ハイスクールD×Dの憑依し最強漢女   作:九流トキオ

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第7話 原作開始とイッセーの死

 イッセーSIDE

 

 おっすオライッセー!って何言ってんだよ俺。

 まあ、俺の名前は兵藤一誠で駒王学園に通う2年生だ。俺の趣味はエロ談話でよく仲間の松田と元浜の奴らとつるんでいる。人前でエロゲーを交換したり女子の裸を追った為に、松田と元浜と俺でエロ三人衆って言われている。

 俺は自分に正直なだけなのに。

 俺の夢はハーレム王になるのが夢で元女子高の駒王学園に頑張って入ったのにモテない。

 だが!そんな俺にも屈折数年!遂に!彼女が出来ました!しかも、相手からだって事なんだよ!スッゲー嬉しいんだ。

 あ、名前は天野夕麻ちゃんって言うんだよ。しかも、次の休みにデートをするんだ!うっはー!スッゲー楽しみだぜ!

 で、でも、一体どうしたらいいんだ?あ、そうだ!あいつに、ミルたんに聞いてみるか。

 ミルたん、本名源 武っていって俺の一番の親友だ。よく、相談に乗ってくれたり、注意されたり色々あるけどかなり尊敬出来る人だ。

 

「あ、悪いんだけどミルたん呼んできてくれないか?」

 

 俺は近くにいたクラスの奴にミルたんを呼んできてもらおうと話したら嫌そうな顔をしながらも呼んでくれた。解せぬ。

 

「イッセーか?どうしたんだ?」

 

 少し待っていると巨体にボディビルダーみたいな体型の男性、源武がやって来た。てか、近くになるとやっぱり怖い。

 

「ああ、実は。」

 

 俺は昨日の出来事をミルたん(そう呼んで欲しいと頼まれた。)に話した。

 

「よかったじゃないか!」

 

 バシバシと背中を叩かれた。すっごく痛い。

 

「あ、ああ。ありがとうな!そう言ってくれるのはミルたんだけだぜ!」

 

「当たり前だよ。友達の祝福を喜ばない奴はいないさ。」

 

「ミルたん。そ、それでさ。話っていうのは、次の休みにデートをするんだけどさ、いいプランが思い付かなくてさ。一緒に考えてくれない?」

 

「勿論いいよ!どこでやる?」

 

「俺の家でいいか?」

 

「分かった。なら放課後に。」

 

 俺はミルたんと約束をして自分の教室に帰って行った。

 そして放課後、ミルたんと合流した俺は家にミルたんを案内したのはいいが、父さんと母さんはミルたんを見たら急に俺に迫って行き、何をしでかしたんだーって言い詰め寄られた。うん。気持ちは分かるけど俺ってそんなに信用ないかな?悲しいよ。

 ミルたんの説得もあり、何とか誤解は解け、母さん達はミルたんに謝っていた。

 そんなこんなあって少し遅くなったが、俺の家でようやくデートプランの話し合いを始めた。

 

「まず、どんな所に行けばいいか?」

 

「そうだね。まず、イッセー。貯金はいくらなの?」

 

「ん?手持ちって事か?なら、ジャスト1万だ。」

 

「中々微妙だな。」

 

「微妙なのか?」

 

「ああ。割り勘なら大丈夫だろうが、カッコいい姿を見せたいんだろう?なら、少ないな。」

 

「ど、どうしたらいい!?」

 

「あわてないで大丈夫だから。駅前にショッピングモールがあったでしょ?」

 

「あ、ああ。新しく出来た所だな。」

 

「そうだ。そこなら安くそして長く居られるよ。しかも、食事や服や本などが揃ってあり、駅前って事もあってデートスポットには最適じゃないか。」

 

 

「な、成る程。」

 

「更にだな、待ち合わせ時間の10分前位に行ったほうがいいよ。」

 

「何でだ?」

 

「明日は暑くなるみたいだから早く行くとジュースが飲みたくなるだろう?お前の性格だと飲みながら待つ事になる。すると、相手は待たせてしまったと思い気まずくなるよ。だから、早くもなく、遅くもない10分位に行ったほうがいいんだ。」

 

「成る程な。」

 

 その後も話し合いを詰め、大体固まってきたので、夜も遅くなってしまった事もありミルたんは帰る様で俺は玄関まで送りに行った。

 

「今日は本当にありがとうな。助かったぜ!」

 

「いいよ。でも、結果を聞かせてね。」

 

「ああ!それじゃあまた明日。」

 

 ミルたんは頷き帰って行った。

 約束の日はあっという間に来てしまい、ここまで早いものかと少しの焦りを感じているが、この日まで入念なシミュレーションをした俺は直様準備をして待ち合わせ場所の駅前に向かった。

 駅前はまだ10時前だと言うのに人でごった返していた。

 

「如何ですか?」

 

「俺ですか?」

 

 聞こえてきた声に俺は振り向くと固まった。何故なら、ボン!キュ!ボン!にメイド服を来た綺麗な女性がいたのだ。しかも、胸元が開いている為、見えそうであり、視線がそっちに行ってしまうが男なら仕方ない。

 

「何ですか。」

 

 頬が緩んでいるのを感じるが、止められない!それ程に眼福なんだ!

 

「よかったらどうぞ。」

 

 女性はニコリと笑うと一枚のチラシを渡し去って行ってしまった。

 

「あ、もう少し見たかったなぁ。」

 

 俺はがっかりしながら貰ったチラシを見るとこう書かれてあった。

 

「えーと、何々。あなたの願い叶えます?何じゃこりゃ。」

 

 チラシにはデカデカとそう書かれていて、中央には魔法陣の様な物が描かれており、その魔法陣の下に願いの叶え方が書かれていた。

 

「胡散臭い。」

 

 そう、かなり胡散臭いのだ。でも、魔法陣に血を垂らすってのは結構本格的だった。

 俺はそれをポケットにしまい、夕麻ちゃんを待った。

 チラシを貰ってから数分後、夕麻ちゃんがやって来た。

 

「ごめん一誠君。待ったかな?」

 

「い、いや!全然!うん!俺も今来た所でしゅ!」

 

 か、噛んだ!は、恥ずかしい。

 

「ふふふ。今日は楽しみましょうね。」

 

 しかし、夕麻ちゃんは綺麗な笑顔で俺の失敗を見ないふりしてくれた。

 優しくなぁ。

 

「あ、ああ!」

 

 俺はミルたんに教えて貰ったデートプラン通りに行ったが、緊張している為か、失敗したり、夕麻ちゃんを困らせたりしてしまいオタオタしたが、何とか1日を済ませ、休みたいと言う夕麻ちゃんの提案で、夕暮れの公園で休む事にした。

 

「ふう。」

 

「お疲れ様。一誠君。」

 

「あ!いや!な、何かごめんね。」

 

「いいよ別に。」

 

 夕麻ちゃんは椅子から立ち上がり少し先に行き、こちら側を振り返った。その姿は夕麻ちゃんの名前をそのまま現しているかの様だった。

 

「ねえ、一誠君。あ、あのね。私、お願いがあるんだけど。」

 

 夕麻ちゃんは頬を赤らめながら、少し俯き加減で言ってきた。これはもしや!告白!

 

「な、なな、何かな。」

 

 俺は余 あまりにも突然な事にどもってしまった。カッコ悪りぃ。

 

「■んでくれない?」

 

「へ?あ、え?ゆ、夕麻ちゃん。今、何て。」

 

「聞こえなかったの?なら、もう一度言ってあげるね。死んでくれない?」

 

「は?死?え?何を?あ、ああ。じ、冗談でしょ!それか夢!うんそうだよ。いきなり死ねだなんて。」

 

「あら、夢だと思ってるの?なら、覚まさせて上がるわ。」

 

 その時、ドスッと何かが刺さる音が聞こえ、右腕に激痛が走り、何事かとそちらを見たら、光ってる槍の様な物が俺の右肩に深々と刺さっており、どう言う原理かは知らないが、唖然としている内にその槍が消え、血がドバドバと落ちて行った。

 

「あぎ!?が!?アァァァァアアアアァァァアアア!!!!❗️❗️❗️❗️」

 

 今まで感じた事のない痛みと熱さが肩を焼き、腕を滴り、痛みに耐え切れなかった俺はその場に倒れ込んだ。

 

「あら?中々に良い声で泣いてくれるじゃない?ふふ。」

 

 笑いながら近づいて来る。俺は逃げる為に、涙と鼻水を撒き散らしながら、顔についた泥も落とさず、ただ森の中に逃げた。

 

「あらあら鬼ごっこかしら?良いわよぉ〜。付き合ってあげる。アハハハハ!!」

 

 笑い声が聞こえるがそんなの気にしている場合じゃない。歩く度に腕が焼け、その度に転びそうになるが、次に転んだらもう起き上がれないと分かっているので痛みに耐え逃げつづけた。

 意識が朦朧としている中、自分が何処にいるのか、どうやって来たのかすら分からなくなってきた時、ガザガザと草が揺れた。

 俺は咄嗟に木の隙間に隠れた。

 

「さて、何処かしら?」

 

 その声とともに俺のいる場所から反対方向にいつの間にか黒い羽を生やした夕麻ちゃんがいた。

 体はとっくに限界を超えているのか、だんだん体が寒くなってきた。

 俺はせめて何でこんなことするか、どうしてこんな事をしなくてはならなかったのか、知りたくなった。

 逃げないと行けないのは分かってるが、もう、立つ力が残ってない。なら、せめて、何でこんな事をしたのか知りたかった。

 

「夕麻ちゃん!何で、こんな事を!」

 

「ふふ。いいわ。死に土産に教えて上げる。私には好きな人がいたわ。でも、その人は自分の研究一筋でね。私が、いや、私達が何をやっても興味を持ってくれなかった。なら、私は興味を持ってもらおうと努力をしたけどダメだった。なら、あの方の役に立てば!そう考え、神器を持っている貴方を殺し、先ず私の強さを見せる。それに、貴方、何かと邪魔をして来そうだしね。そして、あの子!あの子の力を取り込んだら私は神器使いになれる!そうしたらアザゼル様に見てもらえる!愛してもらえる!貴方はその、私の計画に邪魔な存在なの。だから、死んで貰う。分かった?ああ、それに、貴方のデートプラン。かなり初々しかったわね。少し茶化すだけでオタオタと。まあ、楽しくもあったけどね。」

 

 ああ、何だ。そうか。

 

「それは違うよ。」

 

 俺は木にもたれかかりながら夕麻ちゃんに姿を見せた。

 

「あら、諦めたのかしら?」

 

「違う。夕麻ちゃんは間違ってる。」

 

「時間稼ぎかしら?まあいいわ。聞いてあげようじゃない。私の何が間違ってるって?」

 

「そんな事をしても夕麻ちゃんはその人に愛されない。」

 

「は?貴方、何言って。」

 

 そうだ。夕麻ちゃんは間違ってる。そんな事をしたって幸せにならない!何故なら。

 

「その人が構ってくれるのは夕麻ちゃんの持ってる神器であって夕麻ちゃん自身じゃないから。」

 

「ふざけないで!何寝ぼけた事を!そんな事はない!アザゼル様は神器を持っている人を愛して!」

 

「違う!!そんなのは愛なんかじゃない。」

 

 そうだ、愛っていうのは互いが愛し合い、育みあい、そして、認め合うんだ。

 

「そんな事をしたって誰も幸せにならない。その神器を奪ったって何も変えられない。」

 

「貴様にに私の気持ちが分かるか!?一生懸命に尽くして!愛して!それでも見てもらえない気持ちが!!」

 

「分からないよ!でも!そんな事をしたって幸せになれない事は俺でも分かる!」

 

「黙れ。」

 

「俺、初恋だったんだ。」

 

「は?」

 

「ダメな俺だけど幸せにしようと思ってたんだ。」

 

「ははは!残念だったわね。その結果がこれよ。私は貴方なんか好きじゃないし、愛していない。勝手に勘違いしたのは貴方でしょ?」

 

「確かに。でも、スッゲー楽しかった。そして、夕麻ちゃんは好きじゃないかも知れないけど、俺は、初恋の人には幸せになって貰いたいんだ。俺が好きじゃなくても。だから何度でも言う!そんな事をしてもその人は君を愛してくれない!!誰もそんな事じゃ幸せなんかになれない!!ただ悲しみがあるだけだ!」

 

「五月蝿い。」

 

「辞めようさ。辛かったり寂しかったら相談に乗ってあげるから。」

 

「黙れ。」

 

「あ、でも、次は俺に振り向いて貰うために頑張るからさ。」

 

「黙れって言ってんでしょうが!!」

 

「ごふ。」

 

 夕麻ちゃんと話していると腹に先程の感覚が遅い、見てみたら、腹に穴が空いていた。

 俺はゆっくりと倒れた。

 

「はあ、はあ、はあ。あ、あんたが余計な事を言うからよ。そうよ。私は間違ってない。だって、そうしたら愛されるんですもの。ウフフ!あはは!アッハハハハハハ!!」

 

 夕麻ちゃんの笑い声が随分遠くに聞こえる。寂しさが溢れた声だ。

 ダメだ。こんな所じゃ終われない!俺は、あの人と!志貴さんと約束したんだ!大切な人はどんな状況でも信じ、必ず救うって!だから、終われない!終わっちゃ行けないんだ!!

 だが、どんなに頑張っても体は動かず、意識も遠のいて行き、寒さだけが襲ってる。

 そんな時、ぐしゃり、何か紙のような物が手に触れ、それを見ると、あの時貰ったチラシがあった。

 願い、頼む。悪魔でも死神でもいいから、俺を生かせてくれ!どんな代償を払ったって構わない!今は、生きる!それが大事なんだ!死ねない、死ねない!死ねない!!

 俺の強い想いが届いたのか、チラシが燃え、燃えた後に魔法陣が地面に描かれそこから誰かが現れたのが分かるが、それと同時に俺の意識も途切れた。

 

 *

 イッセーSIDE

 

 俺はどうなったんだ?何も分からず何も見えなかった。あ、これは目を瞑ってるからか。

 俺はゆっくりと目を開けると、そこは上下左右あらゆる場所が赤く、そして地面はなかったのに、俺は漂うように立っていた。

 

「何だ、これ。」

 

「ほう。まだ目覚めていないにも関わらずこの場所に来るとは。今回の使い手は中々に面白いな。」

 

 突如として声が聞こえて来て、辺りを見渡すと、赤い壁に鱗の様な物が付いていた。

 

「何だ?これ?」

 

 俺はそれに触ってみると中々に硬く、そしてザラザラとしていた。

 

「何で壁が。」

 

「上を見てみろ相棒。」

 

 その声に導かれる様に上を向いたら、アニメやマンガしか見た事がないドラゴンがいた。

 

「何だ。ドラゴンかって!?ドド、ドラゴンんんんん!!??うわわわ!た、食べないで俺は美味しくないからァァァァァァ!!」

 

 その場から逃げようともがくが、地面が無い為、ゆっくりにしか進まなかった。

 

「落ち着け。俺は食べるつもりなんて無い。」

 

「ほ、本当か?」

 

「ああ。」

 

「ほっ。えっと、何で俺はここにいるんですか?」

 

「敬悟は使わなくて良い。それで、まずは名前からだが、俺はドライグ。昔は二天龍とか赤い龍とか呼ばれていたが、今はドライグだ。」

 

「ドライグ。えーと、それで何で俺はここにいるんだ?」

 

「ああ、お前は無意識の内に俺のいる場所に精神を移し肉体を低下させたんだろう。まさか無意識でやるとは思わなかったがな。」

 

「な、成る程。つまり、精神体って事か?」

 

「ああ。そうだ。それに、目が覚めた時ここの事を夢だと思うかも知れないが、夢でじゃないから覚えておけ。」

 

「わ、分かった。」

 

「さて、何も知らないじゃこれからやってけないだろうから俺がこの世界の裏について説明してやる。」

 

 そう言ってドライグはこの世界の色々な事を教えてくれた。

 二天龍とは何か。

 天使、悪魔、堕天使について。

 神々について。

 そして、神器について本当に色々な事を教えてくれた。

 

「と、まあ以上だ。何か質問あるか?」

 

「いや、大体理解出来たからない。あ、そうだ。俺、というかドライグが神器になると神をも殺す事が出来る神滅器になるんだよな?」

 

「そうだな。」

 

「どんな力なんだ?」

 

「倍化、透過、譲渡を操る事が出来るな。」

 

「透過?譲渡?それって。」

 

 俺が更に質問をしようとすると眠気が襲って来た。

 

「うあっ。何だ?急に。」

 

「時間みたいだな。相棒、早く現実で会えるのを楽しみにしてるぞ。」

 

 ドライグの声を最後に目を閉じた。

 

 *

 イッセーSIDE

 

「うあん?ふわぁ〜あ。もう、朝か?」

 

 俺は体を起こし、体を触ってみたら。

 

「傷がない?」

 

 そう、傷は塞がっていた。夢かと思ったが、ハンガーにかかっていた穴が開き血塗れのTシャツを見て、夢じゃなかったと思い知った。

 

「あの怪我で俺、どうして。しかも1日で治ってるし、病院でもない。」

 

「一誠!いつまで寝てるの!遅刻するわよ!」

 

「うえ!?やば!もうこんな時間かよ!」

 

 取り敢えず学校に行きながら考える事にして、今は準備して学校行かなきゃ!

 直様準備をして学校に行こうとして携帯を見ると、夕麻ちゃんの履歴がなくなっていた。

 

「夕麻ちゃん。」

 

 俺は虚しくなったが、必ず助けると決め、学校に向かった。

 学校に行くと元浜と松田に出会った。

 

「よっす、イッセー。」

 

「ああ、イッセー君。ちょうど良いところに。」

 

「あっと。」

 

 俺は気まずくなった。何故なら、夕麻ちゃんと付き合う為に離れたのだ。あいつらも言い辛そうにしていたのに一体何で。

 

「イッセー、遂に手に入れたぞ!お前が大好きな、俺の義理の姉がこんなにエロいわけないのスペシャル本!限定20冊の超プレミア作品だ!」

 

「ふふふ。僕がネットの情報網を駆使してようやく手に入れたんですよ!」

 

「ああ!だから今日は放課後観覧回と行こうぜ!」

 

「あーと。お前ら、何とも思わないのか?」

 

「ん?何がだ?」

 

「いや、夕麻ちゃん知ってるだろ?」

 

 俺はこの時軽い気持ちで聞いた。

 しかし、帰ってきたのは信じられない事だった。

 

「なあ、イッセー。夕麻ちゃんって、誰だ?」

 

「は?今、何て。」

 

「いや、だからさ、夕麻ちゃんって誰だよ。イッセーの親友か?」

 

 ユウマチャンッテダレ?だって?え?ちょっと待ってくれよ。

 

「夕麻ちゃんだよ!前紹介しただろ!そしたら羨ましがっていたじゃないか!」

 

「そんな事あったか?」

 

「いえ。覚えありませんね。もし、イッセー君がそんな美味しい状況になったら必ず覚えているはずだから間違いはない筈です。」

 

 ちょっと待ってくれよ。て事は何か?夕麻ちゃんはいなくなったのか?

 

「イッセー、大丈夫か?顔が真っ青だぞ?」

 

「あ、ああ。だ、大丈夫だ。すまん。先に行くな。」

 

 俺は二人と別れ校門を潜り学校ないに入った。

 下駄箱の所にミルたんの姿が見えた俺は念のためにミルたんにも聞いてみる事にした。

 

「おはよう。ミルたん。」

 

「ん?ああ、イッセー。おはよう。どうかしたのか?随分青白いけど。」

 

「な、なあ。天野夕麻って子、知ってるか?」

 

 俺は生唾を飲みながらカラカラの乾いた声が出た。そのまま待つのだが、時間がかなり長く感じ、足がガクガク震えた。

 

「勿論知ってるよ。イッセーの彼女だろ?」

 

 ミルたんからその事を聞いたら力が抜け、その場に座り込んだ。

 

「は、はは。やっぱり、夢じゃないんだな!」

 

「?? 言ってる意味がよく。」

 

「じつは。」

 

「少し、良いかしら?」

 

 俺はミルたんに事の顛末を説明しようとしたら声をかけられた。

 

「へ?」

 

 振り向くとそこにいたのは、赤いロングの髪に、学生とは思えない胸に抜群のプロモーションを持った駒王学園の二大お姉様の一角、リアス・グレモリー先輩がいた。

 

「グレモリー先輩!?な、何で。」

 

「一誠君。君に話したい事があるの。放課後使いの者をよこすから、オカルト研究部に来てくれないかしら。」

 

「ふえ?え、あ、はい。」

 

 俺は突然の事に驚き、つい返事をしてしまった。

 

「ふふ。それじゃ待ってるからね。」

 

 グレモリー先輩はそれだけ言うと早々と去って行った。

 

「いいのか?イッセー。」

 

「は!あ、つい。そ、そうだ!ミルたん!一緒に付いて来てくれないか?」

 

「俺も?」

 

「ああ。一人じゃまた変な事考えそうだからさ。」

 

「分かった。なら、放課後にお前のクラスに行くから。」

 

「ああ。サンキューな。」

 

 俺はミルたんと約束をして、自分の教室に向かった。

 放課後。ミルたんと待っていた俺の前に女性の黄色い声と共に、駒王学園の王子様こと木場裕斗がやって来た。けっ!イケメンかよ。

 

「兵藤君はいるかい?リアス先輩の使いで来たんだけど。」

 

「ああ、俺だけど。」

 

「そうかい。なら、案内するから付いて来てくれないかい?」

 

「分かった。ミルたんも一緒でもいいか?」

 

「ミルたん?ああ、武さんかい?うーん。まあ、いい、かな。」

 

「よかった。なら、案内してくれよ。」

 

「分かった。こっち側だよ。」

 

 木場の後を俺達は付いて行った。多分だが、昨日の出来事はこれではっきりするだろうな。

 そして、先に進み、オカルト研究部の扉を開けた。




小説!!書かずにはいられない!

てな訳ではい!皆様どうも。毎度お馴染みトキオです。
今回は終始イッセーSIDEでしたが、如何だったでしょうか?いつもの死に方とは少し変えてみました。
それに、新たに名前だけですがキャラが出て来ましたね。志貴さんですが、七夜さんの方ではありません。それから、志貴さんの方は生きていますし、開祖の方もいますが、出るのはかなり先になります。
うん、なんか設定が複雑化してきそうでかなり怖いです。
あ、因みに、このイッセーは原作より心が強く、体力もあります。
何故かって?まあ、昔に修行もどきをしていましたからね。
さて、次回予告に行きましょう!

次回!第8話 悪魔稼業と初バトル

お楽しみに!
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