気まぐれNARUTO小説   作:落ち葉崩し

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化物語のエンディングの君の知らない物語。

久しぶりに聞いたらなんか書きたくなったので書いてみた。

初学パロ

ナルサクですが、主人公、視点はヒナタです。


君の知らない物語 1番

いつも通りのある日のこと。

 

獅子座流星群が見えるということをテレビのニュースで見た私。

 

流れ星に願い事を。そんなことを思いながら大好きなナルトくんをちらりと見る。

 

ナルトくんは笑顔で部員のサクラさん、サスケくん、イノさん、シカマルくんと話をしている。

 

バン!

 

その会話を横で聞きながら活動報告書を書き記していた時、突然立ち上がったナルトくん。

 

机を叩き立ち上がったナルトくんをみんなが見つめる。

 

「いいこと思いついたってばよ!今日さ、獅子座流星群が流れるんだってさ!だからさ、みんなで見にいこうぜ!」

 

ナルトくんの言葉にみんなはぽかんとした後に続々と返事をする。

 

「たまにはいいこと言うじゃない、ナルト〜!でも今日は残念ながらダメなの。予備校の数学のテストなの、本当は行きたいんだけど、ゴメンね?」

 

サクラさんは舌をちろりとだしナルトくんにあやまる

 

「すまねぇ、ナルト。俺は今日イノと2人で見に行く予定なんだ。ワリィな」

 

「サスケくんとデートなのよねー、だから今日はだーめ」

 

サスケくんは頭をかきながら頭を下げた。そのサスケくんの腕にしがみつきながらいのちゃんが告げた。

 

「なんだよー、2人もダメなのかよー!じゃぁシカマルとヒナタは?」

 

私とシカマルくんを交互に見ながら問いかけてくるナルトくん。先に答えたのはシカマルくんだった。

 

「サクラがテストだぞ?俺もあるに決まってんだろ?予備校行ってるの俺たち2人だけなんだからよー」

 

シカマルくんは面倒くさそうに答える。シカマルくんとサクラさんは2人とも頭が良く、成績はいつも上位。シカマルくんに至っては学年一位という成績なのである。

 

「シカマルは数学だけ?」「いや、物理もだから今日は10時コースだな」

 

2人はテストについて話し始めているためナルトくんは蚊帳の外になってしまった。

 

「じゃぁヒナタは!?ヒナタはいけるだろ??」

 

1人で行くのが相当寂しいのか、私に詰め寄るように聞いてくる。

 

「うん、今日は隣町の山に観に行こうと思ってたから」

 

私の言葉に嬉しそうに反応を示してくれるナルトくん。

 

「ホントか!?じゃぁさ、俺も一緒に行っていいか??自転車で行くのか!?」

 

 

笑顔で詰め寄られる。そして顔の距離がかなり近いところにあり私は少し顔をそらして言った。

 

「自転車こわれちゃってて電車で行こうかと思ってるんだけど」

 

私の言葉を聞いたナルトくんは提案してくる。

「じゃぁさ、じゃぁさ、俺ってば自転車で迎えに行くからさ、だから一緒に行こうぜ!」

 

そう言って笑うナルトくんにつられて笑うが、よくよく考えるとそれは二人乗りっていうことだと気づいた時にはナルトくんは部屋を出ようとしていた。

 

「じゃぁヒナタ、17時に迎えに行くってばよ!!じゃぁな!」

 

みんなに挨拶を済ませたナルトくんは振り返り私に大きな声で告げた、その顔はすごく明るくて優しかった。

 

 

==============

 

「よ、ヒナタ!」

 

約束の時間10分前、私は家の外で待っているとナルトくんが自転車でやってくる。

 

「ちょっと早く着いちゃったってばよ!ま、いっか!行こうぜ!ヒナタ!」

 

ナルトくんは荷台を指差し笑う。そして私は躊躇しながらも荷台に腰掛けるように座る。

 

「しっかり掴まってろよ?じゃぁしゅっぱーつ!」

 

「きゃっ!」

 

勢い良く漕ぎ出したナルトくん。

 

軽い悲鳴をあげナルトくんの体にしがみつく。そして安定して走り出した頃に恥ずかしくなってその腕を離し、遠慮がちに服に掴まりナルトくんの背中を眺めた。

 

辺りが暗くなってきたころ、山の麓に到着し、近くの駐輪場に自転車を置き歩いて登っていく、

 

「なぁ、ヒナタ?ここってば確かもう少し上に展望台があるんだよなー??」

 

「そうだよ。その展望台って実は穴場みたいになってるの。あんまり知ってる人もいないからそこからならよく見えるかなって」

 

私に問いかけるナルトくん。前を歩きながら時折振り返り私がすぐ後ろにいることを確認しまた歩いていく。

 

私のペースに合わせてくれていて、それだけでなんだかうれしかった。

 

でも少しずつ暗くなっていくまわりの景色に少し不安になる。

 

ナルトくんが本当に好きなのは私じゃない。

ナルトくんが本当に好きな人は誰なのかわかっている。サクラさんだ。

 

いつも一緒にいて、よく笑いあっている。サクラさんがナルトくんが好きかは知らないけれど。

 

ナルトくんとサクラさん、付き合っちゃうのかな?

 

 

不安と孤独で押しつぶされそうだった。

 

そんなことを考えているとよくないことは起こるもので、私は転んでしまった。

 

 

「大丈夫か?ヒナタ」

 

ナルトくんが駆け寄ってきて私のひざをケータイ電話の光で照らす。

 

ひざが擦りむけていて血が少しにじんでいた。

 

ポーチから絆創膏とウェットティッシュを出し、傷口を拭いてから絆創膏を貼る。

 

「大丈夫、平気だよ!だから上まで行こう!」

 

そういって立ち上がったが足をひねっていたようでよろけてしまう。

 

「いたっ」

 

「お、おい!無理しちゃだめだってばよ」

 

 

私の身体を支えてナルトくんは言う。

 

「今日はやめとこうか。送っていくってばよ」

 

私の前に立つとそのまま動かないナルトくん。私は無言で立ち止まっていた。

 

「乗れよ、足痛いだろ?」

 

ナルトくんの言葉に少し考えた後お礼を言ってからおぶさる。

 

「お、重くないかな?」

 

私は恥ずかしさもありナルトくんに問いかけるとナルトくんは明るい声で答えてくれた。

 

「大丈夫、重くないってばよ」

 

そう言うとそれからはあまり会話も無く、麓の駐輪場に到着した。

 

駐輪場の前の駐車場には車が一台もいない。

 

ナルトくんはその駐車場のほうに私を自転車の荷台に乗せ歩いていき自転車を停車させる。

 

「ナルトくん?」

 

私は首をかしげナルトくんを見つめる。ナルトくんは振り返ると暗くて見えにくいが笑顔を見せていった。

 

「上まではいけなかったけどここならよく見えると思ってさ。せっかくだから少しだけ見ていこうぜ」

 

そう言うと持ってきていたのかシートを広げそこに寝転がる。

 

「ヒナタも来いよ。ちょっと硬いけど星がよく見えるってばよ」

 

ナルトくんは隣を叩き私を促す。私はゆっくりとそこに仰向けに横になった。

 

「わぁぁ!」

 

私の口から感嘆の声が上がるとナルトくんもうれしそうに呟く。

 

「やっぱり見に来てよかったってばよ!ほら、流れ星が降って来てるみたいだ!!」

 

ナルトくんの言葉通りの星空。夜空には数え切れないほどの流星が瞬いていた。

 

星を見ながら心の中でお願いする。

 

『ナルトくんと恋人になりたい』

 

いつからだっただろう。ナルトくんのことが好きになって、同じクラスになれてうれしくて。そしていつの間にか追いかけるようになっていた。

 

ナルトくんに私の気持ちを伝えたら、どんな顔をされるだろう。

 

でも優しいナルトくんだから驚くことなく静かに真剣に聞いてくれるんだと思う。

 

私のこの想いを

 

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