想のDX「じゃあ俺帰るからな。」
回想の総統「お前何しに来たんじゃ?」
回想の吉田「総統ちょっと待ってください。このババのカードもうボロボロですよ。」
回想の総統「ホントじゃ。もうトランプも新しいのにせんとなあ~。」
回想の吉田「それで総統。このボロボロのカードでやってみたいことがあるんですが・・・」
回想の総統「んん?なんじゃね。」
回想の吉田「これです。幸せのサチコさんですよ。」
回想の総統「幸せのサチコさん?なんじゃねそれは?」
回想の吉田「知らないんですか。最近の若い女子の間で流行っているおまじないですよ。」
回想の総統「おまじないか~。」
回想の吉田「ええ。やり方は簡単です。紙を持って「サチコさんお願いします。」を人数分唱えて紙を千切るんです。そうすればいつまでも一緒にいられるそうですよ。」
回想の総統「紙って何でもいいのかね?」
回想の吉田「本当は専用の紙があるそうなんですけどまあいいじゃないですか。」
そして一同はトランプを持って呪文を唱える。
回想の総統「サチコさんお願いします。」
回想のDXF「サチコさんお願いします。」
回想の博士「サチコさんお願いします。」
回想の菩薩峠「サチコさんお願いします。」
回想のフリップ「サチコさんお願いします。」
回想の吉田「タマコさんお願いします。」
回想の大家「サチコさんお願いします。」
回想の総統「ん?あれ?人数一人多くないか?」
回想の鷹の爪団「うわあぁぁぁーーーー」
すると突然床が崩れ、鷹の爪団は床にあいた穴に落ちていった。
総統「とゆうわけじゃ。」
直美・世子「・・・・・・・・・」
吉田「やっぱりあの時に誰かが一つ大目に唱えたのがまずかったんですかねえ~。」
総統「確かあの時わし・吉田君・博士・フリップ・菩薩峠君・DXFの6人のはずなんじゃが~いやいや吉田君!! 君があの時唱えるときにサチコさんじゃなくてタマコさんなんて唱えるからじゃぞー多分。」
吉田「ああっ!!そうか。」
直美・世子「絶対それだけじゃないと思う!!」
総統・吉田「うえぇ?」
直美「そりゃ悪霊だって怒るよだってトランプで代用だなんて・・・」
世子「ねえ~。」
???「わっわっわわわわおい吉田。」
直美「ええなに!?」
世子「どこから聞こえるのこの声!?」
総統「おおこの声は博士か。」
吉田「聞こてえますよ博士。どうしたんですかー。」
博士「おお無事見てえだな。」
総統「博士今どこにいるんじゃ?」
博士「おお3-Aって教室だ。」
総統「3-A?ああここじゃ。」
ドアを開けてみるがそこには誰もいない。
総統「あれ?いないじゃないか。」
博士「当たり前だ。俺がいる3-Aは別の空間にある教室だからな。」
総統「なんと!!」
直美「つまり私たちは同じ教室にいるけど、次元が違うからお互いが認識できないってこと?」
博士「おおそうだ。理解が早くて助かる。」
吉田「博士そこには他に誰かいないんですか?」
博士「おお、俺と菩薩峠に美香って娘とその兄貴の哲ってやつと一緒だ。」
直美・世子「!!」
総統「んあ?どうしたんじゃお二人さん?」
世子「直美今の名前って・・・」
直美「うん。」(哲もこの世界に・・・)
どうでしたか?この続きは一応決まっているんですけど、続きは気が向いたときに書いていくと思うのでしばらく先になると思います。ではまたさいならさいなら。