生徒会活動日誌~。
って、日記をつけるのもスゴく久しぶりっすね。“
二人一緒に病院を退院し、久しぶりに星ノ海学園へ登校。先ずは職員室へ行き、担任の先生と、後押しをしてくれた
話しの内容は、想いは伝えたのか否か。状況が状況だったため、そう言う話しにはなっていないことを話すと「えっ? まだなの? 意外と奥手なのね」と驚かれました。当の本人はと言うと、あたしが非難の目を向けるも、よく判っていない様子で小首をかしげていました。
まったく、頭でも打ったんですかね? あたしから言うのも癪だったので、記憶は取り戻していないように装っておきました。
そして、久しぶりに授業を受けて、昼休み。
そして、作戦決行日がやって来ました。あたしと
ですが。施設に戻って、シャワーで汗を流して戻ると、
まあ、それは置いておいて本題へ戻りましょう。
後日、早朝に呼び出しがありました。すぐに保護組織の施設へ向かうことに。そこで驚愕の事実が判明しました。なんと、
そこで
あたしは、“略奪”の能力者になることを自ら名乗り出ました。ようやく恩返しを出来ると考えたからです。ですが
そこで身支度を兼ねて、買い出しへ出かけました。一通りの必需品を買い揃え、赤坂の神社でお参り。良く効くと評判のお守りをプレゼントしました。あの時すぐにしまったので気づいていないみたいでしたが、恋愛成就のお守りだったんです。縁が切れないように、と願いを込めて......。効果は覿面でしたね。
そして、前世では出来なかったお家デート。ペアのリングをプレゼントしてもらって、最後に兄のお見舞い。帰る前に、あの美しい岬で水平線へ沈む夕日を一緒に眺めました。
そして、二度目の告白......。
お互いの指輪を交換して、無事に帰国してくれることを祈って待ちました。ですが、状況が状況だったため仕方がないとは言え、帰国の報告後一度も連絡しないってどう言うことっすかね......? ひとこと愚痴を言おうと想っていましたが、顔を見たらどうでも良くなってしまいました。
人手不足とのことだったので、あたしたちも調査を手伝うことに。
しかし、まさかテロリストを支援している組織が軍事企業だったとは......想定外もいいところでしたね。ともあれ、ターゲットが既に来日している情報を入手。
そして決行当日、あたしは車の後部座席に潜んでついていきました。ちなみにスペアキーは、ニールさんが作ってくれたものです。
計画予定よりも速く相手が動いていたため、
テロ計画は未然に阻止、後始末は政府に任せ、幕引きとなりました。
その後は、ほとんど、研究所に缶詰状態で日夜研究の日々。学校も、外へ出ることもなくなって。向こうではこういった生活を、“
そして、研究を終えた最後の日には久しぶりに外へ出て、二人でデート。街を一緒に歩いたり、カフェでおしゃべりしたり、ウインドウショッピングをしたりと、取り立てて特別じゃない普通のデート。でもそれが、本当に特別に感じるほど幸せな時間で......あっという間に過ぎ去り。
そして、二度目の別れの時を迎えました。
また必ず再会すること約束をして――。
で。現在に至ります。今は神楽坂のマンションで、一緒に生活をしています。出来ることなら一緒に暮らしたいと、思い切って母に打ち明けたところ、絶対に反対されると想っていたのに案外とすんなり認めてくれました。どうやら記憶を取り戻したあたしがどう接すればいいか悩んでいた頃、母の相談に乗っていたことで、とても信頼しているみたいでした。それに家から歩いて五分ほどなので、いつでも往き来できる距離と言うのも大きな要因ですね。
それから母には「あんなにしっかりした子、今時いないから絶対に離しちゃダメよ」と逆に応援されました。まあ理由はどうあれ許可は下りたので、ひと安心です。
そして、初めて一緒に過ごす夜。
月明かりが照らす静かな部屋で――初めてのキスをしました。軽く触れるだけでしたけど。キスってスゴいっすね、本当に。今までの空白の時間をすべて埋めてくれたような感じでがしました......。
本当は、少しだけ戸惑うこともあったんです。今までの自分と前世の自分、ふたつの記憶と感情が混在していて......本当のあたしは、どっちなんだろうって――。ですが、どっちも本当の自分で、今、感じている想いは間違いなく本物なんだと自信を持って言えます。
これからは、毎日一緒にいられる幸せな時間を当たり前と思わずに大切に過ごしていこうと思います。
それでは、今日はこの辺で......あ、そうだ忘れていました。
それでは今度こそ、これでお終いにしまーす。