「……」
「さっきから黙りっぱなしだな」
「考えてんだよ、黙ってろ」
「へーへー、だけどこいつ、血も出てないし、色々おかしいな」
「……データだからだよ、だが…こいつなんとか蘇生できねぇかな、戦力としては十分だ」
「こんなバラバラにされて生きてるわけ無いだろ?」
「……お前、こいつ死んだと思ってんのか?まあ、いいや、こんだけバラバラじゃどうにもできねぇし…」
「ハセヲ!」
「遅かったな、カイト」
「こ、これって…トライエッジ!?」
「ん、ああ…」
「リプス効果あるのかな」
「盲点だった」
「リプス」
HPが一瞬回復するが直ぐ消滅する
なるほどな、そういう事か
パーツを合わせる
「カイト、もう一回頼む」
「リプス」
HPが少し回復する、今度は減らない、傷口も塞がっているようだ
「上手くいったな」
「……」
「みたいだね」
「よく生き返ったな…そっちはなんでもアリか?」
「いや、多分俺らはこうはいかねぇと思うぜ」
「ところで、さっきから誰かが見てるみたいだけど?」
アリスの視線の先には影がいた
「……誰だ」
「……」
影は答えない
「チッ…なら…トライエッジ、貸せ」
トライエッジの双剣を奪うように手にして影に迫る
「……」
影との距離は一瞬でなくなる、だが影は全く動かない
「ラァッ!」
斬りかかる、が、それは防がれる、見覚えのある双剣で
「なっ…!?」
双剣に月の光が反射し、双剣を手にしているものの姿が見える
「テメェは誰だ!」
少女だった、なのに力はありえないほど強く、双剣は全く動かない
「芥骨、貴方の武器だったもの」
「ならさっさと武器に戻してやる…!」
「できるの?この程度の力で」
「チッ」
確かに力は少女の方が上だった
後ろに飛び、距離をあける
どうする、相手の力には勝てない、剣の速さも速いのだろう、防ぐのが見えなかった、だが、何か弱点はあるはずだ、ここで勝てなくとも相手の戦い方を知ることはできる
「……」
「来ないならこっちから行くよ!」
少女は素早く迫り、斬りかかる
「ッ!」
防ぐ、が、重い、このままでは押し負ける
「まだまだ行くよ!」
剣が離れる、だがもう片方の剣が迫る、受けられないため流す、防御を続けるがいつまで持つかわからない、しかし5撃ほど流したとき気づいた、剣を振るう直前、直後に小さな隙がある、いつその隙ができるかはわからないが一瞬の隙をつけば倒せる
「っりゃ!」
この瞬間、少女が剣を振り抜き、もう片方の剣を振ろうと剣を下げている、今しかチャンスはない
「ラアッ!」
「!?」
剣が当たった、間違いない、そう確信した、そして少女が吹き飛ばされる…だがそれは変だった、双剣が当たった程度で吹き飛ぶわけはない、しかも当たった感触はなかった、そして少女がいた場所には大剣を持った女が立っていた
「……なるほどな、テメェが守ったのか」
「百足!邪魔しないで!」
「今の確実に当たってたよ、戦っても負けるだけ、引こう」
「……わかった」
少女は女に言われてどこかに去っていった
「よくあそこまでやったというわ、だけど、あんたに負けてもあんたには屈しないしあんたに負けることもないわ」
「へぇ、なら今ぶっ倒してやろうか」
「やめておくわ、ここで戦っても意味がないもの」
「意味?」
「自分で探してみなさい」
そう言って女は消えた
「チッ…」
「ハセヲ…あれは?」
「俺の元武器らしい」
「そうには見えないのぜ」
「はぁ…あんなのが異変の主犯格なんて…しかも弾幕無しって…」
「トライエッジ、返す」
トライエッジのそばに剣を置く
司
こっちに何人か人が来た、僕と杏で追い払ったけど霊夢がやられた、看病してる
「!まさか……陽動なら引くわけないか」
「どうしたのぜ?」
「霊夢がやられた」
「!?」
「まさか!?」
「敵は!?」
「引いたらしい、博麗神社に行くぞ」
異変開始?です、これの少し後に投稿される武器組の日常も良ければどうぞ