ハイスクールD×Dの憑依し最強漢女   作:九流トキオ

7 / 11
第8話 悪魔稼業と初バトル

 イッセーSIDE

 

 オカルト研究部を開け中に入ると、中は結構広く、内装はオカルトっぽい物や魔方陣とかが並んでおり、中央部分にはでかいテーブルにふかふかのダブルソファー、更には冷蔵庫があり、部室と言うよりは、オカルト趣味の人の部屋って言った方が正しいかもしれない。

 辺りを見渡していると、ソファーに座りお菓子を頬張ってる背丈中学生位の子、駒王学園のマスコットキャラこと塔城小猫ちゃんがいた。

 更に奥にはお茶を入れている駒王学園の二大お姉様の一角、姫島朱乃先輩がいた。

 

「あ、あれ?木場、グレモリー先輩は?」

 

 見渡してみたが、グレモリー先輩だけがいなかったので木場に聞いてみた。

 

「ああ、部長なら。」

 

 木場はそこまで行ってある一角を指差した。そこを見ると、シャァーと水が流れる音が聞こえてきて、もしかしてと思ったが、シャワー室だった。

 

「マジかよ。」

 

 いや、つい行ってしまったが悪くないよな?だって、部室じゃねえじゃん。家の一角だよ、これ。

 しばらく待ってると、シャワー室のドアが開き、裸にタオルを巻いているグレモリー先輩がいた。

 

「・・・・デヘェ。」

 

 顔がニヤけてしまうのは男なら仕方ない。

 何故なら!濡れた髪に程よい色付きの頬!ギリギリのラインの為、見えそうで見えない絶対領域を装備しておりィィィィ!更に更にィィィィ!!歩くたびにおっぱいがプルンプルン揺れ男の下半身を刺激する!最強の装 備 な の だーーー!!

 

「変態は嫌いです。」

 

「グハッ!」

 

 小猫ちゃんの冷たい一撃が俺のハートに突き刺さる!やっべー、興奮してくるって!違う違う!俺はノーマルだ。罵られて喜ぶ変態じゃない!断じて違う!!

 

「ん?あら、もう来ていたのね。ごめんなさいね、昨日遅くまで仕事をしていたものだから。」

 

「あ、いえ。気にしないで下さい。あ、そうだ。友達も連れてきたんですが、大丈夫でしょうか?」

 

「友達?それってあそこに座って小猫の頭を撫でてる人かしら?」

 

「え?」

 

 グレモリー先輩が言った場所を見ると、確かにミルたんは小猫ちゃんの頭を撫でていて小猫ちゃんの方も満更ではない顔をしていた。

 

「や、やめて下さいよ。ミルたんさん。」

 

「ごめんね。君が寂しそうにしてたからつい。」

 

「何で。」

 

「君みたいな人を見てきたからかな。感覚で分かるんだ。仲間がいるなら頼るといいよ。」

 

「あ、その、ありがとう、ございます。」

 

 小猫ちゃんは顔を真っ赤にしていた。羨ましい。

 

「いいかしら?」

 

 グレモリー先輩は青筋を立てながらミルたんに行った。こえぇ。

 

「ん?ああ、ごめん。知ってると思うけど自己紹介。俺は源 武。ミルたんって呼んでくれ。」

 

「リアス・グレモリーよ。悪いんだけど。」

 

「ああ、大丈夫ですよ?あなた達が悪魔だって事は知ってるから。」

 

「な!?」

 

 ミルたんの言葉に驚きを隠せない様子のグレモリー先輩。凄い狼狽えてる。

 

 *

 

 さて、遂に関わってしまった訳だが、どうするかな。まあ、気にしなくていいかな?

 

「何で貴方が私達の事を知ってるのかしら?」

 

 ふむ。さて、どう言おうかね。

 

「ミルたんは魔法少女をやっていてその過程で知ったんだ。」

 

 ま、本当の事言っていいか。

 

「ごまかさないで頂戴。」

 

 ありゃ?本当の事なのに。

 

「うそじゃないよ。」

 

「言う気がないことが分かったわ。何故知ってるかは知らないけど、貴方は不確定要素がある。私はこの町の管理者として貴方を見過ごす訳には行かないわ。だから、貴方を監視する為にこのオカルト研究部に入りなさい。」

 

「ことわったら?」

 

「拒否権はないわ。これは決定事項よ。」

 

 ふむ。修行時間が削れるが、仕方ないか。

 

「分かりました。オカルト研究部に入りましょう。ただし、俺にも自分の時間がありますから、学校の部だけにして下さい。」

 

「分かったわ。それで手をうちましょう。」

 

「部長?少しいいかしら。」

 

「ん?朱乃?どうしたの?」

 

「ええ。先程大使様の方からはぐれ悪魔討伐の依頼がありまして。」

 

「丁度いいわ。一誠。」

 

「あ、イッセーでいいですよ?友達からそう呼ばれてんで。」

 

「そう?なら、イッセー。貴方に悪魔の力、見せてあげる。それから、武の方は私に付いて来て貰うわよ。」

 

「どうして?」

 

「貴方の力も見たいからに決まってるでしょ。」

 

 有無を言わせない口調で進めて行くグレモリーさんは準備をして魔法陣を使い目的の場所に向かうつもりらしく、眷属ではない俺は足でその場に行かなくてはなった。

 まあ、いい練習になるからいいかな?って思い、準備をしてその場所に向かった。

 グレモリーさん達と数分遅れて指定の場所、廃工場に着いたのだが、空から落ちる様にやって来た為か、皆唖然としていた。

 

「魔法少女ミルたん参上にょ!」

 

 俺は着くと同時にポーズを決めた。

 

「あ、えーと。ミルたん、でいいのか?」

 

 イッセーが疑問になって聞いてくる。まあ、気持ちは分からなくもない。

 

「勿論だにょ!」

 

 だから俺ははっきりと頷いた。

 

「ミルたんの事より早く行くにょ。」

 

「そ、そうね。」

 

 俺の言葉に我に返ったグレモリーさんは気を取り直して中に入りイッセー達はその後に入って行った。俺も後に続き入って行った。

 中は薄暗くあちらこちらに機材の残骸やゴミなどが散乱しており、天井はめくれ上がり少しの場所しか雨風が防げなさそうだった。

 その中央に誰かいた。

 

「ん〜?何だこの匂い。甘くもあって酸っぱくもあって苦くもある。お前らだ。お前らからする。」

 

 そいつはおかしな事を言いながらこちら側を向いた。

 それは女性だった。だが、普通の女性ではなく、上半身は女性、下半身には蜘蛛の体を直接つけた様な下半身をしていた。

 そう、アラクネ。それが頭の中で出たそいつの名前だ。

 

「な、何だよ、あれ。」

 

 先程までデレデレしていたイッセーだったが、木場君に何かを言われ、下半身部分を見て驚愕していた。そして、orzのポーズになった。

 

「イッセー君。」

 

 木場君は呆れながらイッセーを見ていた。

 

「バイサー!貴方を退治に来たわ!」

 

「私を退治する?舐めるな!」

 

 グレモリーさんのその言葉に切れたバイサーは綺麗だった顔が、かな怖くり、足先から糸を出した。

 

「舐めないで!」

 

 しかし、グレモリーさんは火を放ち、糸を焼いた。

 

「ならこれならどうだい!」

 

 次にアラクネは糸を巧みに生み出し、操り、縄にした糸をグレモリーさんの後ろ狙って放った。

 

「あら?外れかしら?」

 

「いや!違うにょ!今すぐ横に飛ぶにょ!」

 

 俺の声に聞こえたイッセー、木場君、グレモリーさん、小猫ちゃんは直様横に飛びのいてくれた。

 壁に糸が当たった瞬間、それが破裂してグレモリーさんのいた場所に無数の糸が広がり辺りを包む様に展開された。

 

「チッ!余計な事を!」

 

「あ、危なかった。サンキューな!」

 

「気にしなくていいにょ。」

 

「祐斗、牽制をお願い。」

 

「分かりました。」

 

 グレモリーさんの言葉を聞き今度は木場君が走り出した。

 

「いい、イッセー。木場の駒は騎士なの。騎士の特徴は。」

 

 木場君は素早く動きアラクネを翻弄しながら、体を切り裂いた。

 

「スピード、速くを重視した物なの。だからああやって速く動く事が出来るのよ。それから、騎士の特徴として剣士が多いわ。」

 

「はっ!小猫ちゃん!そっちに行ったよ!」

 

 余りにの速い斬撃に逃げたのか、今度は小猫ちゃんの方に向かった。

 

「貴様なら!」

 

 再びアラクネは糸を束ね、小猫ちゃんに向かった放った。小猫ちゃんは避けようとせず、片腕に糸がへばり付いた。

 

「小猫ちゃん!」

 

 イッセーが走り出そうとするが、それをグレモリーさんが止める

 

「部長!何を!」

 

「見てなさい。」

 

「ははは!貴様から食ってやる。」

 

 アラクネは更に糸を出し、小猫ちゃんを簀巻きの様に巻いたが、小猫ちゃんはそれを無理矢理引き千切り、腕にへばり付いている糸をおもいっきり引っ張り、小猫ちゃんの何倍ものあるアラクネを自分の方に持ってきた。

 

「ぶっ飛べ。」

 

 小猫ちゃんはその体からどこにそんな力があると問いたくなる程の力でアラクネを文字どうり、ぶっ飛ばした。

 

「すげえ。」

 

「小猫の駒は戦車。その特徴は、ありえない防御力に馬鹿げた攻撃力。」

 

「く、くそ!」

 

 アラクネが逃げようと外に向かったらそこには朱乃先輩がいた。

 

「邪魔だ!どけ!」

 

「あらあら、そんな事を言う人には、お仕置きね。」

 

 朱乃先輩は笑いながら腕を振り下ろすと雷が何処からともなく現れアラクネに直撃した。

 

「そして、朱乃の駒は女王。全ての駒の性能が使えるわ。そして。」

 

「ギャアァァァァ!!」

 

「いい声です泣いてくれるわ〜。ふふふ、もっと聞かせて頂戴♪」

 

「ドSなの。」

 

「ひ、ひいぃ。」

 

 イッセーが怯えながら後ろに後退したのを見たグレモリーさんは直様フォローに入った。

 

「ああ、安心していいわ。味方には優しいから。さて、と。朱乃、やり過ぎよ。」

 

「あら、もう少し遊びたかったのだけど。」

 

「さて、さよならね。」

 

「ま、待て!私は!」

 

 グレモリーさんはアラクネに近付き、魔力で作った塊を無造作にアラクネ向かって放った。

 

「ウォーター!」

 

 だが、俺は水魔法を使い、魔力で作った塊の位置をずらし、アラクネを助けた。

 

「何のつもりかしら?」

 

「こっちのセリフにょ。何でトドメを刺そうとしたのかにょ?」

 

「彼女は沢山の人を殺して食したわ。人間にとって危険な存在よ。その危険な存在を消すのは当たり前じゃない?」

 

「だとしてもにょ。」

 

 そう、確かに行けないことだ。死んだ者たちは生き返らない。だけど、だから殺していいとは違う。

 

「彼女だってやりたくてやったわけでもないかも知れないし、何故、はぐれになったかの理由の方が先じゃないにょ?」

 

「きっと、下らないことよ。」

 

「ふざけないで!私のこと何も知らないのに!知らないくせに!!」

 

 さっきまで弱っていたアラクネは弱々しく立ち上がったが、その張り詰めた声には力強さがあり、グレモリーさんはビクリとしたらしく、驚いた顔をしていた。

 

「大丈夫にょ。ミルたんが聞いてあげるから答えて欲しいにょ。」

 

 きっと彼女はずっと一人でやって来たんだ。そして、こんな事をしてしまった。誰かが側にいればしなくてもよかったかも知れないのに。

 だから、俺が聞いてやる。俺が許してやる。だから、話してごらん。

 俺は言葉では語らず目と心でアラクネに訴えた。

 それが届いたのか、ゆっくりとだがアラクネは話し始めた。それは胸糞悪くなる話だった。

 

「私は元は人間だった。でも、いきなり後ろから殺されて悪魔にされたわ。そして、そいつは性根が腐っていてね、自分の眷属を家畜以下の扱いを私と他にも三人いたけどされたわ。そんなのが20年程続いたある日、私達はとうとう協力してそいつを殺したわ。それからははぐれ悪魔になって私達は散り散りになり、私は生きる為と力をつける為に人を殺してきたわ。そしたらこんな体に。そしてあなた達に負けた。さあ、さっさと殺しなさい。覚悟は出来てるわ。」

 

「グレモリーさん。ミルたんは彼女を助けたいにょ。彼女はただ人に恵まれなかっただけにょ。きっと、人に恵まれていれば。」

 

「ダメよ。許可できないわ。」

 

「何でにょ?」

 

「いくつかあるけど大前提が一つ。こいつがまた暴れないとは限らないわ。しかも、一度美味しい味を知ったらそれに固着する。彼女がそれに耐えられそうに見えないわ。それに、彼女の体は既に化け物となってるわ。外には一生出れないでしょうね。貴方は彼女を一生養うつもりかしら?それに、貴方の寝ている、もしくは学校に行っている時に何かあったらどうするのかしら?簡単に引き取るって言ってるけど色々な物が貴方に降りかかるでしょうね。その時、貴方はどうするつもり?」

 

「大丈夫だにょ。ミルたんが絶対にそんな事はさせないし、ミルたんは一人じゃないにょ。仲間がいるから大丈夫だにょ。それでもやるって言うならミルたんが相手になるにょ。」

 

 俺はそう言いオカルト研究部に向かい合った。

 

「み、ミルたん?」

 

 イッセーは唖然とした表情で俺の事を見ていた。

 

「ミルたんさん。」

 

 小猫ちゃんは寂しそうに見ていた。

 

「あらあら。」

 

 朱乃先輩は困った様に頷き。

 

「武くん。」

 

 木場君は悲しそうな目をして。

 

「ミルたん、貴方。」

 

 グレモリーさんは睨む様に俺を見ていた。

 

「あ、あんた。何で。」

 

 そしてアラクネ。いや、バイサーがありえない物を見ている様だった。

 

「ミルたんは魔法少女だにょ。だから、殺さないし助けられるのは敵でも味方でも助けるにょ。今は、貴女を助けるにょ!」

 

 俺のその言葉にバイサーは涙し、それと同時に光り輝き、蜘蛛の体が人の下半身の形になって行き、完全な人の形になった。

 

「え?私、どうして。」

 

「分からないけど、これなら大丈夫だにょ!そうでしょ?グレモリー先輩。」

 

「・・・・分かったわ。ただ、私達が納得しただけであって他の悪魔達は納得しないだろうし、また彼女がもし、問題を起こしたら貴方が全て責任を背負う事になるわよ?もう一度聞くけど、それでいいのかしら?」

 

 呆れながらも真剣な表情で俺に問い掛けてくるグレモリーさん。

 俺はこれに自信の覚悟を示さなきゃ行けない。だから、ごめんミルたん。今だけは、‘‘俺”でいる!

 

「勿論だ。俺の家族は絶対守ってやるし、信じてやるし、助けてやる!この気持ちに変わりはねぇ!!」

 

「分かったわ。皆、引き上げるわよ。」

 

 グレモリーさんはそれだけ言うと魔法陣を展開してグレモリー眷属達はその中に入って行った。

 そして、俺とバイサーだけになった廃工場で俺はある人物に連絡した。

 

 *

 イッセーSIDE

 

 おっす、イッセーだ。

 あのドタバタした昨日から一夜明け、今日、朝の登校中にミルたんに会ってしまって焦ったが、俺とミルたんは友達なんだから悪魔とか人とかは関係ないってミルたんは言ってくれた。

 すげえ嬉しかったし、ミルたんが友達で本当によかったって思った。

 そして、ミルたんと別れ元浜と松田から今日転校生が来る事を聞き、随分中途半端な時期だなぁとは思ったが、何よりそれが女だってんだからSHRがすげえ楽しみになった。

 

「あー、突然だが転校生を紹介する。入れ。」

 

「はい。」

 

 その言葉に転校生が扉を開け入って来たのだが、その姿に驚いた。

 黒髪ロングをポニテにして胸は丸々分かるほどに出ており、顔付きはキリッとしており、スタイルも抜群、クール系女子と言ったところだが、顔がまんまバイサーだった。

 

「初めまして、私は源 花って言うわ。よろしく。」

 

 俺が驚いている間にいつの間にか小休憩に入っていたらしく、バイサーは色々なクラスの奴らに質問されたが、トークスキルが高く、妖艶にでも、おちゃらけてと言った感じに答えていた。

 そして、何が何だか分からない内に放課後になってしまった。

 

「はあ、取り敢えず部長に。」

 

「一誠君。少し、いいかな。」

 

 オカルト研究部に行こうと立ち上がったが俺を止めたのは、バイサーであった。

 

「な、何、かな?」

 

「オカルト研究部、いや、リアス・グレモリーの所に行くんでしょ?私も連れて行ってくれないかしら?」

 

「な、何で。」

 

「あら?貴方も何で私がここにいるか気になるのでしょう?なら、そこで説明してあげるわよ。」

 

「わ、分かったよ。」

 

 俺は訳がわからないままオカルト研究部の所に行き、扉を開けた。

 そこにあったのは、大量のお菓子だった。

 

「さあ、どんどん食べてくれ!」

 

「美味しいです。」

 

「確かに美味しいですわね。女として負けた気分ですわ。」

 

「絶妙なバランス!グレイフィアといい互角だわ。」

 

「懐かしい味がするよ。」

 

 そして、それに舌鼓してるオカルト研究部のメンバーの姿があった。

 

「な、何してんすか?」

 

「イッセー先輩も食べますか?」

 

 そう言ってハムスターの様に口に含んで膨らんでる頬っぺをしてる小猫ちゃんがクッキーを渡してきた。てか、そこまで詰め込んで置いて何故きっちりと話せるの?

 

「あ、じゃあ。」

 

 俺は小猫ちゃん(ここ重要)に貰ったクッキーを食べてみると、外はサクサクなのに中はとろ〜り甘くそれでいてベタついたりパサついたりせず、噛めば噛む程、まるでガムの様に味が出て来ていつまでも食べてみたいクッキーだった。

 

「すげえ、こんなクッキー食べた事ない。」

 

「当たり前だ。俺は栄養士の資格とパティシエの資格があるからな。」

 

 ミルたん、あんた何者だよ。

 

「て、違う!部長!何でバイサーがいるんですか!」

 

「ああ、それね。実は、私のお兄様の命令でね。監視をしておくなら学校に入れていつでも対処出来る様にしなさいって言われてね。だから、入学させたのよ。」

 

「成る程。」

 

「そういう訳だからよろしくね。」

 

「ん、ああ、よろしくな。俺はイッセーって呼んでいいから。」

 

「そう、ならイッセー、早速やりましょうか。」

 

「へ?やるって何を?」

 

「勿論、試合よ。」

 

 *

 イッセーSIDE

 

 何故かバイサーと戦う事になった俺、部長に理由を聞いたらバイサー辺りが俺の修行相手には丁度いいらしく、弱い俺を実践の中で鍛えるとか。

 因みに、この案はミルたんから出されたらしく、俺は暫くミルたんをジト目で見ていた。

 まあ、やる事になったなら仕方ないと諦めて、気持ちを切り替えよう。

 あ、試合は勿論放課後の旧グラウンドでやる事になった。

 今は使われなくなり草が生えまくってる場所だ。

 

「立会人は私がするわ。」

 

 部長が一歩前に出た。

 

「ルールは殺しは絶対ダメで、どちらかが気絶したり参ったって言ったらその時点で終了よ。何か意見は?」

 

「ないっす。」

 

「こっちもよ。」

 

「なら、始め!」

 

「ブーステットギア!」

 

 《Boost!》

 

 俺は直ぐに籠手を出し倍加させたが、倍加した瞬間目の前に玉が放たれていた。

 

「ぬおうわっ!?」

 

 何とか回避したが、玉が当たった場所がえぐれていた。

 

「ま、マジで危なかった。」

 

「あら?休んでていいのかしら?」

 

「へ?」

 

 いつの間に放ったのか、今度は三つが飛んできた!?

 

「おわっと!危ねぇ。」

 

 俺はそれをギリギリの所で回避した。いや、マジで避けなかったら死ぬ。

 

「へー、マグレって訳じゃなさそうね。」

 

「くっ。」

 

 《Boost!》

 

「更に!」

 

 《Boost!》

 

「今だ!」

 

 《explossion!》

 

「ウラァ!」

 

 俺はブーステットギアを使い力を上げ、一気に距離を取り、バイサーに殴りかかったが、軽々と回避しやがった。

 

「おっと、危ない危ない。当たってたらやばかったわね。」

 

「ゴフ!」

 

 ガラ空きの腹に衝撃と痛みを感じ、俺の体は軽々と横側に投げ飛ばされるかの様に飛ばされた。

 

「ぐっ!」

 

 立ち上がろうとしたが、首筋に鋭い刃物の様な物を感じ、動けなかった。

 

「うっ。」

 

「私の、勝ちね。」

 

「ま、負けました。」

 

「そこまで!この勝負バイサーの勝ちよ。」

 

「お疲れ様。二人とも戦ってみてどうだったかしら?」

 

「全然弱いわね。」

 

「うぐ!」

 

 き、キツイことを平然と!

 

「でも、ここ一番の根性は凄かったわね。貴方が戦い慣れていたらもう少しいい戦いになっていたでしょうね。」

 

「バイサー。」

 

「皆でバイサー、バイサー言わないでくれない?今の私は、源花よ。悪魔だけど心は人間よ。」

 

「わ、わりぃ。」

 

 そうだよな、心機一転しようとしてんだもんな、いつまでも呼んでちゃ悪いよな。

 

「花さん、これからよろしく!」

 

「ええ、こちらこそ。」

 

 俺たちは握手を交わしてその後、家に帰った。

 その数日後、俺は一人の聖女と出会い、そして巻き込まれて行く。




(小説を)書いていいのは叩かれる覚悟のある者だ!

はい、皆様どうもお待たせしましたトキオです。うん、すまんかった。
いやね?リアスのキャラをどうしようとか、バイサーはどうしようとか考えてそうだ、ご都合主義で行こうと考えついたのが、この上の文になります。
さて、何故バイサーを生かしたか気になる方もいるでしょうしお答えします。
私はキャラの死亡が嫌いです。とっても嫌です。
しかもミルたんは魔法少女と言う子供達に夢を与える役割があるので殺しはご法度なのです。何故なら、どんな免罪符をもってしても人や悪魔などを殺したら人/悪魔殺しになります。しかも、それはどんな些細な事であれ必ず憎しみがまた憎しみを生みそして、殺すと言うエンドレスに陥るからです。
だから、この小説内ではなるべく殺しませんし、敵でも助けます。その為、レイナーレとの会話を増やし、安易に殺させない様にしましたし、殺さない様に仲間も敵味方関係なくバンバン増やしますし、その為のオリジナルのキャラ設定も付けます。
その為、綺麗なフリードが出来上がる可能性もあります。
うん、新たな設定はこんな物かな?さて、辛気臭い話は終わりにして次回予告に行きましょう!

次回!第9話 聖女アーシアと古びた教会

お楽しみに!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。