「ッらあ!」
ギィン
「どうしたハセヲ、前のような力を見せてみろ」
「ンなこと言われなくても見せてやるよ…」
前と違い、軽快な動きで捉えてくる、やはりオーヴァンの意志はなく、AIDAが全てを動かしているらしい、更に一撃は軽いが距離を取っても攻撃できず、近距離だと軽い分早い剣とAIDAに弾かれる、つまり攻撃を封じられ、一方的にやられ続ける
ギッ ギャン ギィィ
剣を合わせる度に押される、このままでは負けるのはわかりきっている
「どうやら前は武器のおかげだったようだな…残念だよ、ハセヲ」
「チッ…」
もういい、こうなったらスケィスで…!
「来い、来いよ…俺はここにいる!」
「ほう…」
「スケェェェェェェェェェィス!」
「クッ」
「!?…来ない…?なんで…」
「フハハハハハハハ」
なぜ来ない…!?どうして…
「お前自身の力なんてそんなものなんだよ、ハセヲ…残念だ…」
「オーヴァン…アンタ…」
おかしい…こいつは本当にAIDAなのか…?意思がはっきりしてる…既に知識を学び切ったような…本物のオーヴァンのような…いや、ずっと寄生していたのだ、全く同じような動きができても何もおかしくない…でも…
「そうだ、ハセヲ、お前の思った通りだよ」
「!……なら…」
鎌を握る
「なんで!なんでだ!」
鎌を振り上げる、オーヴァンは一歩引きかわす
「さあな」
「答えろ!」
「嫌だと言ったら?」
「言わせるまでだ!」
鎌を振り下ろす
ギィィィィィィ
鎌と剣がぶつかり、嫌な音がなる
「答えてもらうぜ!オーヴァン!」
ギィン ギン ギィィィィ
私の目の前では二人の男が戦ってる、火花を散らし、剣を交える、その剣を交えている2人のうちの片方、謎の黒い男、この男は黒い服を着ているわけではなく、元の色を黒くしたように見える、そしてもう1人はオレンジ色の服に水色の髪、服は継ぎ接ぎで表情は後ろからでは伺えない
「!」
「ッ!」
黒い男に焦りの表情が現れる
「!」
黒い男が大剣で水平に斬る、だがそれを弾き、反撃を入れる、黒い男が吹き飛ぶ
「すごい…」
時を止めて逃げることもできるだろうがここは私の働く紅魔館の敷地内である、どこに逃げようものか、そんなことを考えてるとオレンジの服の男は左腕を黒い男に向ける
「!」
オレンジの服の男の腕に青い輪っかのような何かが現れる、黒い男は体制を立て直そうとしているが、青い輪っかは広がり、謎の形が出来上がる
「ア"ァ"ッ!」
何かよくわからないものが大量に放たれる、それが黒い男にあたる、すると男から黒い泡が現れ、苦しみ始める
「何が…」
男は消滅し、地面に先ほど黒い男が使っていた大剣が刺さっていた、つぎはぎの男はこちらに向き、私を見下ろす
「……」
殺意が篭った目で見下ろされると生きた心地がしない、その男は見終わると持っていた2つの剣をどこかへ消してしまった、そして方向を変える
「助けてくれてありがとう…」
敵意は感じられないのでお礼の言葉を口にする、しかしそんなことを気にしてない様子で左手を向け続けて何かを探している様子だった
司&カイト?ああ、次ありますよ
つかあのお二人以外全員幻想入りしそうだ…てかタイトル詐欺になる可能性あるぞこれ