放置していた訳ではないんだけれど、なかなか更新できませんでした。
梨花Side
それはいったい誰を心配しているのか。
無謀な者をこの身は心配するのだろうか
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あの後はいろいろあったんだ。
夜遅くに帰ってきてお兄ちゃんに怒られたり、お母さんかフェレット君を見て少し暴走してたりとか。
そんな中、私はライトニングハートにこっそりと念話を教えて貰ったりね。
そしてみんなが寝静まった頃。
「(フェレット君起きてる?)」
少し話を聞いてみる事にしました。
起きてなかったらどうしようか・・・。
「(梨花さん?寝なくていいの)」
お!起きてた。それにしても梨花でいいってさっき言ったんだけどな。
「(梨花でいいよ。それと私は一日最大23時間フル活動できるから大丈夫!)」
ちょっとした冗談を混ぜつつ、フェレット君が話しやすいように、と。
「(それってほとんど寝てないんじゃ。・・・それでどうしたの)」
「(ジュエルシードって具体的にどんなものなのかなって。教えてくれる?)」
情報の収集はとても重要だから。
「(・・・・・・うん、分かった。ジュエルシードは僕らの世界の古代遺産なんだ。本来は手にした者の願いをかなえる魔法の石なんだけど。力の発現が不安定でさっきみたいに単体で暴走して、使用者を求めて周囲に危害を加える場合もある。たまたま見つけた人や動物が間違って使用してしまってそれを取りこんで暴走することもある)」
確かお兄もそんなこと言ってたような気がする。
あまり覚えてないけれど。
「(そんなものが何でこの世界に?)」
「(僕のせいなんだ。僕は故郷で遺跡発掘を仕事にしているんだ。それである日、古い遺跡の中であれを発見して調査団に依頼して保管してもらったんだけど。運んでいた次空間船が事故かなんらかな人為的災害に遭ってしまって。21個のジュエルシードがこの世界に散らばってしまった。今まで見つけられたのはたった二つ)」
「(なら簡単だ、それじゃあと19個集めればいいんだね)」
それにしてもやっぱりフェレット君は悪くないような。
「(いや、あの、えっと、さっきは巻き込んじゃってごめんなさい。助けて貰って本当に申し訳なかったけど。この後は僕の魔力が戻るまでの間ほんの少し休ませてもらいたいだけなんだ。一週間、いや五日もあれば力も戻るからそれまで・・・)」
ずいぶんと勝手な事を言うね、フェレット君は。
「(1人になったらまた無茶して集めるつもりでしょ。確かにそれがフェレット君的には正しいのかもしれないけど、認められないよ)」
「(ど、どうして?)」
なのはが心配するし、何かあったら大変ですし。
「(フェレット君はとても勇敢だけど、同時にすごく無謀な事をしてるんだよ。その結果が私達を巻き込んだの。だったら私達に協力してもらった方がいいでしょ?)」
ずるい言い方しているのは分かる。フェレット君は私達の事を心配してくれているから巻き込みたくないんだろうけど
「(だけどさっきみたいに危ないことだってあるんだ!)」
「(だったらなおさらフェレット君一人じゃ無謀だよね。私達がいた方が安心だよ。だから、はい!この話はおしまい。後は明日なのはにこの話をして考えるように)」
なのはなら上手く説得してくれると思うしね。
「(う、うん)」
「(それじゃなんか他にお話ししよ・・・うか。って・・・あれ?なんか・・きゅうにねむたくなって・・・きた?)」
本当に急に眠気が・・・・・・珍しい。
「(り、梨花!?)」
《(・・・・・・安心してください。初めて魔力を使ったので疲れたのでしょう。寝かせておいてください)》
私は眠気に耐えきれず深い眠りについた。
《お休みなさい。マスター。良い眠りを》
『梨花、その草笛きれいだね』
『うん!綺麗だね』
『?そこは「きれいでしょ」じゃないのか?』
『お兄、私が作ったんじゃないんだよ』
これは・・・夢。
『それじゃあ誰が作ったんだい?』
そうかフェレット君と話してて寝てしまったんだ。
『お姉ちゃんに教えてもらったんだよ』
これは何の夢だろう。
お兄と話してるけど、記憶にないしなぁ。
でも夢って言うのは記憶の整理だ。ならこれは実際に有った事なんだろう。
『・・・そうか。ならもっとその草笛を聞かせてくれないか』
『いいよ。♪~~~♪~~~』
お姉ちゃん?草笛?何のことだろう。
でもこの音本当に綺麗だ。それにとても懐かしい。
今はなんだか分からないけど、ふとした事がきっかけで思い出せるかもしれない。とりあえず保留にしよう。
せっかくだから今度この草笛を練習しよう。
・・・・・・それにしても昨日の変身した時は気持ちよかったな。
そうだ、明日はライトニングハートに魔法をいろいろ教わろう!
それと起きたら体動かしておこうかな。
4時くらいには起きれるだろうし。
そして私は目を覚ました。
《おはようございます。マスター》
「うん。おはようライトニングハート。今何時?」
《この世界ですと、午前7時48分になります》
あれ?7時過ぎ
「そんなの寝てたんだ、私」
《申し訳ありません少し作業をしており起こせませんでした。ですがとても気持ち良さそうに寝ていましたよ》
うんありがとう、でも起こして欲しかった。そう思うのは勝手すぎるかな。
別に起こしてなんて頼んでいなかったからね。
私はその後、なんとか学校に間に合うことができた。
朝ごはんは食べることができなかったけれど。
そう言えばいつもは起こしに来てくれるなのははなんで起こしてくれなかったのかな。
「大丈夫?梨花ちゃん」
「朝ご飯食べられなくて、正直に言えば元気はないよ」
「それにしても珍しいじゃない。あんたが寝坊するなんて。なのははともかく」
「えー、アリサちゃんひどい!お姉ちゃんは寝坊しません!」
「アリサちゃん。梨花ちゃんが遅刻したのはこれが初めてだよ」
今は2時間目を終えて休み時間です。
正直一時間目はほとんど寝ていました。
先生に当てられたときは周りの何人かが起こしてくれて助かったね。
特にすずかが沢山起こしてくれた。
「(それでなのは、話はまとまった?)」
「(うん。これからもユーノ君をお手伝いするの)」
うまく説得できたみたいだね。
3時間目
《(マスター。魔法のことを説明すればよろしいのでしょうか)》
「(うん。お願い)」
授業はノートを書くだけ、メインでライトニングハート先生の授業を聞くことに。
《(私はロストロギアの魔力を吸収して成長します。ですので、未だに未完成なのです)》
「(ロストロギア?ジュエルシードみたいなもの?)」
《(この時代では、その解釈で構いません。マスターは理解が早くて助かります)》
「(ありがとう、それで完成するとどうなるの)」
《(・・・・・・。私にもわかりません。ですが必ずマスターの役に立てると思います)》
「この問題は・・・・・・はい梨花さん。」
おっと当てられた。
「48です」
「はい正解」
良かった、さすがに小学生の問題は間違えない。
それにしても相変わらずやる気の無さそうな先生だ。
《(次に、次に成長するのはおそらくジュエルシードをすべて吸収できたときでしょう)》
「(そうなんだ。それじゃあライトニングハートのためにも頑張らないとね)」
《(・・・・・・。その他には―――)》
そんな話を聞いて今日の学校は終わってしまった。
《(いいですか。マスターは弱いです。魔法の使い方も分からない、ただ魔力が大きいだけの素人です。世の中にはとても強い人が何人もいます。それを忘れないでくださいね)》
「(うん、分かってる。私よりも強い人はたくさんいるよ。だから強くなりたい)」
《(頑張りましょう)》
今帰りながら念話で話している。
なのはとは別行動。
さっきフェレット君から犬型の化け物からジュエルシードを怪我なく封印したって報告を受けた。だから安心してゲームショップの前に並んでる。
はやてが欲しがっていて、私と半分ずつお金を出したんだ。
それと一緒に手作りのプレゼントを用意しているから今度の誕生日に渡しにいかないと。
「はやて、喜んでくれるかな」
ちなみに今から喫茶 翠屋のお手伝いに行く。
いつもより少し遅くなっちゃったけれど。
簡単に言うとバイト。
最初はバイト代なんていらないって言ってあったのに、いつからかお小遣いを貰えるようになってしまった。
来るもの拒まずが基本だったから貰っちゃったけど。
他にもいろんなところでお手伝いしてるからそこで貰ったお小遣いを今回有効活用している。
「お母さんただいま」
「お帰りなさい、梨花」
「お父さん達は?」
「今日はもう終わりだから先に帰ったわよ。なのはにさみしい思いはさせられないものね」
昔、私が言った一言でみんなが早く帰るようになった。
あの時のなのはは寂しそうだったから。
「それじゃあ私達も帰ろう。お母さん」
「その前に―――」
・・・いやな予感しかしないんだけど。
「これに着替えましょうか」
いつものことながら私を着せ替え人形にしないでお母さん!
今日の衣装はメイド服と水着。
どっちも5種類くらいあったよ。いったいどこから手に入れてくるのやら。
お母さんがすごい叫んでいて恥ずかしかった
着替えの最中から写真とビデオを取っていたお母さん。
10年くらい過ぎてから改めて見ると黒歴史と言われるようなアルバムがいったい何冊出来た事やら。
あぁ、窓から見えたすずかの姿・・・顔が赤かったよ。
すずか!?
最後の撮影会は要らなかったと思う・・・書きたかったから簡単に書いたけれど。
次はもっと早く更新出来たらいいな…。