ソードアート・アライブ   作:wasu

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「シドー、『十香』私の名だ素敵だろう」

「ああ、そうだな」

俺と十香は一緒に笑い、一緒に話しながら第2層へ続く扉を越えた。

分かりづらい方は前話をご覧ください。
それでは楽しんで 第四章勇気 をご覧ください。



第四章 勇気

――――――俺たちが第一層のボスを倒して十香に出会ってから早くも3ヶ月が経った。

 

 

ここは第八層のボスの部屋の前・・・・・・・俺と十香は今、一緒にレベリングをしている最中だ。

第八層のボスは『黒騎士』という異名を持つ”デュラハン”は右手に宝剣デュランダルを力強く持っていると第八層の攻略会議で発表された。

こいつに最後の攻撃を与えた奴にオーギュストといわれる防具一式が落ちる。

俺は今、十香と一緒にボス攻略の準備をしている。

ボス攻略の準備と言っても今しているレベリングや攻撃の練習や十香にスイッチを教えるぐらいだけどな・・・・・・

ついでに今の俺のステータスと十香のステータスを見ておこう。

 

俺のステータス(防具のステータス込み)

 

LV20

 

STR 195

 

VIT 191

 

DEX 189

 

AGI 188

 

INT 190

 

HIS 189

 

LUK  60

 

 

十香のステータス(防具のステータス込み)

 

LV18

 

STR 189

 

VIT 188

 

DEX 186

 

AGI 190

 

INT 188

 

HIS 185

 

LUK  65

 

 

うーん俺はどうも”可愛い子はステータスが高い”と思うんだよなー。

このステータスを見てもわかるだろ。

俺と十香の差があまりない・・・・・・

まぁ装備のせいもあるかもしれないけど・・・・・・

だって俺まだ初期防具の最高強化だぜ。

(進化ではなく強化合成を繰り返してその防具の最高ステータス値にしたということ)

 

しかし今していることで一番大変なのが十香とタイミングを合わせてスイッチするのが未だに難しい。

今、戦闘している相手はスーフラワー(植物系)で経験値がこの層では一番高いモンスター。

 

「シドースイッチだ!」

 

十香が相手に隙を作ってくれたので俺が攻撃をする。

 

「オォラァー!」

 

俺がスーフラワーの根元に攻撃をしようとすると突然そこから長いツルが生えて俺に巻きつき俺は身動きが取れなくなった。

スーフラワーは俺の体を強く絞めつけている。

 

「な、なに!?グハッ!か、体が!!」

 

俺の体はミシミシといって骨が折れそうだった。

口からは血が吹き出し腕の感覚がなくなってきた。

頭には血が溜まり気が遠くなってきた。

その時かすかに見えたのが驚き戸惑っている十香が勇気を出して俺をツルで縛っているスーフラワーに躊躇わずに斬りかかる姿だった・・・・・・

 

 

「・・・・・・!・・・・・ドー!シドー!」

 

十香の声が聞こえる。

俺は気絶していたようだ。

俺が目を覚ましたときはもう日が暮れ夕方の美しい景色が広がっていた。

 

「と、十香・・・・・・・」

 

俺が目を覚ましたことを十香に伝えるために少しだが声を出した。

 

「シ、シドー!目を覚ましたのか!?怪我はないか?何処も痛くないか?」

 

俺は十香に目を向けるとそこには傷だらけになった十香がいた。

服(防具)が半分破れて武器はボロボロ、気力もほとんどなさそうだった。

 

「と、十香!?どうしたんだそれは!?お前の方が怪我してんじゃねぇか!」

 

「これはシドーを狙って襲い掛かってきたスー何とかというモンスターと戦った時についた、一匹だけだったらそんなに苦戦はしなかったんだがたくさんのモンスターに囲まれてな、今回の戦闘は少々体にこたえた」

 

なんだか俺に気遣いをしてくれているような気がした。

 

「そうだったのか・・・・・・十香、早く帰ってお前の傷を治そう」

 

「本当に大丈夫なのか?もう動けるのか?」

 

こんなに心配してくれるなんて、十香は優しいな。

 

「ああ、大丈夫、どうやら骨は折れてないし腕の感覚もある、早く宿に帰ろう、お腹が空いたから何か食うか?」

 

「おお!?それではシドーの持っている特性クリームをパンにかけて食べてみたいのだ!」

 

十香のいう特性クリームっていうのは第五層のクエスト報酬のアイテムだ。

 

『特性クリーム』

このクリームをかけるとどんなパンでも美味しくなるといわれているが本当かは分からない。

レア度は★3

 

ちなみにレア度のMAXは★20

俺の装備している武器、防具は全て★1

そう考えると少し価値があるような気がする。

今、十香の装備は

 

武器  サンダルフォン 第七層のクエスト報酬でもらえる武器アイテム。

            レア度は★3

            両手持ちの大きな大剣。

 

防具  クライム一式  これはクライム防具が一式になっていて第六層の防具屋で買える。

            レア度は★3

 

 

俺はまだあの武器と防具を愛用している。

だけどもうそろそろで武器と防具を買い換えようと思う。

スキルも振らなきゃな。

 

「わかった、それじゃあ帰るか」

 

「うむ!そうだな」

 

俺は今、十香と同居している・・・・・・

 

あ、やめてください、今すぐその右腕を下ろしてくださいm(_ _)m

殴らないでください、そんなつもりはないんですm(_ _)m

 

 

・・・・・・この同居にもちゃんとした理由がある。

 

 

――――――俺と十香が第一層で出会ってからしばらく一緒に行動を共にしていく事になり、ある日の夜、俺と十香が一緒に帰っているときに十香が突然「シドー、先月と今月の宿代がまだ払えてないのだ、どうすればいいのだ?このまま払えないとここ(宿)から追い出されてしまうのだ」

 

と言ってきた。俺は

 

「そんなのクエストでも受けていればいいじゃねぇか」

 

と言ったが十香は

 

「シドーのクエストの手伝いをしているのでクエストをする時間がないのだ」

 

と言ってきた。

 

なので俺は考えたあげく十香の宿代を支払えるように俺がホームにしている第六層の宿から第八層の宿にホームを変え、俺が十香の部屋と一緒になれば俺の宿代を払わずに十香だけ宿代を払うという一石二鳥なことができるため、同居ということになった。

それに十香がいちいち待ち合わせをするのは面倒だというのもある。

 

 

俺と十香は第八層の街”カカナ”に戻って武器と防具の修理をして宿に戻り俺は飯作りをしたらご飯を食べてプランを考えて寝る、十香は風呂に入ってご飯を食べて寝る、ということに決まっているが今回は体力を回復してからになる。

俺は十香を椅子に座らせ回復をさせる。

 

「十香少し痛いぞ、我慢しろよ」

 

俺は特に怪我が酷かった腕と足に回復液(ポーションではない)をふりかける。

 

「ッ!!」

 

十香は痛そうな顔をしている。

次に俺だ。

十香に回復液をかけてもらって俺は十香の隣の椅子で安静にする。

回復液が体に浸透するまでに5分かかる。

 

 

・・・・・・・・5分後

 

 

「十香、そろそろ風呂に入ってもいいぞ」

 

十香は待ちに待った風呂タイムがやっときたから真っ先に風呂めがけて走っていった。

どうやら傷があっさりと治っているみたいだ。

 

俺は今から簡単な料理をするが料理をするにもスキルが必要なんだ。

レベルが1上がるごとにスキルポイントは3もらえる。

俺の料理スキルは12で簡単な食事なら作れる程度のポイント。

今日のメニューは

 

特性クリームをかけたパン(主食)と木の実を絞った時に出てくる果汁(飲み物)とスーフラワーの茎を茹でたものとラタスにドラッシングをかけてサラダにしたもの 計3品。

 

3品といっても量がハンパない。

十香がいつもたくさん食べるのでほぼ毎日市場に行って買い溜めをする。

 

 

25分後・・・・・・・・・・

 

 

もうすぐで十香が風呂から上がってくるはずなんで料理を盛りつけた皿をテーブルに並べておく。

『ガチャ・・・・・ガラララ』と風呂から音が聞こえたのでもう少しで十香が上がってくる。

もちろん十香はパジャマを着て出てくる。

十香はドアを開けて目を光らせながら

 

「シドー、今日のご飯はなんなのだ?」

 

と聞いてきたので俺は自信を持って言ってやった、

 

「今日は特性クリームをかけたパンと木の実を絞った時に出てくる果汁とスーフラワーの茎を茹でたものとラタスにドラッシングをかけてサラダにしたものの3品だ」

 

「おお!?旨そうだな!早く食べるぞ!」

 

いつもはこんなにグイグイ来ないんだが今日は疲れたせいか、いつもよりお腹が減っているのだろう。

『グウー』とお腹が鳴る音が聞こえてきた。

向くと顔が真っ赤になった十香がお腹を抑えて照れている。

可愛いやつめ。(*´∇`*)

 

 

 

 

それからしばらくしてご飯が終わり、俺は食器の片づけで十香はすぐに二階で寝る。

食器の片づけが終わると次にアイテム整理と明日のプランを考える。

でも今日はアイテム整理の前にスキルポイントの振り分けをする。

スキルといっても攻撃のスキルだけではない。

 

戦闘用スキル「ソードスキル」だけではなく、そのほかに鍛冶、革細工、裁縫といった「製造系」、釣り、料理、音楽といった「日常系」まで多岐に渡るスキルが用意され、まさに「SAO」内で「住むことが出来る」のである。

金をため、家を買い、「農耕」スキルを高めて畑でも耕し、誰かと「婚約」すれば「SAO」内で家持ち家族が実現してしまう。

 

ただ、「デスゲーム」となってからは「攻略組」を支える「製造系」スキルを高める「商人・職人プレイヤー」、「最前線で攻略を目指す戦闘関連を極めるプレイヤー」とほとんど日常系やその他関連のスキルは上げられておらず、いたとしても殆ど趣味か酔狂である。

 

 

そんな中で俺が覚えているスキル一覧(ポイント振り分け後)

①シングルシュート P 7/10

投剣スキルの基本技。

投擲用の武器を投げることが出来る。

スキルレベルが低い場合でも敏捷性のステータスが高けばスキルに補正されてくれる。

マッドウルフを挑発する為に小石をなげる時に使った。

 

②レイジスパイク  P6/15

片手剣突進技。

センチネルのカタナ直線遠距離技《辻》を相殺した。

 

③ソニックリープ P 10/15

片手剣突進技

レイジスパイクと違い上方へジャンプするように使える。

 

④シャープネイル  P 15/20

片手剣三連撃ソードスキル。

硬直が少なくすぐに次のスキルに移れる。

俺が無茶なレベル上げをしていた時、使用していた。

 

⑤料理 P 12/100

100にするとどんなものでもどんな調理でも高級レストラン並みの美味さになる。

また、この素材だとこの調理法が一番美味しいなどのことも一瞬で分かるとのこと。

 

⑥察知 P 10/100

これは相手のステータスがわかるという便利なスキルだ。

100にすればどんなモンスターのステータスも分かるが俺は正直70ほどあればいいと思っている。

 

これらのスキルは一般のスキルでもう一つ、他のスキルより強いといわれるスキルがある。

 

         それがUNS 通称(ユニークスキル)

 

このスキルはその人にしか使えない特殊スキルといわれる。

出現条件もなく、さらに熟練度達成でも得ることが出来ない武器スキルのこと。

「他に類を見ない」という意味から「ユニーク」なスキル、と呼ばれる。

しかし、「出現条件が分からない」と言う意味ではエクストラスキルと変わらない。

 

そんな条件だけど俺は俺のユニークスキルを使いたい!

どんなのがあるんだろうな・・・・・と思ったところでスキルコマンドを閉じ二階へ上がる。

 

もちろん俺と十香の部屋は別室だが隣から『ドンドン』と壁を足で蹴るような音がここ最近聞こえる・・・・・

ま、誰かはすぐに分かったが・・・・・かなり寝相が悪い。

一緒に住んでおいてこんなことを言うのも失礼だな、と思い明日のプランを考える。

 

 

2時間後・・・・・・・・・・

 

 

俺はベットに腰掛けながら

 

「ふぅ・・・・やっと終わった・・・・・明日の午後2時から第八層のボス攻略があるから体調を崩さないためにもあまり戦闘はできねぇな、それにこの体だし・・・・・いやーしかし本当に痛いなこの体は、あの時十香が命がけで俺を守ってくれたおかげで今の俺がいるもんな、まったくあいつには感謝するぜ・・・・・」

 

と呟いた。

俺の体は今、全身を包帯で巻いているが明後日のボス攻略までに市場に行って薬(回復ポーション)を買って傷を治したい一心だった。

時計を見たらもう10時だった。

 

「おっと、もうこんな時間か・・・・・十香も寝たし明日のプランは決め終わったし、俺もそろそろ寝ようかな」

 

俺が十香と一緒にSAOをプレイしてもう3ヶ月がたった。

時間が経つのが現実世界より早いような気がした。

俺は明後日のボス攻略で勇気を出して十香みたいにかっこよくトドメをさしてクリアしたいと思いながらスヤスヤと眠った・・・・・・・・・・

 




皆さんこんにちは、お久しぶりですwasuです。

今回のお話、『第四章 勇気』どうだったでしょうか。
自分で言うのもあれですが今回はグダグダになってしまったと思っています。

この機を使って謝罪しておきます。<(_ _)>
それともう二つ報告があります。
『バカとテストと召喚機』 の連載が1月から12月に変わったことと、投稿は一週間置きにしていきます。

楽しみにしていてください、このソード・アート・ア・ライブで失敗してきたことをこの『バカとテストと召喚機』シリーズで覆してみたいと思います。

それと『バカとテストと召喚機』の主人公キャラクターが織斑一夏君になるか吉井明久君になるか決まってないのでもし期待していたキャラクターと違っていたらすいません。
主人公によっては脇キャラクターが代わります。
その他にもいろいろ変わったことがあれば活動報告欄に載せておきますのでご確認のほどお願いします。

それとこの話の感想も是非書いて下さい。


それでは次回! 『第五章 再会』 です! お楽しみに!
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