「……森抜けたな」
森を抜けると小さな道が見えた
「……あっちか」
その道を歩く、しばらくすると小さな山に石階段が見えた
「妖怪も出てこねぇし…いやに静かだな…」
石階段をカツ、カツと登る
カツ、カツ、カツ、カツ
「……長いな」
もう10分は登った、しかしまだ登りきれる気がしない
「……まだか…」
もう数十分登り続けたかわからなくなり、文句をぶつぶつ言い始めた頃赤い鳥居が木々の間に見えた
「!ついたか!?」
無意識に走り出していた、どんどん視界が開けていく、気づくと日も登り始めているようだった
「……はぁ…はぁ…」
登りきった頃にはもう疲れ果てていた、日は目視できる高さにはない、前方を見ると先ほど見えていた巨大な鳥居、小さめの神社と賽銭箱が見える
「……やっと…帰れる…」
そう思いふらふらと神社に向かう、しかし静かすぎて不安になる
「ここで合ってるよな…」
裏にまわることにすると途中で縁側に二人の少女の姿が見えた
「……いいご身分だなおい」
赤い巫女服に包まれた少女に魔理沙が膝枕された状態で寝ていた、膝枕をしている少女も眠っているようだった
「……起こしていいのか…?」
自分の眠気によるイライラといい寝顔して寝てやがる2人に対するイライラで相当きていたがやっぱり起こすのはかわいそうだということでやめておいた
「ったく……」
魔理沙は満足そうな、柔らかな笑みを浮かべ、赤い巫女服の少女はそれを見る親のような優しい顔で眠っている、それを見ているとこちらまで眠くなってきてしまったので木に寄りかかって寝ることにした、別にそのくらいしたって文句は言わせないし言ってこようものなら怒りで半殺しにする自信がある
「くぁ……」
そして俺は意識を放り出した
「いやあ、いろいろ聞けてよかったです」
「あはは…」
「……」
「ご、ごめんね、二人とも…」
黒い羽の生えた笑顔の女性、苦笑いをなんとかして返す僕、死んだ目の司、そして頭を下げる椛さん
「これはとてもいいネタになるはずです」
「そ、そうですか……」
「……」
「もうちょっと早く気づければ…ごめんね」
何があったか簡単に説明すると司が脱がされたえ?わからない?なら回想にしたいけど思い出しちゃダメは事を思い出そうものなら司にやられかねない…まあ、再確認しよう
「おや?君たちは…?」
「うわっ!?」
「!?」
いきなり目の前に黒い羽を生やした女性が来て驚いたんだけど…
「椛は仕事してないんですか?どこかの中国さんみたいに」
「え、えっと…」
「あなたたち外来人ですね?」
「外来人ってなんですか?」
今までずっと聞けなかったことを聞いてみる
「この世界の住人じゃない人がこの世界に来た場合その人のことを外来人と言うんです」
「そうなんですか」
「そうだ、あなた達ちょっと他の人たちと違うみたいですね、少しお話を聞いてもいいですか?」
そう言われ、この人の家に連れて行かれたのだが……そこからが地獄だった
100や200なんかじゃなく、もっとたくさんの質問をされ続けたのだ(ゲームの世界のキャラだと言うことは黙っておいた)それより驚いたことがあった
「体の作りはどうなってるんですかねー?」
そう言って司の服を勝手に脱がせたのだ、抵抗する隙も与えないほどのスピードで
「やっ!?」
「「やっ?……!?」」
僕と女性は全く同じ反応になった、可愛らしい悲鳴の後に見えていた服が脱げて見えていた部分に目がいってしまう、服が少し大きく、ゆったりしていたせいでわからなかったが、それなりの大きさの〔モノ〕があったのだ、下着はつけてなく、ソレに少し見入っていたら凄い勢いで服を着て杖を構えている司が、顔は涙目で真っ赤になっていて……恐怖を感じなければ可愛いの一言で言い表せるだろう、しかし、そんな余裕はなく
「レイザス!!!」
「うわっ!?」
「きゃあっ!?」
レイザスを乱射してきた、女性は飛びながらかわしていたが、2発目で被弾、僕も1発目で被弾してしまった、そのまま倒れることも許されず、大量のレイザスが飛び続けたのは言うまでもないだろう
その後司は端で死んだ目で「僕…もうお嫁にいけない」とか呟いてたけど僕は質問攻めに、時間は3時間くらいだったと思う、本当はもっと質問されるはずだったんだけど椛さんが来て止めてくれた、その時椛さんの紹介はしてもらえた、もちろん僕らも自己紹介はした、司のレイザスのせいで能力持ち認定され質問が増えたけど恨んだら僕がやられるから恨まないし恨めない
「……」
とても居心地の悪い空気で寝込んでしまいそうだ…
「ご、ごめんね、カイトくん」
「いえ……」
司の機嫌が良くなればきっと空気も軽くなるはずなんだけど…司の好みなんて知らないし…どうしようもない…
感想お待ちしております!ついでに司、カイト、ハセヲの好物を感想欄で書いてくれると採用の可能性アリです