遅れてすみません!
◇◇年◯月☆日
幻想郷が紅い霧に包まれた。
この異変は後に紅霧異変と呼ばれるーーー
そして、プレイカードルールによる解決が初めてとなる異変である。
異変解決者である博麗の巫女、博麗霊夢は神社の境内をゆったりとんでいた。素早く飛ぶのは苦手なのである。
「気持ちいいわ~。夜の境内はロマンチックね~♪」
いや、ただ単に楽しんでいるだけかもしれない。
「なんで神社に人が来ないのかしら?」
妖怪だらけだからである。
「お化けが出るしたまんないわー」
同意である。
「あんた誰よ?」
「あんた鳥目?前にも会ったじゃない。ルーミアよ。」
「あー、なんか近くにいたから退治したような」
「ところで、あなたは食べてもいい人類?」
「良薬口に苦しって言葉知ってる?」
そこでルーミアはプレイカードを掲げた。
夜符「ナイトバード」
辺り一面が真っ暗になる。そしてプレイカードのルール説明が浮かび上がる。暗闇に隠れたルーミアを探せというプレイである。が、そんなの無視。
「あんた対策してないわけないでしょ。」
と霊夢は言って、懐から柿を取り出す。
「わーい」
ルーミアは柿にとびついた。
「みいつっけた。私の勝ちね。」
「柿は貰ったのだー、いっただっきまーす!」
ルーミアは柿にかぶりつく。
「渋ーーー!!!!!」
どうやら渋柿のようだ。
「良薬って言っても飲んでみなけりゃわかんないけどね。」
涙目のルーミアを無視して、霊夢は先へ進む。
霊夢は勘で霧の湖へとたどり着く。
するといきなり水色の妖精と緑色の妖精が飛んでくる。
「危ないよチルノちゃん!」
「大丈夫だって。やい人間!きょうてきのあたいと勝負だ!」
「標的?そいつはびっくりだぁね。」
完全に煽ってくる霊夢にチルノと呼ばれた青い妖精は怒る。その手にはプレイカード
「ふざけやがってー!あんたなんか英吉利牛と一緒に冷凍保存してやる!」
凍符「パーフェクトフリーズ」
チルノが宣言するとともに大ちゃんが捕捉説明。
「えっと、制限時間内でより多くのかき氷を食べてください!いきますよー、よーい、ドン!」
と、同時にチルノと霊夢は勢いよくかき氷を頬張る。
が、霊夢はスローペース。チルノは勢いそのまま食べていく。
「チルノちゃん、大丈夫?」
「大丈夫だよ、大ちゃん。さいきょーのあたいに出来ないことなど、、、」カキーン
大ちゃんが心配して声をかけるとチルノは案の定、頭を押さえて悶え苦しむ。
「いたーい!頭がわれそうー!」
「チルノちゃーん!」
結局頭痛が起きないようにゆっくり食べた霊夢が勝った。…勝負すら成立していない気がするが。
「ああ、冷えて来たわ。冷房病になっちゃうわ。」
そして霊夢は向かう
紅い館へ。