今年のアニメのK第二期のOPは素晴らしいな。
リメイクしたと思って、温かい目で見守ってくだしゃい。
イメージOPは、黒髪乱れし修羅となりて
メガトロンSIDE
俺は今、何か柔らかいふかふかとした上で寝かせられている。
俺が覚えているのは、あの研究室とそこから現れた白と紫のパワードスーツを着た二人組とあのウサ耳女のこと。
そして、体が人間で本調子とはいかないものの背負い投げで気絶させられられるとはな。
「まるで、医務室だな。しかし、何故声を普通に発することができるんだ? まさか、あいつまで来ているわけないか」
このような芸当ができるのは、大体オートボットに一人しかいない。
ラチェットだ。あのオートボットの軍医ならやりかねんが、あいつは俺に恨みを持っている筈だ。
我らの故郷の永い戦争で、バンブルビーとかいう小僧の首を絞めて声を奪ったのだから。
「考えていても仕方がない。移動しよう」
俺は病室のような場所を出ようとした時、扉が開いた。
「おや、目覚めたかね」
俺が行動しようとした時、病室の扉が開いた。
入って来たのは、淡い黄緑色の髪に青い瞳の青年だった。
メガトロンSIDE OUT
ラチェットSIDE
私はラチェット。オートボットの軍医をしていたものだ。
え? なんで、私がこの世界にいるのかって。そりゃ簡単さ。あの、ロックダウンと人間たちの攻撃で致命傷を負い、ロックダウンにトドメを刺された。
そこまでは、覚えている。
見てわからないと思うが、私はラチェットベースのトランスノイドだ。
そして、気が付いたらこの世界に転生していた。
私が、とある違法研究所で人間をトランスフォーマーにするという実験の中で私が生まれたわけだ。
まあ、ラチェットのベースだからある程度武装はある。
ある日、篠乃之 束という女性が私『たち』を助けてくれたのだ。
『たち』というのは、私の他にもこの世界に転生している奴らがいたのだ。
そう、ディセプティコンの三大参謀もこの世界に転生していたのだ。
彼らは私が軍医であった頃の手腕を見て、お前はオートボットのラチェットかと聞いてきたのがサウンドウェーブだった。
武器を展開したところで、こいつらには敵わないことを知っている。
彼らと過ごして五年の月日が経った時だった。スタースクリームと留守番をしていて束と一緒にISを纏ったサウンドウェーブとショックウェーブが子供を担いで戻ってきたのだ。
その子供の髪色は、あのメガトロンを思わせる灰銀の髪色をしていたからだ。
「その子はメガトロンか。二人とも」
彼ら、いや今は彼女らかは、その質問に対してコクリと頷いたのだ。
「ふざけるな! そいつはバンブルビーの声を奪い、戦争を引き起こした奴だぞ! 何故、私が助けなければならない!?」
そう言って私は部屋を出た。
そんなある日だった、私は、信じられない光景を目にした。
三大参謀にサウンドウェーブのISの待機状態であるラヴィッジと護衛であるレーザーびビークに三大参謀の自室の机の上にいるドクター・スカルペルとともに何かを話し合っているのだ。
「ドクター、正直に話してくれ。メガトロン様の容態は?」
ショックウェーブは、スカルペルにメガトロンについて話し合っている。
「体の方とかは、一部を除いて正常に機能している。ただ、その一部が」
「その一部ってなんだよ? まさか、心臓とかじゃねえだろうな!?」ダンッ!!
スタースクリームは強く机を叩いた。あんなスタースクリームを見たのは初めてだ。
「そことかじゃない! 声だ「何?」声だよ! このままじゃ、メガトロン様は一生喋れなくなる! 持って、1、2週間が限度。早めに治療したいが俺の腕でもどこまでできるかわかんねえんだ。あのオートボットの軍医の協力さえ得られればなぁ~」
あのドクターは何を言っているのだ! 私は助けない。例え、懇願されても、土下座されてもな。
そんな時、サウンドウェーブは立ち上がった。
「ちょ、待てよ! サウンドウェーブ! どこ行く気だ!?」
スタースクリームの呼びかけに彼女はこう答えた。
「今は、そっとしておいてくれ。一人になりたいんだ」
そう言って部屋を出て行った先にあったのは、メガトロンの部屋兼病室だった。
「ん? 鳴き声・・・あれは!?」
メガトロンは目覚めていた。そして、掛布団の上で泣いているサウンドウェーブの頭を撫でている。信じられない、あのメガトロンがだ!
「ごめんなさい・・・ごめんなさい、メガトロン様。私たちでは、あなたの声を治すことができません! あなたのお声は、1、2週間で使い物にならなくなり一生喋れない人生を遅らせることを申し訳ありません!!」
サウンドウェーブがあんなに泣いている。一人になりたいというのは、そういうことだったのか。
「かま・・・わ・・・ん。こ・・・の声・・・が、使い・・・物に・・・ならない・・・な・・・ら・・・放っ・・・て・・・おけ・・・ばよ・・・い」
「ですが! それなら、私の発声器官を捧げます! ドクターならそれができると言っておりましたから!」
「よい・・・と・・・言って・・・い・・・る。お・・・れは・・・か・・・つての・
・・戦・・・いで・・・あ・・・る戦士・・・の声を・・・奪っ・・・た。そのツケだ・・・と思え・・・ば、よい」
メガトロンが語っている戦士とはバンブルビーのことを指しているのだと私は感じた。
我々は、恐らく本当の彼を見ていなかったのだろう。
彼メガトロンは、我々以上に我が種族の未来を考えていたのだろう。
「オプティマスなら、こんな時なんて言うのかねぇ」
恐らく彼ならこう言うだろう。『手を差し伸べてあげればいい。己の心に従い、為すべきと思ったこと為せ』とこういうだろう。
ならば私は、僕はこの言葉に従おう。
それからドクターを呼んで、他の三大参謀には秘密にして手術を開始した。
ドクターと共同で足りない部分を補いながらで成功した。
それから、他の三大参謀には黙って手術したことを報告したが全員頭を下げて『ありがとう』と言ってくれたのだ。
人間に生まれ変わって、彼らをもう敵対視するのが失せたのだろう。
それから、私はメガトロンの部屋兼病室に向かった。
丁度目覚めていたようだ。声をかけよう。
「やあ、声の調子はどうだい?」
ラチェットSIDE OUT
「貴様が俺の声を治したのか?」
メガトロンはラチェットに向かってそう質問した。
「ああ、そうだ。初めまして、いや、久しぶりかな。メガトロン」
メガトロンはそのことばに面食らったが、飛び掛からず質問した。
「何故俺の名を知っている。貴様は、オートボットか。それともディセプティコンか」
「そうか、この姿ではわからんか。僕は緑川 治。ラチェットと言えばわかりやすいかね」
その名前を聞いたメガトロンは、敵意やさっきを出さずに「そうか」とだけ答えた。
「それで、誰が貴様に俺の声を治すように命じたのだ」
「僕は心に従ったまでさ。為すべきと思ったことを為した、それだけさ」
その口癖にメガトロンはあの懐かしい自分の、まだ若いころの自分に言い聞かせてきた言葉で彼も親友であったオプティマスにも教えた言葉であった。
「俺の他にもいるのだろう。この世界に転生してきたのは」
メガトロンがそう聞くと治は、ドアの方へ向き「入っていいぞ」と言った。
『失礼します』
まず入ってきたのは、銀色の長髪をツインテールにした薄茶色の肌に黄色の目をした顔が整った現在の自分と同じ身長に年齢と思われる少女。
その次に、海と同じ色の青い短髪をポニーテールにした少女。
その次に、深い紫色の腰まで伸ばした髪をたなびかせた左目を黒い眼帯で隠している紫色の瞳の少女である。
「じゃ、まずはあたしから。お久振りでございますメガトロン様。美空 久留美、スタースクリームでございます」
「撃波 音羽。サウンドウェーブ参上いたしました、メガトロン様」
「紫音 昇華。ショックウェーブ参上」
三人はメガトロンの前に片足をついて跪き、「「「我ら、ディセプティコン三大参謀。御身の前に参上いたしました」」」と異口同音に言った。
-あの三人もこの世界に来ていたのか。-
メガトロンは内心そう呟き、それとは別に嬉しさを感じていた。異世界でも、こいつらは、俺のことを主と慕ってくれる部下がいることにも嬉しさを感じていた。
「貴様ら、こっちへこい」
メガトロンの行動に疑問を感じながらも三人はメガトロンの前に立ち上がり、三人を抱きしめた。
「め。めめめメガトロン様!?」/////
「は、恥ずかしい」////
「・・・・・っ!?」//////
二人はメガトロンの行動に照れたが、ショックウェーブは思考停止している。
「まったく、こんなにかわいくなりおって。だが、俺は嬉しいぞ、お前たちにまた会えてな」
これが、メガトロンの優しさかとラチェットは笑顔でそう思ったのだ。
これが本当のメガトロンの優しさなのだと、オプティマスに勝るとも劣らない優しさと慈しみ尊ぶ心があるのだと感じた。
文字数多すぎた。反省もしていないし、公開もしていない。
イメージEDは、Under -The Blue-