ハイスクールD×Dの憑依し最強漢女   作:九流トキオ

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第9話 聖女アーシアと古びた教会

 花の転校から数日後の休み。

 俺は彼女と真紅と黒歌の服を買いに花と外に出ていた。勿論、真紅と黒歌は留守番だ。

 何故かって?黒歌は露出が高過ぎるから絡まれるだろうし、真紅は人形サイズだからばれたら大事になる。花なら、普通の服を持ってるからまだ何とかなるからだ。

 

「ふふ、買い物なんて初めてよ。」

 

「そっか。なら、沢山歩こう。俺が案内するよ。」

 

「でも、お金はいいのかしら?」

 

「大丈夫。これでも蓄えはあるから。」

 

 そう、通帳には沢山お金が入ってる。何故かって?それは、真紅が発明した作品をグリゴリに売り付けたり、やたら多いこの地区のはぐれ悪魔を倒し、サーゼクスさんから賞金を貰ったりしている為だ。

 因みに、グリゴリに感知されてない真紅の技術は凄いと思った。

 それから、ディーネだが、片栗粉を入れた水の中で鍛えているらしく、かなり力はついて来たが、まだまだ俺にはかすりもしない。

 ショッピングを楽しみ休憩をしようとあるバーガーショップに寄ったら、何とイッセーが金髪の女性を連れ込んでるじゃないか!俺は犯罪を犯す前にイッセーを公正せねばならぬと決め、イッセーに近寄り、間近で声をかけた。

 

「イッセー、女性を連れこんで何をするつもりだ。」

 

「へ?!? ウギャァァァァァァァ!?!?化け物ォォォォォ!!!」

 

「誰が化け物か!」

 

「グハッ!ゲホ!ゴホ!」

 

 人の顔を見て化け物と言った不届き者に正義の鉄拳を食らわせたら、イッセーは咳き込みながら地面に沈んだ。

 

「ぐおおぉぉぉ。」

 

 痛みにのたうち回っている姿は陸に打ち上げられた魚の様だった。

 

「あ、あの、貴方、は?」

 

 シスターらしき人が俺の姿を見たら固まった。まあ、こんな巨体の男がいたらそりゃ驚くだろう。

 だから、優しく言おうとしたが、驚いた表情を見せ、その顔は信じられない者を見ている顔だった。

 

「俺の名前は源武。ミルたんって呼んでくれ。イッセーの親友だ。」

 

「一誠さんの?」

 

「ああ。なあ?イッセー。」

 

「ぐ、ぐぐ。あ、ああ、そうだよ。」

 

 地面にもたれながら苦しそうにイッセーは頷いた。てか、そんなに強くはやってないはずだが?

 

「あ、あの、大丈夫ですか?一誠さん。」

 

「心配しないで。ようやく痛みが引いてきたから。」

 

 イッセーはゆっくりと立ち上がり笑いながら元の椅子に座った。

 

「さて、何してたの?」

 

「ん?ああ、アーシアが迷子になってたから案内ついでに町を練り歩いていたんだ。そうしたら腹がへったからここで食事をしている最中にミルたんが来たってわけ。」

 

「なるほどな。俺は遂にイッセーが犯罪を犯したんじゃないかと思ったぞ。」

 

「ミルたんは俺を何だて思ってんだよ!しかも遂にって遂にって何だよ!」

 

「変態。」

 

「ぐっは!?せめて紳士を付けてくれよ!」

 

「じぶんで変態の部分は訂正しないの?」

 

「は!しまった!!いつもの癖でつい!」

 

「いつも言われてんのか。」

 

「と、ときたまだい!」

 

「説得力がないぞ?」

 

「がっは!」

 

 イッセーは大げさに倒れた。うん。はたから見たら変態だよ、それ。

 

「ふふふ。本当に仲良しさんなんですね。羨ましいな。」

 

 アーシアは寂しそうな顔をしながら呟くようにそう言った。

 アーシアに何があったか分からないけど、アーシアには全体笑顔が似合う。だから。

 

「何言ってんだよ。俺達はもう友達だよ。なあ、イッセー?」

 

「ん?ああ、勿論だ!と、言うかアーシアは違ったのか?」

 

「え?」

 

 イッセーの言葉にキョトンとした表情のアーシアにイッセーは笑いながら声をかけた。

 

「いっしょに遊んで、いっしょに食べて、いっしょに楽しめたならそいつとはもう友達なんだぜ!」

 

「ほ、本当に?」

 

「ああ!な、ミルたん。」

 

「ああ。勿論!」

 

 俺達の言葉に心をうたれたのか、アーシアはポロポロ涙を流した。

 それを見たイッセーはオロオロし始めたが、面白いので黙っている事にした。

 

「え!?俺何か変な事言ったかな!あーと、えーと!!」

 

「ち、違うんです。私、こんな事言われたの初めてで、だから、嬉しくて。」

 

「アーシア。」

 

「イッセー。俺は行くからキチンと見てやれよ?」

 

「ああ。分かってるよ。」

 

 俺はイッセーに確認をしてその場を後にした。

 

「花、ありがとうな。黙っててくれて。」

 

「別に構わないわよ。それから、あの子、教会関連だとすると一誠と敵同士になるかもしれないわよ?」

 

「大丈夫だよ。イッセーならきっと何とかするさ。」

 

「ずいぶん信頼してるのね。」

 

「まあ、ね。これでもイッセーには助けられた身だからね。」

 

「貴方が?一誠に?」

 

「うん。そうだよ。」

 

 そう、俺はイッセーに助けられてるんだ。

 まあ、たったの一回だけだけどな!

 

「ふーん気になるわね。」

 

「その話は今度。さあ、ショッピング再開だ。」

 

 その後、ショッピングを楽しみ、家に帰る途中、堕天使と遭遇した。

 

「たく。あの子ったらどこに行ったのよ。」

 

「堕天使!?」

 

 初めに気付いたのは花であり、その後気を探り堕天使だと分かった。

 

「ん?あら、悪魔と人間が一緒なんて不思議なこともあったもんね。」

 

「お前は?」

 

「あんたに名乗る義理は無いね。それより、私の姿を見られたからには仕方ないね、カワラーナ、ミッテルト、 相手をしてやりなさい。」

 

「了解。」

 

「了解っす!」

 

 堕天使の後ろから、2人組の美女が現れそれぞれ武器を構えた。

 

「ミルたんは下がってて。こいつらは私が。」

 

 俺の前に花が立ち、堕天使2人組と対峙したが、俺は花を手で止め先ず話し合いをする事にした。

 

「君達は何の為に戦うの?」

 

「お前は何を言ってるっすか?」

 

 ミッテルトと呼ばれた堕天使はこちらを馬鹿にしたような、そしておちょくるような口調で話した。

 

「そうよ。人間なんかに話すことなんて無いわ。ミッテルト、カワラーナ私は準備があるから先に行くわ。貴方達は彼等を殺してから来てちょうだい。」

 

「ええ。」

「分かったっす!」

 

「それじゃあ、さようなら。」

 

 堕天使はこちら側を向かずにその場から去って行き、残りは俺達と堕天使側の2人が残った。

 

「さて、どっちをやる?」

 

「ウチはあの巨漢をやるっす!」

 

「なら、私はこの悪魔ね。」

 

「ガッ!?」

 

「花!」

 

 突如として飛んできた盾上の光の壁が花を襲い、吹き飛ばした。

 俺は直ぐにその場に行こうとしたが、ミッテルトに止められた。

 

「おっと、行かせないっすよ!お前の相手はウチっす!」

 

「今俺は魔法少女じゃないんだかな。まあ、いい。気をつけろよ?こっち側の方が強いんだぜ?」

 

 俺は瞬動を使い後ろに回り、首を絞め気絶させた。

 

「何されたかさえ分からなかったろ?ま、悪く思わないでくれ、無益な争いは好きじゃ無いんだ。」

 

 俺は、ミッテルトの服を見えない程度に破き、手足を固く縛った。

 

「さて、花の方に早く向かわないと。」

 

 俺は急ぎ花の元に向かった。

 花の元に向かった俺が見たのは、苦戦しているらしく、服がボロボロになった花がいた。

 

「花!大丈夫か!」

 

「ミルたん?」

 

「な!?ミッテルトはどうした!」

 

「向こうでお寝んねしてるよ。」

 

「な!?く!」

 

「きゃ!?」

 

「ぐっ!」

 

 次の瞬間閃光弾でも投げたのか目を開けられない程の光が辺りを包み、気がついた時には、2人ともいなくなっていた。

 

「だ、大丈夫か!」

 

「傷は酷いけど何とかね。」

 

 俺は直様回復魔法を使い傷を治した。

 

「どうする?」

 

「・・・・帰ろう。場所が分からないのに傷だらけで歩いてたら補導されちゃうからね。」

 

 花は俺の提案に頷き、放り出していた服を回収し家に帰った。

 帰った後、使い魔達に叱られたが、心配しているのが分かるからされるがままにされ、1日が終わった。

 

 *

 三人称SIDE

 

 町外れにある古びた教会。この教会の中に2人の男性と1人の女性が話をしていた。

 

「ちっ。」

 

 女性は機嫌が悪そうに辺りをうろうろしており、少し殺気も出ていたが、そんな女性に1人の男性が近付き話をした。

 

「今日は随分機嫌が悪い御様子で。」

 

「うるさいわね。あのガキの言葉が思い出すだけよ。」

 

「ふーん。ま、別に構わないが。しかし、どうも運命は俺の事が嫌いらしい。俺が魔の物達の下に着く事になるとは。」

 

「貴方、裏切らないわよね?」

 

「やれやれ、ご心配なくお嬢様。契約が切れるまではお互いにできないだろ?」

 

「まあ、ね。それより、私の敵は貴方の敵よ。貴方の感情有無は関係ないから。」

 

「わかってるさ。」

 

「おい、てめえあいつには手を出してないだろうな。」

 

 話に割り込む形にもう1人の男が口を挟んできた。

 

「勿論よ。貴方もあの子が死なないように頑張りなさいよ?フリード。」

 

「チッ!分かってる。」

 

「そうそう、生贄だけど今日着いたみたいよ?入って来なさい。」

 

「は、はい!」

 

 緊張をした面持ちで修道服を来た金髪の女性がその中に入って来た。

 

「な、に!?」

 

「運命、ね。」

 

 その少女が入って来てからフリードは目に見て分かるほどに動揺をしていた。

 

「アーシア・アルジェントです。本日からこちらに配属されました!よ、よろしくお願いしましゅ!」

 

 緊張をしていたためか、下を噛んでしまいアーシアはうずくまっていた。

 

「アーシア、今日は遅いからもう寝なさい。明日から働いて貰うから。」

 

「はい、分かりました!明日からよろしくお願いします!」

 

 元気よく挨拶をして一礼してから扉から出て行った事を確かめたフリードは女性に詰め寄った。

 

「てめえ!どういう意味だおい!」

 

「あら?何かしら?それからその手を離しなさい。妹さんがどうなっても良いのかしら?」

 

「ぐっ、レイナァーレ。」

 

 フリードは歯が欠ける程歯を食いしばり殴りたくなる衝動を抑えた。

 

「七夜、フリードが反抗したら容赦なく殺しなさい。」

 

「それは命令かい?」

 

「当たり前よ。」

 

「なら、従わない訳がないな。」

 

「私は準備があるから。」

 

 レイナーレはそう言うとその場から立ち去っていった。

 

「くそ!あのババアが!」

 

「やれやれ参ったねどうも。」

 

 男達はそれぞれの悩みに頭を抱えながら一日が過ぎて行った。

 




死ぬ為に行く訳じゃない。死なない為に行くんだ。

てな訳で!はい、どうもお久しぶりです。トキオです。
うん、先ず初めに遅くなってすまんかった。
スランプに入ってしまい更に、他の方の小説を読みふけってたんだ。
さてさて、これからも遅くなりますが、その時はまあ、ダメになってるんだなぁって思って下さい。はい。
あ、気になってる方もいるかと思いますので、説明をしますが、後書きの初めの言葉は私が名言だなぁって思った物を乗せています。たまに言葉を変えたり自分で考えた言葉を使ったりしてますが。
そうそう、名言を探しているうちに戯言シリーズなる物を見つけましてね?中々に良い名言がありましたのでネットで注文しました。
うん、全9巻のセット物を買いました。高かったよ。
まあ、何が言いたいかと言うとまたまた更に遅くなりますと言う事です。
すみません。
さて、謝罪はここまでにいたしまして、UA6564、お気に入り30件!皆様ありがとうございます!見て下さる方がいるのはやっぱり嬉しい限りです。まあ、投稿ペースは相変わらずですが。
でも、初!6000超えは素直に嬉しい事です。更にコメントが増えれば嬉しいかな?(チラチラ

まあ、何はともあれ次回予告に行きましょう!

次回!堕天使達の目論見!狙われたアーシア

お楽しみに!
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