魔法少女リリカルなのは 自由な世界   作:固竜

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梨花の初めての遠出


天気予報「本日の天気は曇りです」


幼き日の邂逅

幼き日の邂逅

 

 

 

梨花Side

 

朝霧の技を使ってから数日後。

 

今日は気まぐれに図書館に足を運んだ。

 

初めての遠出だった。

 

***********************

 

 

今日は生憎の曇り空で日光を浴びる事が出来ないんだ。

 

連日晴れの日が続いていたから少し残念だね。

 

天気予報では晴れるって言ってたんだけどなぁ。

 

雨は降りませんように!

 

雨は何でか好きになれないんだよね。

 

雨が降ると途端に何もしないでお布団で丸くなっていたくなるんだよ。

 

外を見ることなんて絶対にしないんだ。

 

何でだろう?雨の日はお兄に遊んでもらえる日だったからいつも楽しみにしていたはずなんだけれど・・・。

 

とりあえず、小学校に上がったら雨の日も外に出ないといけないんだから早くなんとかしなくちゃね。

 

私は部屋を出ておそらくお母さん達が居るであろうリビングに向かう

 

「梨花ちゃん。おはよう・・・なの」

 

「おはよう、お姉ちゃん」

 

と、そこに偶然同じタイミングに部屋から出てきた、なのはとバッタリ。

 

おそらくさっき起きたばかりなんだろうね目をゴシゴシしてるよ。

 

―――ドスン―――

 

あ、壁にぶつかっちゃった・・・痛そー

 

「――――ッ!?」

 

寝惚けてたみたい・・・今度からは気を付けようね、なのは。

 

 

そんなこんなで私達は家族みんなで朝ご飯を食べた。

 

なんでもその朝ごはん、今度お母さんが喫茶店で出す新メニューだそうだ。

 

感想はもちろん【美味】

 

私も夕ご飯の時にお手伝いして料理を頑張ってるんだ。

 

まだまだ作れる種類は少ないんだけどね。

 

 

 

さて、着替えたしそろそろ出発しますか。

 

「それじゃあ行ってきまーす!」

 

私は図書館に向かうのでした。

 

水色のTシャツに黒のショートパンツを身に纏い黒のリボンが付いた白いハットを被る。

 

お母さんがメイド服を手にしていたのを見て、目に入った服を素早く着たっていう裏話があったりする。

 

美由希お姉ちゃんに教えてもらった図書館の名前は風芽丘図書館。

 

子供の足でも手軽に行けるらしい、大きな図書館だって。

 

自転車などを持っていない私にはとてもありがたい位置にあるのだ!

 

という訳で、トテトテと歩くこと30分。

 

二匹の猫が私にしばらく付いてきていたんだけど、撫でようとしたらどこかへ行ってしまった。ちょっと残念だけど仕方無いと諦めたのだった。

 

目的の図書館が見えてきた、後は信号を一つ渡るだけ。

 

信号までは10メートルくらいの距離があるけれど赤だし急ぐ事は無いね。

 

向こうから金色の髪をした女の子が走ってくる、いまだ赤信号。

どうやら相当急いでいるようだけど信号無視なんてしないよね。

はは、まさかそんなことする人いるわけ・・・

ここまで約1秒

 

「あぶない!」

 

私は精一杯走った(と言う表現は正しくないかもしれない)特殊な移動の仕方をしたので普通に走るより早い

 

八極拳の活歩のように(地面をすれすれを滑るようにって言うと分かりやすいかな)一瞬で間合いを詰めるときに使う事が多いこの移動方法、なかなかに使い勝手が良くてよく練習してたなぁ。

 

私は左右から迫って車を危なげなく避けながら女の子を捕獲し信号を渡りきる(これがお兄だったら私が想像できないような行動で解決するんだろうなぁ)

 

かなり勢いが付いていたから自然と抱っこした(俗に言うお姫様抱っこ)同い年かな?

 

私はこちらを見ている女の子の方を振り向く、きれいな子だね。

 

「ん、大丈夫?」

 

とりあえずは怪我とかないかの確認を行う、たぶん怪我は無いと思うんだけど。

 

もしもの事があったら大変だもんね。

 

「・・・・・・」

 

・・・・・・あれ?

 

「あの・・・えっと?」

 

女の子はしばらく呆けているのか反応が無かった。

 

それと少し顔が赤かったようなのでおでこを当てる。

 

「――――!?」

 

うーん、特に熱は無いようだけど・・・どうして反応が無いのかな?

 

「大丈夫、無事!?」

 

そんな感じでしばらくその場を動かずにいると女の子のお姉さん?が赤い犬と一緒にこっちに近寄ってくる。

 

このまま抱っこしてるのは変だろうから女の子を立たせる、ちょっとふらってなった所を見ると調子が悪かったのかな?

 

「・・・・・・お姉ちゃん?」

 

「怪我は!・・・良かったどこも怪我してない」

 

お姉さんにはちゃんと反応してる、初対面の人とは、あまり話さないのかな

 

「なら安心だね、それじゃあ私はいくね。・・・あ、そうだ。

 

危ないよ、自分の体なんだから大事にしないとね。お姉さんに心配かけたらだめだよ」

 

「妹を助けてくれてありがとう。小さな騎士さん」

 

騎士?助けたから?不思議な事を言うお姉さんだね。

 

クゥ~ン

 

赤い犬は私の足にすりすりしてる、ありがとうって言ってるのかな?

 

私は犬を撫でてから再び図書館へと向かった。

 

少し頭が軽くなった気がするけど気にしなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、これ・・・リボン」

 

「本当だ、もしかしたらさっきの子のかもしれない。届けないと」

 

「(え、でももう時間が無いよ。今は一先ず拾っておいて今度会った時に返せばいいじゃないか2人とも。ね、そうだろう)」

 

「「え、でも。もしかしたらもう会えないかも」」

 

「(リニスが待ってるんだからさ、ほら行くよアリシア、フェイト)」

 

「待ってアルフ!フェイト走れる?」

 

「・・・うん、お姉ちゃん」

 




はい、時間がかかりました。

なぜか、この時期にフェイト達が登場します。

フェイト…人見知り?のようになりました。

なぜ居る?…管理局が悪いんだ!

アリシア…生きてるよ!

今回はココまで、次回は図書館での話・・・たぶん
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