ハイスクールDxD 俺の特典は万能です。そして屑になる。 作:t9!9EEW^v4dd#pTedBQJ
「ISはだな、こうズガーンと動かしてババーンという感じだ」
リアスに箒がISの操作の説明をしているが、箒の説明が下手すぎてリアスは頭が痛かった。
「ごめんなさいね。聞いた私が馬鹿だったわ。覚えるより慣れろ!よね?」
箒はリアスのその言葉に頷く。
「うむ。それが一番手っ取り早いだろう。では始めようか!」
リアスと箒はISを展開し、上空に飛び上がる。
そして二人は
「手加減なんてしないからな覚悟しろ!」
「望むところよ!」
先に動いたのは箒だった。
雨月と空裂を構えてリアス目掛けて突撃した。
リアスには剣の心得は存在しない。
よってこの戦いはリアスは一方的に蹂躙させる。
「きゃあ!」
箒の激しい猛攻を防げず、シールドエネルギーを削られ続ける。
そして呆気無くシールドエネルギーがゼロになってリアスの敗北だった。
「まずは剣術を一から叩き込んでやる。いいな!妥協は許さんぞ」
鬼の形相でリアスに詰め寄る。
「わ、わかったわよ!やってやろうじゃないの!」
リアスは涙目でそう答えた。
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「次は俺の番だな。まずはその力を見せてみろ」
クリア・ノートが上から目線で命令する。
リアスはその言動に腹が立ったが強くなれるならと思い、その思いを心の奥底に溜め込んだ。
掌に滅びの魔力を圧縮した魔力弾を作った。
本来はバアル家のものだった滅びの魔力。
それをサーゼクスとリアスの母であるヴェネラナがグレモリーに嫁ぎ、子どもたちに引き継がれた。
「これが私の滅びの魔力よ」
クリア・ノートがその魔力弾を観察する。
そして呟いた。
「俺の消滅の力に似ているが、力がまだ弱すぎるな。スプリフォ!」
クリア・ノートが唱える。
スプリフォは掌から呪文の効力を消滅させるエネルギー弾を作り、それを相手に放つ技だ。
リアスも自分が作った魔力弾を投げるが見事に打ち消された。
「もっと濃く多く圧縮しろ。まずはその魔力の力を完全に制御することを覚えろ。技なんてその次だ」
魔力の質はいいが完全に制御下に置いていない。
力を引き出せていない。まだまだこんなものではない。
「わかったわ!」
そしてリアスは両手で魔力を圧縮し始めた。
リアスの身体を滅びの魔力の赤いオーラが覆う。
「できたわ!」
リアスの手にはバレーボールの大きさぐらいの魔力弾があった。
「さっきよりはいいな。ではいくぞ!スプリフォ!」
クリア・ノートから消滅のエネルギー弾が放たれ、リアスからは滅びの魔力弾が放たれた。
しかし結果はリアスの魔力弾は消滅させられた。
「まだまだだ。そんなものじゃないだろう!もっとだ!」
こうして剣術とIS操作、滅びの魔力を制御下に置く特訓が始まった。
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「もっと光を濃くしてください! 私のより薄いですよ」
レイナーレが朱乃の槍の問題点を指摘し、レイナーレの槍と見比べていた。
朱乃はレイナーレ、ミッテルト、カラワーナ、ドーナシークから指導してもらっていた。
現時点でできることは、父バラキエルのように雷光を扱えるように特訓することだ。
朱乃の右手に雷光の槍が形成される。
「光は濃いっすけど、まだバラキエル様ほどじゃないっすよ。もっと魔力を込めるっすよ!」
ミッテルトにそう言われ、朱乃はもっと魔力を槍に込める。
「いいですね。流石はバラキエル様の娘ですね。それでは槍を投げてみてください」
「わかりましたわ」
朱乃は右手の雷光の槍を投げる。
一誠が制作したレプリカの駒王学園新校舎を軽々と吹き飛ばした。
「威力は問題無いようですね。しかし少し疲れますわ」
「凄いっすよ!流石っす!そこに痺れる憧れるっす!」
朱乃は額の汗をタオルで拭きとる。
目をキラキラさせながら朱乃に抱きつくミッテルト。
「今度は一誠様が申していた朱乃様の近接戦闘の特訓に入りましょう。相手はこの私ドーナシークが努めます」
今度は魔力訓練ではなく近距離での戦闘訓練だ。
相手は一誠に鍛えられたドーナシーク。
その戦闘力はこの堕天使達の中ではNO.1だ。
それだけ一誠に鍛えられたのだ。主に近接戦闘を。
「よろしくお願いしますわ。精一杯行かせてもらいますわ!」
「その心意気は良しです。私に与えられた任務を遂行させてもらいます」
朱乃は右手に雷光の槍を形成する。
そして堕天使の翼を出してドーナシークに向かって行った。
朱乃は槍でドーナシークを加速したまま刺そうとするが避けられた。
「笑止」
朱乃はその言葉を最後に聞いて気を失った。
「甘いですぞ、朱乃様。私は伊達に一誠様及び兵藤家の執事をしているわけではないのです」
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「イッセーさん。私はどんなことをすればいいのでしょうか?」
「それはね~簡単な魔法を教えようと思うんだ!」
アーシアは可愛く首を捻り、イッセーが興奮する中で修行の内容を相談した。
本来はドラゴンとの相性を高める予定だったが、それは夏休みに変更した。
「まずは掌に魔力を集中させるんだ。そして炎、氷、雷、風、闇をイメージして」
アーシアは一誠に言われた通りにした。
掌に魔力を集めてイメージする。
まずは炎。
「そうそれだよ!それを俺に放つんだアーシア!」
「できません!」
「やるんだアーシア!」
そしてアーシアは炎の魔力を放った。
一誠に命中するが無傷だった。
「大丈夫ですかイッセーさん!」
「大丈夫だよ。さあ続きといこうかアーシア!」
「はい!」
一方その頃。
アーシア達とは離れたところで他の龍達が口を揃えて『この世の終わり』と言うだろう。
何故なら...
「ラッセ―は我が強くする。未来の龍王にする」
「私も貴方を鍛えるのを楽しみにしていたんですよ。オーフィスが見込みがあると言っていたから」
「くぅぅ!」
その声は逃げたくても逃げれない弱者の声だった。
いつになったら龍王となりアーシアを守る日が来るのか!
諸事情により金曜日は投稿できません。
土曜から再開します!