magia storia   作:kptreko

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あけましておめでとうございます。

今年もよろしくです。


ちなみに書き方変えてみました。


読みにくいと思いますがおつきあいください。

では、始まります!


入学編5

次の日

 

 

 

「おはよう」

「おはよう、皐月姉さん。今日はご飯?パン?」

「ん、じゃあご飯で頼む」

「りょーかい」

 

 

 

あの地獄の学習タイムが終了したのが3時間前。今は午前7時。今朝食を作っている彼、矢瀬元晴は不思議に思った。

 

 

 

「何で僕より早く寝た皐月姉さんが、僕より遅く起きてるんだよ」

「こっちだって大学が大変なのにわざわざお前に付きあってやってるんだ。しかたないだろ」

「そうだけど...」

「あと、お前の要領の問題だ。私なら2時間で終わらせられる」

「皐月姉さんと一緒にしないでくれよ...」

 

 

 

納得がいかないと思いながら話をやめた。なぜなら、自分の無能性を明らかにされてる気分になるからだ。

朝食ができ、食卓テーブルへ持って行った。席につき、お茶をいれる。

 

 

 

「「いただきます」」

 

 

 

朝食を食べている時はあまり会話はない。普段は話す方である皐月も口数が少ない。皐月は朝が弱いのである。元晴もそれを思ってかあまり話しかけない。その結果必然、会話は発生しなくなる。

すると、ただのBGMとしてしか聞いていなかったテレビから興味深いニュースが流れてきた。

 

 

 

〈昨夜未明、岩手県にある第三日本軍ぎゅ..軍刑務所から大島和人囚人が脱獄したことが分かりました。大島囚人はなおも逃亡しており、首都圏を目指し南下していると予測されます。また......

 

 

 

(噛んだな...それよりも)

 

「軍刑務所から脱走ってできるんだね~」

「ん?...あぁ、第三軍刑務所は他のところより今はセキュリティが薄いらしいからな。他に協力者がいれば不可能ではないだろう」

 

そう言って皐月はお茶を飲む。

 

「へぇ~。って、それ結構危ないじゃん!!」

「うるさい!!朝から大声だすな!」

 

 

そうこうしている内に朝食をすませ、登校時間となった。

 

 

「じゃあ、皐月姉さん。ちゃんと食器は水入れといてね。今日も師匠のところに行ってくるから遅くなる」

「分かった」

「行ってきます」

「いってらっしゃい」

 

そう言って、家を出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学校が近づいてくると見知った2人が視界にはいった。

 

 

 

「おはよう、達也。深雪さん」

「おはよう、元晴」

「おはようございます、元晴さん」

 

 

 

それは、この学校で知り合った司波達也とその妹の司波深雪だ。

 

 

 

「そう言えば今日、受講登録日だったよね。達也たちはもう何を受けるか決めた?」

「あぁ、俺はもうだいたい決めたぞ」

「私もです」

「そっか....。はっきり言って、自分が何を受けていいかまだわからないんだよね~」

「元晴さんは、最近になって魔法と関わるようになったんですよね?」

「まぁ、自分の得意魔法を早く見つけてそれに関する講義を受講すればいい」

「そうだね...。とりあえず頑張ってみるか」

 

 

 

そういう話をしながら学校へ入っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

######

 

元晴が達也と深雪と登校している頃、矢瀬宅に一本の電話がきた。

家に一人残っている皐月はその電話主を見て、ため息をつき、電話をとる。

 

 

 

「はぁ...。もしもし」

『もっしも~~し!!さっちゃん?おっは~~~!!』

「朝からうるさいぞ、菜月。じゃあ、切るぞ」

『待ってよ~~!!』

 

 

スクリーンに映されたのは、皐月と元晴の姉であり、矢瀬家の長女である矢瀬菜月である。

昔の電話システムなら今の大声で耳がやられていただろう。それは、この時代までに発展した科学のおかげだろう。

 

 

 

「で?今日は何のようだ?」

『いや~、はるちゃんは学校?』

「あぁ、学校だ」

『そう。最近全然顔を見れてないのに...。はるちゃんは、魔法の実力はついたのかしら?』

「今、教えている最中だ。なかなか要領が悪いがな」

『もぅ~~~、そんないじわる言っちゃダメだぞ。.....まあ、昨年度の秋の論文コンペで[伝説の論文]を書いたあなたなら、十分な講義をできるでしょうね』

「やめてくれ、昔の話だ。用事はそれだけか?じゃあ、切るぞ」

『だ~か~ら~、待ってっていってるの~!』

「分かったから早く話せ」

 

普段明るい菜月の顔が真剣な面差しになる。

 

『はるちゃん...もう一人のあの子は大丈夫なの?』

「......まだ、現れてないな」

『そう...はるちゃんの魔法は特別中の特別だから。しっかり守ってね』

「生成魔法とあの固有魔法だからな...。あれを知られたら国軍や海外から狙われるな」

『だから、お願いね』

「それならお前がやればいいじゃないか。≪人形の魔女≫と呼ばれた最強の精神干渉系魔法の使い手が....。私は実戦向きじゃないんだ」

『大丈夫よ。あなたは十分強いわ』

「まぁ、こっちはまかせろ。話は終わりか?」

『もう一つ、ブランシュという組織が活動を活発にしているそうよ』

「ブランシュ....そうか、さっきの報道は」

『そうよ。大島囚人を手引きしたのはブランシュだと判明したわ』

「さすが日本国軍の拷問官」

『人聞き悪いこと言わないで!....目的は一高だそうよ』

「ふむ。用心させよう」

『それだけよ。じゃあ、はるちゃんによろしくね~』

「また」

 

 

そう言って電話は切れた。

 

 

 

 

 

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