ソードアート・オンライン~双瞳の刈人と深緑の剣士~ 作:アレックスΩ
第二話が完成しました。文才がw
それではどうぞ。
手鏡に映っていたのはアバターの俺ではなく現実の俺だった。
「俺か…?」
現実の俺はアバターの顔とあまり変わらず、白い髪に白い肌、赤と青の瞳、唯一変わったのは髪が短くなっているところだ。
「ヒョウキ…」
「お前、アルビノだったのか」
クラインとキリトが言ってきた。
「キリト、クライン、ヒョウキは確かにアルビノだけど他は僕たちと同じだよ」
リーフは俺をかばうように言った。
「分かってる、それについては俺は差別はしない」
「へっ、俺は差別するようなクズじゃねぇよ!」
キリトたちは分かってくれていたようだ。俺たちがそんなことを話している最中にも、須郷はチュートリアルを続けていた。
「このゲームをクリアするには第百層にいる僕を倒せばいい。だけど凡人の君たちにはクリアなんてむりだろうけどねぇ!」
「なんなんだあいつ…」
クラインがイラついた表情をしながら呟く。
「これで正式サービスのチュートリアルを終了するよ。せいぜいあがいてくれたまえ」
その言葉を最後に《警告》の文字とともに茅場あらため須郷のアバターは消えた。
~キリトside~
「クライン、リーフ、ヒョウキ、こっちに来い」
俺はヒョウキたちを連れて裏路地の方に移動した。
「いいか、よく聞け。須郷の言う通りなら自分を強化しなくちゃならない。おそらくこの街の外にいるモンスターはすぐに狩りつくされるだろう。俺はすぐに次の街へ向かう、リーフ、ヒョウキ、クライン、一緒に来い」
「すまん、俺は行けない。実はほかのMMOで知り合ったダチがいてな、今頃あの広場で不安に駆られているはずだ。俺はそいつらと合流しなければならないんだ、だから行けない」
「そうか…、分かった。リーフとヒョウキはどうする?」
「僕たちも、次の街には行くけど…別行動をとってもいいかな?攻略会議で会えるだろうし」
「分かった…じゃあ、ここで別れよう」
俺は三人に背を向け歩き始める。
「キリト!おめぇ、案外かわいい顔してんな。結構好みだぜ」
「お前も、その野武士面の方が10倍にあってるよ!」
「キリト!攻略会議でまた会おうね!」
「グッドラック、キリト」
「じゃあ、次の街で!」
俺はクラインたちの言葉に返事を返し、走り出した。
~sideout~
俺たちはキリトの背中を見えなくなるまで見ていた。
「リーフ、俺らも行くか」
「うん!」
「ちょ、ちょっと待ってくれ!」
俺たちも次の街へ行こうとすると、クラインに呼び止められた。
「どうしたの?クライン」
リーフが聞く。するとクラインはとんでもないことを聞いてきた。
「リーフとヒョウキって、つきあってるのか?」
「!?」
リーフが驚く。俺は一瞬でクラインの懐に潜り込み、左ストレートをみぞおちに打ち込んだ。
「ごほぁ!?」
クラインは変な声をあげながらうずくまった。
「ゲホッゴホッ、何すんだよいきなり」
「いや、すまない。つい体が反射的に動いてしまった」
「あはは…」
俺とクラインの漫才?に苦笑いをするリーフ。
「で、ヒョウキよ。なんで俺を殴ったんだ?」
「お前がリーフの性別を間違っていたからだ」
「…へ?」
やっぱりクラインはリーフを女だと思っていたらしい。
「リーフは男だ」
「え…ええぇぇぇぇぇ!?」
「やっぱりこの世界でも間違えられるんだね…」
クラインはこの事実に驚き、リーフは苦笑いをしながらため息をついていた。
「でもよぉ、本当に女の子みたいだよな」
「よく言われるよ」
「とりあえず、俺らは行くよ」
「先に行って待ってるからね」
「おう!絶対追いつくからな!」
俺たちはそう言って別れた。
「リーフ、行くぞ」
「うん!」
どうでしたか?キリトたちはそれぞれ別の行動をとりました。まあキリトとヒョウキたちの行先は同じですがw
では、また次回にお会いしましょう。