※以下変更しました
・タグに「原作改変あり」「独自解釈あり」を追加しました
(今さら?と言われそうですが)
---カイ side---
夜になってもルフィは帰ってこなかった
きっとケンカしてるよね
海賊になりたいルフィと、海軍に入れたいおじいさん
ルフィは顔にナイフを刺してでもって覚悟があるし
ルフィのおじいさんも、ルフィと同じくらい強情だと思う
血が繋がってるんだもん
海賊でも、ルフィはなりたいものがちゃんとある
でも、僕は・・・
僕はどうなんだろう・・・
母さんと一緒にお店で働く
もっとお店を大きくして、母さんに恩返ししたい・・・
ルフィと一緒に海賊になる
いろいろ無茶をするルフィを助けたい・・・
どっちも考えなかった訳じゃない
でも・・・
うん、わかってる・・・
あの山賊の一件から
僕には新しい考えが出来たんだ
『大事な人を護れるようになりたい』
だからルフィと一緒に鍛錬を始めたんだ
今よりもっと強くなれるように
引き出しに大事にしまってあるピアスを手にとる
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『いつか大きくなって、力をもっとつけて
本物の剣で大切なものを守れ、他の誰でもないお前自身で』
『!?』
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シャンクス・・・
もしかしてわかってたのかな
僕の考えが・・・
クスッ
ほんとにすごいなぁ
僕をちゃんと見ててくれたんだ
ありがとう、シャンクス・・・
そう、僕の考えはほとんど決まってるんだ
みんなを護れる男になりたい
でも今のままじゃ僕は強くなれない
ルフィとやってる鍛錬でケンカは強くなれそうだけど
それは本当の強さじゃない
今日来たっていうルフィのおじいさんは海軍の人みたい
僕は決めるべきなのかもしれない
この先どうするのか
もしおじいさんに会えたら思い切って聞いてみよう
僕はどうしたらいいのか
僕はどうするべきなのか
ピアスをまた引き出しにしまって
僕はベッドに入った
---マキノ side---
昨日お使いから帰ってきてから、カイの様子がいつもと違う
なにか思いつめてた感じだったけど大丈夫かしら
晩ごはんは普通に食べてたけど
なにか上の空な気がして
トントントン
カイが起きてきたみたいね
「おはようカイ」
「あ、おはよう母さん」
「カイ調子はどう?」
「?・・・なにが?」
「ううん、なんでもないわ
朝ご飯にしましょう
先に顔洗ってらっしゃい」
「うん」
昨日の感じはもうないわ
なんだったのかしら?
スッキリした顔をしてるし
私の考えすぎだったのかしら
「母さん、今日ルフィ来た?」
「ううん、まだ来てないわね
おじいさんが来てるし、忙しいのかもね」
「ルフィ来なかったらまた手伝いするね」
「ふふっありがとう」
でも元気になってくれたならいいわ
悩み事ならいつか時間がくれば話してくれるだろうし
あの子がその気になってくれるのを待ちましょう
---ガープ side---
全く、ルフィにも困ったもんじゃ
ワシがあれだけ海兵にと言っておったのに
海賊なんぞに憧れおって!
赤髪海賊団のシャンクスとか言っておったな
まだ子供の孫を海賊の道に引き込むとは
許せん!
それもこの村ののんびりした雰囲気が悪いんじゃ
刺激がないから海賊なんぞに惹かれてしまうに違いない!
まあそれも昨日までじゃ
海兵の意識を持たせる為に、ダダンのところに預けてきたからのう
あそこに居れば、どれだけ海軍が素晴らしいか身を持って知るじゃろう!
ぶわっはっはっはっは!
ガープは自分の選択が正しいと疑っていない為、上機嫌だ
ふと目先に昨日立ち寄った酒場が見えた
「あれは昨日の店じゃな
なにも食わずにルフィを連れ出してしまったからな
帰る前に、侘びがてら寄っていくか」
「いらっしゃいませ・・・あら?
ふふっ昨日はお疲れ様でした」
昨日の事を思い出したのだろう
マキノは笑顔で話す
「昨日はすまなかったの
今日はちゃんと食べさせてもらうわい」
「ふふっありがとうございます」
ガープはメニューを見ようかと店内を見渡す
そこでルフィくらいの小さな男の子を見つける
もちろんそれはカイだ
カイはガープと目が合い、そのまま近づいてくる
「あの、ルフィのおじいさんですか?」
「?・・・そうじゃ
ルフィの祖父でガープという
お主は?」
「クサナギ・カイといいます
ルフィの友達です」
「ほう、礼儀が出来ておるの、感心じゃ
それでワシになにかあるのかの?」
「ガープさんは海軍の偉い人って聞きました
・・・僕に教えてほしい事があります」
前回で書き溜めできたので早めの投稿です
毎回こうできたらいいんですけど
あとがきに書く事が無くなってきましたw
短めですが
また次話でお会いしましょう