堕天使達に襲われた翌日。
学校が終わりオカルト研究部に顔を出した俺が見たのは、イッセーがグレモリー先輩に怒られている場面だった。
「何で教会なんかに向かったの!」
「いや、俺は。」
「アーシアって子を送る為はもう聞いたわ。私が言いたいのは何故、悪魔の敵でもある聖堂者と関わったかよ!」
「ミルたん先輩。」
状況が掴めない俺の元に小猫ちゃんがやって来た。
小猫ちゃんとは初期の出会い以降俺が作るお菓子の虜になってしまったらしく、よくねだられる為常備持ち歩く事になったが、美味しそうに食べてくれる為苦ではない。
そんな小猫ちゃんが心配そうな顔で俺の元にやって来た。
「どういう状況なの?」
「イッセー先輩が悪魔であるにも関わらず、悪魔の敵である、教会の人と会っていたらしいんです。部長はそれで注意を。」
「成る程、な。ねえ、グレモリー先輩。」
「何かしら。」
見かねた俺はグレモリー先輩に声をかけたら、グレモリー先輩は機嫌が悪そうにこちら側を向いた。
「イッセーはまだ悪魔になったばっかり何でしょ?なら、多少は仕方ないんじゃない。それに、イッセーは親切心からやった事だし、それとも悪魔が優しくしちゃいけないって言う条例があるの?」
「・・・・はあ、分かったわ。ごめんなさいね、イッセー。でも、くれぐれも気を付けてね。」
「は、はい。すいませんでした。」
俺の言葉にグレモリー先輩は溜息をつきながらイッセーに謝り先程とは違い優しく注意をした。
「俺は邪魔になりそうだから失礼するわ。」
「ええ、そうね。来てもらって悪いけどそうしてもらえるかしら?」
「分かった。」
俺は邪魔にならない様に早々にオカルト研究部から出て行った。
この問題は俺は邪魔になるからだ。
*
イッセーSIDE
俺は今自転車で依頼者の元に向かってる。
え?魔法で行かないかだって?はは!魔力が少な過ぎて無理なんだとさ!畜生。
てな訳で俺は今自転車で向かっているのです。
場所に到着するとそこにはボディービルダーの様な体つきをした男性がそこにいた。
スッゲー怖えよ。
「あ、あのぉ。」
「ん?誰だあんた。俺は今忙しいんだ。」
「いや、えーと。依頼の件で来ました兵頭です。」
「何ぃ!あんたがが!まだガキじゃねえか!」
男の人は胡散臭そうに、そして信じられなさそうな表情をしていたから俺はキチンと説明をした。
すると多少なりとも納得してくれたのか、邪魔者扱いは消えた。
「依頼内容は何でしょう?」
「ん?ああ。実は、俺と戦ってもらいたくてな。」
「あ、悪魔とですか!?」
俺は驚きを隠せなかった。
「そこまでして戦いたいんですか!?」
「ああ!どうしても勝ちたい人がいるからな!」
「勝ちたい人?」
「ああ。連戦連勝負けなしの猛者、紅美鈴だ。」
「紅美鈴?」
「知らんのか!?」
「あ、ああ。」
依頼者さんは暑苦しい顔を近付けてきて正直凄い気持ち悪かった。うん。
「坊主!だったら案内してやるよ!」
「え!?いや!あの!!」
俺の言葉を無視して依頼者さんは手を引っ張って行ったってか、振り払えない!?
俺は自分の弱さを痛感する事になった。
そして、街から少し離れた場所の道場の様な場所に着いた。
「ここは?」
「ああ、美鈴さんがやってる道場だよ。入門者は後を断たないのに厳しすぎるから1週間も立たずに去って行ってしまうんだ。そして、強さと可憐さを整えてある容姿もあって道場破りが頻繁に来るんだ。」
「成る程。てか、良い加減離してもらえませんか?」
「ん?無理だ!」
「何故に!?」
「ここは変更して俺の勇姿をあんたに見てもらうぜ!悪魔のにいちゃん!」
「何故急にフランクに!それに俺の名前は兵頭一誠です!」
「そうか!なら行くぜ!」
「少しは話をぉぉぉぉ!!」
俺に選択の余地はないらしくやけに力が強いこの依頼主に従うしかなかった。俺、悪魔だよ?
「たのもー!」
元気な声と共に中に入ってみると外より中の方が広く感じる程でその中央に仁王立ちをした赤髪の巨乳おっぱいがあった。
「うほ!いいおっぱい。」
「やっぱり胸だよな。」
「おっさん。」
「俺はまだ二十代だ小僧。だが、話がわかるな。」
「勿論だぜ。」
「「おっぱいは正義であり絶対的存在!」」
俺たちの魂は一体となり道場に鳴り響いた。
「ふあ?あー道場破りですか?ならお金を。」
「あ、はい。」
「え!そう言うプロセス!?」
「ん?そちらの方は?」
「あ、付き添い?です。」
「何故に疑問、系。」
ん?何だ?俺の顔を見た途端急に固まり出したぞ?
「貴方は、成る程。」
「え?何?」
「フッ!」
唖然としている俺を余所に急に姿が消えたかと思えば後ろからドスッとした音が聞こえそちらの方を向くと白目を出して倒れている依頼主がいた。
「え?な、え?」
俺は今何が起こったか理解する事が出来なかった。急に消えたかと思えば依頼主が後ろで倒れ、美鈴さんは俺の前にまた突然現れた。
それだけしか分からなかった。
「さて、邪魔者は消えましたね。赤龍帝さん。」
「!?何で!」
「やっぱり、ですか。ドライグは起きてますか?」
俺は驚きを隠せなかった。
何故なら初対面な筈なのにこの事、赤龍帝の籠手の事を知っていたからだ。
「成る程、ドライグはまだ起きてないと。」
「あんた、何者。」
「あはは。まあ、妖怪ですよ。ただのしがない、ね。」
「妖怪?」
「はい。」
「まあ、分からなかったら悪魔達と同じく長生きする者とでも思って頂ければ。」
「えーと、それで何で依頼人を気絶させたの?」
「え?貴方は戦いに来たんじゃないんですか?」
「いやいや違いますよ!」
「あれ?知らないんですか?龍の因子は戦いを呼ぶんですよ?」
「え!?そうなんすか!」
ぜ、全然知らなかった。
「まあ、ドライグが目覚めていないのであれば仕方ないですね。」
「でも、戦いを呼ぶってどういう意味なんですか?」
「龍の力は偉大です。その力を求め、或いは手に入れる為、戦う為貴方は否が応でも戦いに身を投じる事になるでしょう。貴方の力は精々下級悪魔の下の下程度です。その程度なら直ぐに殺されてしまうでしょうし、大切な人を助ける事も出来ませんよ。」
「!?」
俺はその言葉を聞き拳を強く握った。
確かに、このままだと夕麻ちゃんを救う前に殺されてしまう。そんな自分が情けなくて、悔しくて。
「ふう。仕方ありませんね。赤龍帝さん、上着を脱いで上半身を脱いで下さい。」
「ふぁ!?」
え!何々何で!?ま、まさか痴女!?
「? どうしたんですか?」
美鈴さんは首を傾げている。ならば違うのか!いや、だがしかし!もしかしたら、ひょっとしたら!
「赤龍帝さん?」
よーし、落ち着け俺!深呼吸をして静かに聞くんだ。
「な、何ででしょう。」
「ん?貴方の中に眠るドライグを目覚めさせる様に刺激を与えようと、服は邪魔なだけなので。ああ、安心して下さい。下半身を脱げって言っているわけじゃありませんから。」
はあ、そうですよねー。
「どうしたんですか?そんながっかりそうな顔をして?」
「あー、いえ。何でもないです。」
俺は沈みながらも服を脱いだ。
「それじゃあ此方に背中を向けて下さい。」
「はい。」
言われた通りに背中を向けると柔らかい手の平の感覚を背中に感じた。
てか、微妙に暖かい。
「さて、少し荒くなりますから耐えて下さいね。」
「へ?!?!!?」
戸惑ってる俺の体の中に何かの渦が巻き上がり、体の中を這いずり回っている。
「これ、は!」
急な体の急変にびっくりしてるのか、その感覚はうねうね動き、それと同時に鼓動が速まり、ある欲求に駆られた。
‘‘戦いたい、敵を殺したい”
興奮の物質が出ている為か体は火照りさらに鼓動が速まり、息苦しさを感じた。
「頑張ってください。」
美鈴さんの力強い声が聞こえるが、今はそれどころの話ではない。
更に鼓動が速まり張り裂けそうだ!
しかも、それだけじゃなくもう一つの鼓動が聞こえてきた。
それはゆっくりとゆったりとした速さでかなり羨ましかった。
それを感じると共に俺の意識は途絶えた。
*
美鈴SAID
私は退屈していた。
まあ、楽して稼ぐ事ができますから嫌には成らなかったですが。
そんな私の元にいつもの金ヅルもとい挑戦者がやってきた為あしらおうとしていたのだが、彼の隣にいる少年、年は16歳位の年齢で悪魔の力とそしてその内の中には大きな力の渦が回っていた。
直ぐには分からなかったが、話をしたら分かったのだ、彼が今回の使い手だと。
そして、力の弱さに心配になり、しかもまだドライグが起きていないのだという。
これでは直ぐに殺されると考えた私は力を入れ無理矢理ドライグを起こす事にし、私の力を少し分け与えドライグの気に干渉し欲求を高めた。少年が苦しみ出したがこればっかりは仕方ない。
私は声をかけながら膨大な力を浸透させ慣れさせた。
ビクンと痙攣と共に少年は倒れ次に目を覚ました時は先ほどより力が上がっていた。
「ぐっ、一体何だ突然。」
「私を覚えていますか?ドライグ。」
「あん?な!?美鈴、か!?何でここに!」
少年はこちらが可笑しくなる位の驚き方をした。
「覚えていた様ですね。」
「ここは、何で俺が外に?」
「貴方の精神に直接刺激をして無理矢理外に引っ張り出しました。」
「あ、相変わらず無茶苦茶だ。」
「おや、貴方には言われたくないですね。どっちが私に告白するかで辺りを平地にする程の喧嘩をしていた貴方が。」
「む、昔の話だろ!」
「はあ、小さい頃はまだ可愛げが。」
「うっせー!!」
ウガーっと体全身で表現をしていたのは少し可愛いと思ってしまった。
「さて、昔話に花を咲かせたい所ですが、長くなるので次にしましょう。ドライグ、今赤龍帝さんはどうなっていますか?」
「あ?相棒か?俺が作った空間で目を回してるぜ。」
「そうですか。起こせそうですか?」
「んー、やってみないと分からないが多分大丈夫だと。」
「そうですか、なら、起こして下さい。ただし、貴方は下がっては駄目ですからね。」
「また無茶な事を。」
「出来ない訳ではないなら出来ますよ。」
「分かったよ。」
ドライグは目を瞑り集中している見たいですね。さて、こちらも準備をしますか。
*
イッセーSAID
暖かい光が俺を包み込む。
気持ちいい感覚が俺を更に奥に沈ませる。
「起きろ。おい起きろ。」
誰かの声が聞こえるが俺は目をさます事が出来なかった。
「早く起きろ。相棒にはまだやる事が残っているだろう。」
やる事?そんなのどうだっていい。今はただこの感覚をもっと味わっていたい。
「いい加減起きろ!」
「ぬわあぁぁぁぁ!?」
突如襲った暴風に煽られ無理矢理起こされた。
「な、何だ何だ何なんですか一体よぉ!」
俺はぼやけながら少し混乱していた。
いやね、いきなり真っ赤な空間に入られたら誰だって驚くよね?
「上だ。」
「上?」
声を聞き上を見上げたら、巨大な龍がいた!?
「ギャアァァァァァァ!?食われるゥゥゥゥゥ!!」
「誰が食うか!」
「のわっ!?」
怒りの声と共に再び吹き飛ばされた。
「うぅぅ、目が回るぅぅ。」
フラフラしながらも正面で見るとその姿には見覚えがあった。
「へ?まさか、ドライグ、か?」
「ああ、そうだ相棒。」
俺の目の前には赤い龍のドライグがいたってか、いきなり目の前には出ないで欲しい。
「俺、どうして。」
「相棒、行くぞ。」
「へ?行くってどこに?」
「ついてからのお楽しみだ。」
ドライグはニヤリと笑うと俺を鷲掴みにした。
「ん?鷲掴み?あのー、ドライグさん?何で鷲掴みなんでしょうか?」
「歯を食いしばってろよ?」
「何が!?!?!?」
突如突風が顔を直撃して更にドライグが早い為空気の膜が出来、息が出来ない!
暫く風邪を感じていると、不意に目の前に美鈴さんが現れた。
「戻ったぜ。」
「おかえりなさい。如何でした?」
「ああ、成功だ。」
俺は喋ってないのに口が勝手に動いた!?
「ちょちょ!これ一体何なんすか!てか体が動かない!?」
「相棒よ。お前の意識だけを起こし、体の精神は俺が使ってんだ。ま、分からなかったら意識はあるが体が動かせ無くなってるって思っておけばいい。」
「そのまんま!?それに何でそんな事を?」
「戦いは最高の修行ですからね。ドライグと私が戦いますから貴方は貴方の体で直に闘いの感覚を掴んでください。ドライグと貴方は繋がってますからドライグの動きはそのまま貴方の動きになるでしょう。」
「御託はいいから早く始めようぜ!」
「分かりました。それでは始めましょう。勝敗はどっちかが降参するか動かなくなるまでです。」
「分かった。なら、こっちから行くぜ!」
そう言うと俺の意思とは関係なく体が動いた。
「Boost!更にBoost!んでもってギフト!」
力が上がったかと思ったらその力が体全身に行き渡り自分の体でない様に軽かった。
「せいっ!」
ドライグは足に力を込め思っ切り蹴ったら、まるで風に乗ってるかの様な速さで美鈴さんに近づき威力を落とさずに蹴りを繰り出した。
「フッ!」
しかし、美鈴さんはそれを躱し直ぐに足を掴み投げ飛ばした。
「ぐっ!だっら!!」
物凄いスピードで後ろに投げ飛ばされたのだがドライグは、開発中のドラゴンショットを放ち、壁に当たり爆風が起こった。
ドライグはその爆風を利用して体勢を立て直した。
すっごい痛い。
「ほう、その体で中々に。」
「ふう。力を上げてなかったらヤバかったな、ありゃあ。」
「さて、次はこちらから行きますよ。」
美鈴さんはダッと走り鋭いストレートを出し直ぐに中段蹴りを繰り出した。
「グオッ!?ガアァァ!!」
ストレートをくらってしまったが中段蹴りは片腕で防ぎ逆に上段蹴りを逆に当てた。
「ぐっ!」
「まだまだァァ!!」
「シッ!ハッ!!」
ドライグは上段パンチの連打に回し蹴りをお見舞いしたが美鈴さんから出た白っぽい衝撃波が出てドライグは怯んだ。
「グオッ!」
「ヤッ!ハッ!」
「ガッ!?」
その隙に美鈴さんは蹴りを腹部にめり込ませ回し蹴りをくらわせた。
俺の体は車に撥ねられた様に後方に飛ばされた。
「ぐほっ!?」
今度は間に合わなかった様で直接地面に叩きつけられた。
「ゲホゴホゴホ!!」
「手加減はしましたが大丈夫ですか?」
「ぐうぅ。い、痛いっす。」
「まあ、訓練ですか。さて、もっとやりたいところですが貴方も他にやる事があるでしょう?」
「へ?・・・・・あ!他にも行く場所があったんだった!ドライグ!体返してくれ!」
「うお!?あ、相棒!?暴れるな!分かった!分かったから!」
適当に暴れていたら、体の感覚が戻って行った。
「それじゃあ失礼しますね!」
「またいつでも!」
俺は美鈴さんに別れを告げ直ぐに次の依頼人の元に向かった。
てかあれ?何か忘れている様な・・・・気のせいだな!
*
イッセーSAID
さて、次の依頼人の家はあそこだな。
〈相棒、気をつけろ。〉
「うお!?こ、声が?」
〈ああ、目覚めたからな。相棒、念じるだけで会話出来るから基本そうしてろ。〉
〈こ、こうか?〉
〈そうだ。相棒、中から血の匂いと誰かいる。それも今の相棒だとどうやっても敵わない敵がな。〉
〈マジか!急がないと!〉
俺はドライグから話を聞き、急いで家の中に入って行った。
「うぐっ!な、何だこの匂い。」
〈相棒、左側の扉の中だ。〉
ゴクリと唾を飲み、俺はゆっくりと扉を開いた。
開けた場所にあったのは、十字架に縛り上げられた血塗れの男性だった。
「う、うわあぁぁぁ!!!!」
「あん?チッ。誰か来ちまったか。」
俺は腰を抜かし床に倒れ込んだ。歯が震え足が動かない!
「あー、てめえがこいつの叶える悪魔かよ。」
「な、なな、何で、殺して。」
「あ?殺してねえよ。ただまあ、血を流しすぎてるから早くしないと分からないがな。」
「フリード神父様今悲鳴が!」
ドタドタと1人の少女が入ってきた。
俺はその素顔を見て目を見開いた。
「キャアァァァ!!フリード神父様!?何を!」
「チッ!面倒な!こいつは悪魔に願いを叶えてもらおうとしていたんだ。だからお仕置きおな。」
「だ、だからってここまで?い、一誠さん!?何でここに!」
「アーシア、こいつの知り合いか?」
「は、はい。お友達です。」
「そうか。だが、そいつは悪魔だ。」
「え?う、嘘ですよね?優しい一誠さんが悪魔なんて。」
「あ、いや、その。」
俺はアーシアの顔が見れなかった。
騙していた罪悪感とその他の感情が入れ混じってどう言ったらいいか分からなかった。
「アーシア、すまない。」
「え?ウッ!?」
フリードと呼ばれた男の姿が消えアーシアの呻き声が聞こえたと思ったらアーシアが倒れた。
「お前!何を!」
「貴様、一誠とか言ったな。アーシアを助けたいか?」
「は?何を言って。」
「明日0時までに町外れにある廃教会まで来い。レイナーレの奴がアーシアから神器を取る儀式を行う。神器を取られた者は例外なく死ぬ。もし、アーシアを助けたかったら0時までに来ることだ。」
「あ、あんた、何で。」
「あいつは優し過ぎる。あんなクソ女の所にはいちゃ行けねえんだ。てめえが本当にアーシアを助けたいんなら精々頑張ることだな。」
俺たちが話していると突如魔法陣が出てその中からオカルト研究部の皆が現れた。
「イッセー!大丈夫!」
「部長!?何で!」
「嫌な気配を感じたから急いで来たのよ。」
「はあ、ウッゼェなぁおい。ここは悪魔の巣窟かってんだ。」
「貴方は?」
「はぐれエクソシストのフリード・セルゼン。てめえら悪魔の敵だよ。それより早く離れなくていいのか?」
「何ですって?」
「!? リアス!大量のエクソシストがこっちに向かってるわ!」
「何ですって!?くっ!小猫!イッセーをお願い!」
「俺はアーシアを連れて行かなくちゃならないからな。」
フリードはそう言ってアーシアを抱きかかえると何処かへと行ってしまった。
「アーシアァァァァァァ!!」
「朱乃!直ぐに飛ぶわよ!」
「了解です!」
そして、また何も出来ないまま1日が終わった。
貴女を助けに来たんじゃない!救いに来たんだ!
ドーモ、皆様お久しぶりです。トキオです。
お待たせしてしまいすいませんでした。
遅れた理由はまあ、あれですよ、ps4を買ったり艦これをやったり他の方の小説を見ていた事と創作意欲が湧かなかったためです。
ようやく一巻も終わりに近づいてきました!これからも頑張るのでよろしくお願いします。
UA8000越え、お気に入りあと1人で40!皆様本当にありがとうございます!作者の励みになってます!
さて、七夜やフリードの詳しい説明に入りましょう。
七夜
体を持たない生命体。
人に召喚される事により姿と形を得る。
強さは召喚者に依存しており、それ以上の強さにはならないが、戦闘技術やその他の技能は引き継がれる。
ある程度は自由に動けるし自身の意思もあるのだが、召喚者の命令には絶対に従う。
解除方法は召喚者の血を飲む事、しかし、七夜自ら傷つける事も触る事も出来ない為、取るには地面や壁など召喚者の手の届かない場所でなければいけなく、他者から召喚者の血を分けてもらう事も出来ない。
フリード・セルゼン
孤児院の子供で血の繋がりのない妹がいる。
妹とは孤児院で出会い妹はフリードを慕っておりフリードもそれに答えていたのだが、幸せは長く続かなかった。
悪魔が孤児院を攻め、ありとあらゆる物を壊して行ったのだ。
何とか逃れたフリードと妹とは街を転々としながら、そして妹とを守る為にフリードは剣にのめり込んだ。
だが、ちょっとした油断からレイナーレに妹とを人質にしたのだ。
その為フリードは仕方なくレイナーレに従うしかなかった。
妹とは悪い事が大っ嫌いな為フリードは自ら手を汚すたびに妹とに謝っている。
以上が2人の説明になります。
フリードはかなり設定を変えており、ほぼオリキャラと言っても過言ではない程となっています。
さて、今年もあと僅かになりました。
次、上げるのは年越し後になるか年内にもう一つ上げるかは不明ですが、先に言っておきます。
皆様来年もよろしくお願いします!
次回予告に移ります!
次回!第11話 アーシアを離せ!イッセー解放の戦い
お楽しみに!