ガルヴァ・レイ(メガトロン)が三大参謀と再会、篠ノ之 束の元で暮らして一ヶ月が経った。
現在、その研究室で束はガルヴァの専用機開発に没頭していた。
「ガル君のISは、音ちゃんとくるちゃんと昇ちゃんの機体データとワンオフをスキルとして搭載させて、あとは・・・」
パネルの操作をやめて、気配を感じた束は後ろを向いた。
『篠ノ之博士。あなたは完全に包囲されている。速やかに投降しなさい』
ああ、見つかってしまった。
束は心の中でそうつぶやいた。こんな肝心な時に、ガルヴァと三大参謀は買い物で出かけているからいないのだ。
しかし、そんな彼女の不安を打ち破る声が聞こえた。
『なんだ、こいつらは? 音羽』
『え~と、女性利権団体の連中ではありません。政府直轄のIS部隊ですね』
『はぁ。政府お抱えの部隊だ? どうせ利権団体の一種じゃね~の?』
『胡桃の意見は論理的だ。どうみても、女尊男卑に染まっている連中だ。ガル様、ご指示を』
『何故俺の指示を仰ごうとする、昇華? どうするべきかわかっているではないか』
『そうでした。申し訳ありません』
『じゃ、いっちょやるか。ディバイン・ワールド』
『ラヴィッジ、いくぞ。サウンドブラスター』
『マッドネス・クラウン、GO』
『ディセプティコン、殲滅せよ』
その言葉とともに激しい銃撃線が開始された。
銃撃音と斬撃音が始まると悲鳴が響いた。
そして、しばらくすると研究室の扉が開いて体中血がついたガルヴァと三大参謀は買い物袋を置いて、ガルヴァは束を見る。
「束、俺の専用機は完成したのか」
束はガルヴァを見て、「ふっふっふっ」と笑った。
「完成だよー。これが、ガル君の専用機。その名も~、ディメンションカイザー!!」
それは、まるで騎士のようなフォルムをした灰銀色の全身装甲。右腕前腕部に紫色の大口径のキャノン砲を搭載したIS。
EXナンバーが施された唯一無二の最高の傑作。
篠ノ之 束が生み出した恐らく未来永劫過去現在において最強のISであること間違いなしである。
「感謝するぞ束。ところで、どうやって装着するんだ、これ?」
そこが問題である。彼は偶然、無造作に置かれてあったラファール・リヴァイブに半日前に触れ、起動してみせのだ。
「じゃあ、ガル君。触れてみて」
ガルヴァ触れた瞬間、ISは眩い光を放ち待機状態になる。
しかし、右腕がとてつもないくらい異形で異様なカタチをしているからだ。
「これが、俺のISの待機状態か」
ガルヴァが自分の右腕を見ると、それはまるで義手のようだった。
その腕は、かつて自分がメガトロンだった時。オプティマスに右腕を破壊され、修復した時と同じ腕だったのだから。
「あ、そうだ。これからガル君には、IS学園に通ってもらいま~す」
「「「「は?」」」」
その言葉を聞いたガルヴァと三大参謀は唖然とした。