ソードアート・アライブ   作:wasu

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俺も今日の夕食はカップラーメンにした。
明日から6連休だな。
SAOと勉強とあとは家事系をしなくてはならない忙しい6連休である。
腹がいっぱいになるとなんだか眠たくなってきた。

「俺も寝るか」

俺はベッドに寝転がり明日は何をするのかと思いながら眠った。

分かりづらい方は前話をご覧ください。
それでは楽しんで 第一章俺とアスナとSAO をご覧ください。


第一章 俺とアスナとSAO

2022年11月6日午前7時半6連休一日目の朝・・・・・・

窓の向こう側から小鳥の鳴き声が聞こえる。

なんて気持ちのいい朝なんだ。

こんなハッピーな日は滅多に無い。

いつもなら琴里はもう起きて朝の番組を見ている最中だ。

そろそろ朝ごはんの時間だから着替えて琴里の朝ごはんを作らなければならない。

部屋を出てリビングに向かう。

 

「おはよう琴里今日はいい天気だぞ」

 

「おおー!おはようなのだ!お兄ちゃん」

 

「うっ!」

 

俺は今、心底可愛いなどと思ってしまった!

殿町がSAOをプレイしている時に話していたことがよくわかってしまったのかもしれない。

 

「五河の妹、琴里ちゃんっていうんだっけ?あんな可愛い子と一つ屋根の下とかいいよなー」

 

「お前に妹がおったらそんな意見は出ないと思うぞ、それにあれは妹という生き物だ、女未満って書いて妹だろ」

 

「じゃあ・・・・・姉は?」

 

「・・・・・女市?」

 

「すげぇ!女性専門都市かよ!」

 

なんていう事をSAOプレイ中に話していた。そんなことを話していたのに俺は見境無いな。

 

 

 

「どうしたの?お兄ちゃん」

 

「え?あ、あぁ、なんでもない」

 

「喜べ琴里、今日の朝ご飯はハンバーグだ!」

 

「おおー!!」

 

俺はハンバーグ用のひき肉を冷蔵庫から取り出しフライパンを温めた。

ヘルシーにするためにオリーブオイルを大さじ2杯分フライパンに垂らした。

今日のメニューはハンバーグと白ご飯、シーザーサラダと琴里お気に入りのオレンジジュースだ。

 

「お昼ご飯は何?」

 

「そうだなー、琴里が決めてくれ」

 

「デラックス・キッズ・プレート!」

 

近所のファミレスで出しているお子様ランチだった。

 

「当店ではご用意できかねます」

 

「ええー」

 

大好物のチュッパッチャップスの棒をぴこぴこさせながら不満そうな声を上げる。

俺はふうと嘆息をつきながら肩をすくめた。

 

「・・・・・ったく仕方ないな、せっかくだしたまには外で食うか」

 

「おー!本当かー!」

 

「おう。そういえば琴里は何か用事でもあるのか?」

 

「9時から友達と遊ぶ約束をしてる」

 

「うーん、それならいつものファミレスで待ち合わせな」

 

琴里は興奮した様子で手をブンブンと振った。

 

「絶対だぞ!絶対約束だぞ!地震が起きても火事が起きてもファミレスがテロリストに占拠されても絶対だぞ!」

 

「いや、占拠されてちゃ飯食えねぇだろ」

 

「絶対だぞ!」

 

「はいはい、わかったわかった」

 

これぐらいの贅沢はしてもいいだろう。

まぁ、780円のお子様ランチが贅沢にあたいするのかわからないけど。

 

 

俺と琴里はいつものようにご飯を食べTVを見て笑い今日も普通の日が来ると思っていた・・・・・・・・・・・・・・

あんな出来事が起こるまでは・・・・・・・・・・・・・・

 

 

――――2022年11月6日午前10時14分――――

 

 

――――「よし、琴里も行ったみたいだし勉強も終わったし、SAOでもすっかな」

 

殿町に連絡していつSAOをするか決めるために電話したら「今すぐするぞ!!」と言われた。

 

俺は殿町とSAOをプレイするためにベッドに寝転がりナーブギアを頭にはめ、SAOを開始した。

 

『リンク開始、確認完了、ソード・アート・オンライン起動開始、ロード完了』

 

『ソード・アート・オンラインを開始します。』

 

俺が出てきたのは前回ログアウトした宿屋のベッドではなく、始まりの街”エディン”の中央にある広場に出てきた。

しかもそこには俺と殿町以外の”全プレイヤー”がいた。

どうやら俺らが最後のログイン者ということだ。

俺と殿町はハードコアゲーマー達がイベントか、緊急クエストみたいなのを公式ページに書かれていたのを見つけてログインしたものだと思っていた。

 

 

 

否・・・・・・・・・・・・その考えはすぐに否定された。

 

 

 

プレイヤーたちがざわざわしていると広場の北側の空中に黒いフードをかぶった正体不明の男が現れた。

 

「やぁ日本全国のハードコアゲーマー達よ、私の名前は”茅場晶彦”、このゲームの開発者だ」

 

さらにざわざわが大きくなる。

 

「ここに君らを無理やりログイン場所をここにさせたのはほかでもない、私のある提案を聞いてほしい」

 

ん?何だある提案ってまぁ悪くはなさそうだけど・・・・・・・・・・

 

「その提案というのは、今からこのゲームを現実と同じにしようと思う。死んでしまうと、現実での君たちの命も破壊される。簡単なことだ、諸君にとって、《ソードアートオンライン》はもう一つの現実というべき存在だ、ヒットポイントがゼロになった瞬間、諸君のアバターは永久に消滅し、同時に諸君らの脳は、ナーヴギアによって破壊されるということだ」

 

「ついでに言っておくと君らは今からログアウトできなくなり、外部からの強制ログアウトやナーブギアを外した瞬間君らの脳は焼けて死ぬ」

 

「なっ、そんなのデタラメじゃねぇか!」

 

俺の隣にいた殿町が言う。

それに続き他のプレイヤー達も罵声を茅場に浴びせる。

中には恐怖におののきその場に座り込む者もいた。

広場から逃げ出そうとする奴もいたがどうやら逃げられなっているらしい。

茅場がそのように設定したのだろう。

なにせ今の茅場はSAOの支配者といってもいい。

 

つまり今のSAOは・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

――――ゲームであっても、遊びではない

 

 

「この窮地から解放される条件はただ一つ、このゲームの第百層のラスボスを倒してゲームクリアすればよい、プレイヤー諸君の検討を祈る」

 

茅場は続けてそういって消えていった。

 

「お、おい五河!いったいどうなってんだ!」

 

「俺も今頭の中が混乱している、一回整理させてくれ」

 

「茅場はこの世界を俺らのもうひとつの世界にしたんだ」

 

「というと?」

 

「この世界でHP(ヒットポイント)がゼロになると俺らの脳は今頭につけているナーブギアによって破壊、つまり”死ぬ”ということ、そしてこのゲームは第百層にいるボスを倒すまで何ヶ月、何年で終わるかわからない死と隣り合わせのゲームってこと」

 

「なぁ俺たちこんなゲームの中で死ぬのかな・・・。俺はまだ死にたくないぞ」

 

「そんなの俺も死にたくないに決まってんだろ」

 

「お前はこれからどうする」

 

「俺は死なない、そして俺は・・・・・・・・・・このゲームから脱出する!」

 

「・・・・・俺にはそんなにたいした目標は無い。だが五河、お前についていけばハーレムが起こる気がする・・・・・。五河、俺はお前についていくぜ!」

 

「どんな理由だよ!!」

 

俺は文句を言いつつ、メインメニューを開きパーティーボタンを押し、相手の名前を入力するとその相手にPT申請が届くという仕組みになっている。

俺は殿町の名前を入力して申請した。

俺と殿町は今から一緒に行動するはずだっただが・・・・・・・・・・

 

「あっごっめん☆そういえば「girlfriend☆」に会う約束あるんだった!じゃ五河この話は無かったことに」

 

「ファッ!?・・・・・・・まぁいいや、今から俺とお前は別行動になるぞ。分かってるか?」

 

「わかってるよ。それじゃあな・・・・・五河、死ぬんじゃねえぞ!」

 

「お前もな」

 

たぶん今頃は冷静なハードコアゲーマー達がこの街の周辺でモンスターを狩っているところだから俺は一足早く次の街”ローゼンハイム”に行き、そこの周辺のモンスターたちの攻撃を避けては反撃、避けては反撃のワンパターンでなんとか最小限のHP減少量を保ってレベルを上げていった。

それにしてもここの”狼”モンスターは最初の層にいるモンスターにしては経験値がうまい。

4時間ほどでレベル4からレベル7とかなり好調だった。

今は現実世界で言うと午後の6時、かなり疲れた。

そして”お腹が空いた”。何処まで現実と一緒なんだよ!少しベンチで休むことにした。

すると隣に赤いフードをかぶった女性が座った。

 

「ひとついる?」

 

なんだか癒されるような優しい声だった。

渡されたのはパンだった。

 

「ありがとうございます、それにしても今日は大変でしたね、いろいろと」

 

年上?の人に食べながらお礼を言うのは失礼かなと思いパンを噛み終わり言い直そうとしたら・・・・・・

 

「そうだね・・・・・・」

 

とだけしか言わなかった。

体も細くてなんだかやつれている感じがした。

まぁ無理も無いと思う。

今日一日走ったり、非現実的なことを言われたり、いろいろあったからな。

しかし本当にパンを受け取ってもよかったのだろうか。

 

「このパンおいしいですよ。あなたは食べないんですか。」

 

さっきから隣でお腹をさわっていたので食べてないのかなと思い問いかけてみた。

 

「私はおいしいものを食べるためにこの街に来たわけじゃないから」

 

なんだか先ほどからいいかたが冷たいな・・・・・・・・

 

「私は百層までいき、ボスを倒して現実世界に帰る」

 

「自分も同じです、そうだ!PT組みませんか?えっと・・・・・」

 

そういえばまだ名前を聞いていなかった。

 

「名前?アスナよ、あなたは・・・・・」

 

「アスナ」かいい名前だな。ネット名なのか?

 

「士道です、よろしくお願いします」

 

あっさりと自分の名前を言ってしまった。いいのか?

まぁとりあえずPTは組めたしいいか。

パンを食べ終わるともう7時と少し遅くなった。

近くの宿屋で一泊することにした。

もちろん装備の耐久値確認やアイテム確認などを風呂に入る前にした。

装備の耐久値が昨日と今日の戦いで100分の37になっていた。

明日は装備の修理と新しい武器の購入、それからレベル上げをやっていくことにする。

ちなみに今所持しているアイテムは・・・・・・

 

回復ポーション

 

効果:主街区の店で売っているポピュラーな回復アイテム。レモン味(のような)不思議な味がする液体が詰まった小瓶。初期のプレイヤーではこれ一個で全快する。

 

他にもモンスターの肉や、骨などのアイテムもある。

そして今装備している武器と防具は・・・・・・・

 

武器 スモールソード(片手直剣)

 

防具 普通の服・普通のズボン・普通の靴

 

といった感じだ。

でも明日には装備が変わっているだろう・・・・・・

 

 

数分後・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

風呂も入り終わったし、いろいろと片付けたし、もう寝るか。

メニューから現在の時間を見てみる。

 

「11時じゃん!!」

 

思わず声が出てしまった。近所迷惑にならなければいいが・・・・・・

そんなことより眠たい。

俺は明日はいったいどんなことがあるのかと思いながらベッドで寝た。

 




お久しぶりです。wasuです。
もし一話を見ずに2話を見たという珍しい方がいればはじめましてwasuです。

今回のソード・アート・ア・ライブ 『第一章 俺とアスナとSAO』 を見ていただき誠にありがとうございます。
お楽しみいただけたのなら幸いです。

今回のメインは茅場とアスナです。
そして次回は士道とアスナや他のプレイヤーたちが第一層のボスを倒す前の話になると思います。

次回 『第二章 扉の向こうに』です。

では、またお会いできることを楽しみに願っております。
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