The_Chronicle_of_Marisa   作:霧子のエビの天ぷら

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第4話 三つ巴の魔法使いたち

 出かけた頃は曇天だったが、空を飛んでいく内に次第に雲が晴れ、暖かな日差しが顔をのぞかせていた。とはいえどところどころではまだ分厚い雲が太陽光を遮っているので雲の上に行かない限りはまだまだ寒さとは離れられないのだが。

 

 「あとちょっとで自宅に着くんだ………もう少しもってくれよ!」

 

 重い荷物を吊り下げた箒は、荷物の重量の影響もあってか少し前のめりにはなっていたが、魔理沙から受け取っている魔力と後部に設置してある動力用八卦路のおかげもあって特にこれと言った問題はなく滑らかに上空30メートルあたりを飛行する。

 

 森の一角、幻想郷にある数少ない水辺の一つ、《霧の湖》からやや離れた場所に位置する、周囲に比べて若干土地が開拓されたように感じることが出来る場所が見えた。そこを視認すると、右手で箒の柄を強く握り、左手の親指、人差し指、中指の3本で帽子のつばを前方に倒して急降下を開始する。

 古びた様子はなく、白と黒のグラデーションが特徴的な一軒家、魔理沙の家である。

 

 着地すると、周囲の音に耳を傾ける。懐かしく、そして神々しく、なおかつ規則的な音が周囲に響く。ここ数年の間で妖精たちの間で密かなブームになっている朝の金管多重合奏であろう。霊気と森特有の匂い、さらには若干の魔力と妖力を伴った風が吹き、頬を軽くなでる。昔からこの風は大好きだった。私や、今は絶縁状態になってて行方も知れない家族も同様にこの風が大好きだったことをふと思い出す。

 一瞬思い出しそうになった家族のことを頭の中から振り払うように箒と八卦路に対する魔力供給を打ち切り、重たい買い物袋を持って家に入っていった。

 

 自分の部屋の中は出かける時と同じ状態で、イタズラ妖精が入った形跡もなかった。そのため、魔理沙は台所に買い物荷物を置いて軽く伸びをした。

 

 これから先もいくつか出かける用事があるが、流石に昨日帰れなかったため、風呂に入れていないのはまずいだろうと思い立った。汗臭い状態での訪問は彼女達は許したとしても魔理沙のプライドが許さなかった。

 

 タンスの中から替えの下着と新しく着る服を持って浴室へと足を運んだ。間欠泉異変の時に技術提供などで世話になった河城にとりが組み上げた浴室用の八卦路のスイッチを入れ、軽く魔力供給を行う。すると魔法性質の炎が広がり浴槽の中の水を心地よい温かさに加熱していく。その様子を確認した魔理沙は脱衣所に入り、服をすべて脱ぎ、外套以外の物をすべてまとめて洗濯機の中に放り込む。外套はハンガーに吊るして壁に掛けて置いた。

 

(また胸……少し大きくなったかな?)

 鏡に写った自分の一糸纏わぬ姿を確認してそう思う。書を読んだ限りでは人間の女性の体の場合2次性徴がで終わる頃、20歳になる手前の頃には既に胸の成長は止まっていることがほとんどだと書かれていたが、自分は例外なのだろうか。同時に、以前霊夢にこのことを話したら風呂場の脱衣所で後ろから胸を揉みしだかれたことを思い出し、少し鳥肌が立った。

 

(あの時の霊夢は淑女じゃねえ……ただの変態オヤジだった……)

 胸だけを後ろから執拗に揉みしだかれたのだ、トラウマに近くもなる。しかもその後顔面にゼロ距離でスターダスト・レヴァリエを当てるまでやめなかった。見せる相手(かれし)がいないのに胸がでかくなったところで何がいいのか。

 

 トラウマが鮮明に思い起こされる前に頭を左右に強く振りその光景を脳裏から振り払い、浴室に体を沈める。腰のあたりまで伸びている金髪が前の方にまで流れてきたので、沈めて後ろに追いやった。間欠泉異変が終わったあと、1度だけ紫とともに風呂に入る機会があったが、あいつは長い髪をタオルで巻いてお湯につからないようにしてたな、今度試してみるかと思いながら体を温める。

 

 その後は至って普通だった。体を湯船から上げて髪を洗いリンスで毛先のケア、石鹸で全身を組まなく洗い、体についた汚れを落とす。その時についでに腹部と二の腕にぜい肉が付きすぎていないかを点検する。石鹸の泡を落とした後再び浴槽に入り、少し冷めた体をもう一度心からじっくりと温め直す。浴槽から出て体の水気をタオルで巻いて拭き取り、下着と服を着た。そしてアリスから貰ったドライヤーで髪の水気を吹き飛ばし軽くブラッシング、掛けていた外套を持って部屋へ戻った。

 

 時間は午前10時、出掛けて昼を食べるにはまだ少し早い時間なので、買ってきた肉や野菜を冷蔵庫に収納する。冬場だというのに誰かがご丁寧に肉と一緒に氷を入れてくれていたため、肉の質に問題は無さそうだ。

 

 どうやら外の世界には容量がとても大きく、なおかつ氷を入れなくても勝手に冷やしてくれるという便利な冷蔵庫があるらしいがここは幻想郷、主流はまだまだ氷を入れて冷やすタイプである。にとりになんとかして外の世界にある冷蔵庫を作れないかと言ってみたが、

 「うーん、出来なくはないだろうけど……電気が普及していないこのご時世にそれは厳しいんじゃないかな?」

 と、やんわりと断られた。

 

 喉の乾きを感じ、地下から汲み上げて貯めていた水をコップ1杯分だけ取り喉を潤す。

 その後は出かける準備である。

 

 「えーっと……森と紅魔館に行くんだから、新品の箒と、新しい八卦路2つと、あとスペルカードも何枚か持っていかなきゃな。何が起こるかわかんねえし。あ、あれも読んでおこう」

 

 森を抜ける際に出会う可能性のある妖怪、力の強い妖精をまとめた紙媒体の資料に目を通す。

(んと……阿求のやつが書いたリストによると、ルーミア、チルノに大妖精……あとこの時期ならレティが来てることもあるのか。三月精はいつも通り、あとは………特にはないかな。マンドレイクはこの時期はもう冬眠してるだろ)

 

 次に目を通すのは紅魔館に住むもののリストだ。製作者は同じく、稗田阿求となっている。

(あんまり変動はないな……せいぜい妖精メイドの数が増えているぐらいか。……美鈴のやつ冬になるとよく山篭りに行くのか。………アイツ門番だよな?)

 紅美鈴がクビになったという話は魔理沙の耳にはまだ入っていない。その結果門番とはどういうものなのかという哲学的な思考が生じるハメになった。

 

 本を数冊持ち出す(かりていく)ことを考えての丈夫な袋、スペルカードを8枚を懐に忍ばせて家を出る。時刻は11時30分、目的地につく頃にはちょうど良い時間であろうと思いつつ箒で再び宙に飛び去った。

 

 

 魔理沙の家から数百メートル先、《霧の湖》の畔に建っている白を基調とした少し大きめの家が見えてくる。目的地、アリス・マーガトロイドの家である。

 壁に耳を当て、聞き耳を立てる。物音はしなかった。どうやら出かけているようだ。

 

 これからどうしようかそのままのポーズで悩んでいた時、後ろから声がかかる。

 「何やってんのようちの前で。」

 「うわあっ!?!?て、なんだアリスかよ………おどかすなよ、心臓に悪い……」

 「他人の家の前でコソコソとそんなに怪しいことしてる方が悪い。通報されても文句言えないわよ?」

 

 家主、アリス・マーガトロイド。魔界生まれの魔女という話と幻想郷生まれ、元人間の魔女という話の二つがあるため本当はどっちなのか分からない。人形のような見た目をしているため里でナンパされることもよくあるが家の状態を知って大体の男は逃げていくそうだ。もっとも、本人はさほど気にしていない様子ではあるが。

 

 「あ、あはは………言い訳の余地がないぜ……」

 「ならせめて言い訳できるように行動を改めることね。───で、何の用?」

 「あぁ、昼飯を食おうと思ってな」

 「ねえ魔理沙、あなた私の家をレストランかなにかと勘違いしてない?」

 「気のせいだろ。私はそんなこと微塵も思ってないぜ」

 「怪しい………即答するあたりがなんとも怪しいわ。──まあいいわ。どうせ要件はそれだけじゃないんでしょうし、こっちもあなたに話したいことがあったらから好都合よ。中に入って、椅子に座っててちょうだい、すぐに作るから。あと、人形を勝手に持ち出したらグリモワールで脳天が陥没するまで殴るわよ」

 「お、おう………というか、いくら私でもそんなことしねえって……お前私にどんなイメージ持ってんだよ」

 「大体は想像通り何じゃない?何度も言うけど、そのイメージを改めて欲しかったら行動を治すことね」

 

 

 2人がアリスの家に入って10数分後。

 アリスが昼食を運んでやってきた。魔理沙の席と向かい合わせになるように自分も座る。

 見る限りは麺類のようで、立ち込める暖かな湯気から感じることが出来る匂いは少し辛味が聞いていて、食欲をそそるものだった。

 「本題は食べながらでもいいでしょう。……いただきます」

 「いただきます」

 ズルズルズル、と麺をすする音が部屋にこだまする。

 「うん、やっぱりアリスの作る飯は上手いな。レストラン開けるんじゃないのか?」

 「私な人形遣いであって料理人ではないもの、出すわけないじゃない」

 「まあそれもそうだな。私以外のやつには食わせたくない味だ」

 「そういうのは意中の男性の手料理を食べた時に言いなさい。というか口説き文句として古くない?」

 「口説き文句に古いも新しいもあるもんか。第一、私はそんなつもりで言ったわけじゃない」

 「あらら、それはそれは。どうも失礼しました。早とちりがすぎたようね。───そろそろ本題に入りましょうか」

 

 「そうだよ、なんなんだ私に対する用事って?」

 「魔理沙、あなたこのあと時間空いてる?」

 「この後は紅魔館に行く予定だぜ」

 「ならちょうど良かったわ」

 はて?一体どういうことなのだろう?魔理沙が口をもぐもぐ動かしながら首を傾ける。

 

 「実は今日、パチュリーに呼ばれててね。紅魔館に招待されてるのよ」

 「パチュリーが?珍しいことがあるもんだな、なんでだ?」

 「さあ?なんでも一人じゃ厳しいから手伝ってくれとのことだけど………行けばわかるでしょ」

 「それじゃあ私の同行するぜ。わざわざお前を呼ぶだけぼ理由がなんなのか気になるからな」

 「決まりね。私も出かける用意するから少し待ってて」

 「あれ、お前さっきまで外にでかけてなかったか?」

 「いくら招待されてるとはいえ、あそこにスペカと人形無しで乗り込むほど無謀じゃないわ。いつ妹さんに奇襲されるか分かったもんじゃないもの」

 アリスは魔理沙と会話をしつつ、手際よく出発の準備をした。

 

 「それもそうだな。悪かった変なこと聞いて」

 「別にこれぐらいどうってことないわ。謝られるとかえって気持ち悪いから謝らないでちょうだい。───お待たせ、それじゃあ出かけましょう。一応招待客なんだから、正面から歩いていくわよ。間違ってもダイナミックおじゃましますはしちゃダメよ」

 「おいおい、流石にそんなことは………」

 「今までダイナミックおじゃましますとダイナミックおじゃましましたで何枚紅魔館のガラス割ったか数えてみなさい。」

 「……………」

 その指摘に魔理沙はがっくりと肩を落とし、トボトボと歩いてアリスの家を出たのだった。

 

 紅魔館はアリスの家から湖の畔沿いに1700メートル進んだ先にある。今回は歩くため壁は見えないが、空を飛んでいると紅魔館の主の趣味である特徴的な真っ赤な外壁が顔をのぞかせる。人の趣味をとやかくいうつもりは魔理沙にはほとんど無いが、飛行中にこれが目に入ったら目が痛いから色を変えて欲しいというのが本音だった

 

 紅魔館正門前。

 この時期は山篭りに行くことで有名になっている紅美鈴だが、今日はちゃんと起きていて仕事をしているようだ。むしろ来客予定がありながらの仕事放棄はサボリというレベルではない気がするのだが。

 

 「こんにちは美鈴、約束通り来たわよ」

 「あ、アリスさん!お待ちしておりました。でも、魔理沙さんが来るとまでは聞いていませんが?」

 「たまたま昼食が一緒でね。アポ無しで悪いけど彼女も入れてもらえるかしら?」

 「かしこまりました」

 

 即座、美鈴が手元のトランシーバー状の端末を操作する。

 「あ、パチュリー様、アリスさんがお越しになられました!あと魔理沙さんが一緒です。………はい、そうです。………はい、かしこまりました」

 手元にあるトランシーバー状の端末の電源を切り、足についてるベルトに括りつける。それとほぼ同時に紅魔館の重厚な鉄の扉がひとりでに横にスライドし、その門を開けた。

 

 「パチュリー様がお呼びですのでどうぞ中へ。また、パチュリー様がいらっしゃる大図書館までは妖精メイドに案内させますのではぐれないようにお気をつけください」

 そう言うとすぐに妖精メイドが5、6体ほど目の前に現れ、恭しくおじぎをする。その後は何も言わずにエントランスホールに向けてふわふわと宙を漂う。

 「行きましょう魔理沙」

 「………そうだな、行こう」

 2人は妖精メイドの後ろをつけるようにして、エントランスホールに入っていった。

 

 2人がエントランスホールに入っていくのを見届けた美鈴はふぅ、と大きく息をはく。

(魔理沙さんはよく来るからもう慣れたけど、アリスさんを相手にするのは疲れるなぁ………底が見えないっていうかなんていうか……)

 「お疲れ様美鈴」

 何も無いところから突然人影が現れ、美鈴に声をかけた。その人物は膝上8センチほどのスカートのメイド服を来た銀髪の、いかにも淑女といった雰囲気の女性、紅魔館メイド長の十六夜咲夜だった。

 

 「あ、咲夜さん!!お疲れ様です!」

 「普段からこれぐらい真面目にやってくれれば待遇向上の嘆願も出せるんだけどねぇ。まあいいわ、今日の成果は年末のボーナスに加算しておくから」

 「ありがとうございます!」

 

 お辞儀を終えた後、美鈴はゆっくりと口を開いた。

 「あの、咲夜さん。一つ、お伝えしたいことが」

 普段はこんなことは無い。いつにもまして真剣な表情と声色をした美鈴に、咲夜の表情も引き締まる。

 「どうしたの?……見たところ問題はなさそうだけど」

 「………そうですね、今のところは(・・・・・・)特に問題はありません。お伝えしたいことは魔理沙さんについてでして」

 「魔理沙について?」

 「えぇ。咲夜さんは気がつきませんでした?」

 「そうねえ………パッと見だけど、風邪ひいてるのかしら?普段より動きが少しぎこちなかったように感じたわ」

 「私もそれが気になって魔理沙さんの気を読んでみたんですけど………魔理沙さんの状態、かなりの重病のようです」

 

 「どういうこと……?詳しくお願い」

 「はい。魔理沙さんの気質を読んだ結果、足元や手のあたりの魔力供給は普段となんら変わりなかったのですが、気を生み出すための機関部、肺のあたりの気がかなり弱まっていたんです。そしてその影響は脳にも出ている様子でした。………率直に言って、今すぐ入院すべきだと思います」

 「でも本人が黙っている以上、無理に言って暴れられても困る、か………分かった、いつ倒れても対応できるようにベッドと氷嚢、あとは薬類の用意をさせておくわ。万一倒れたら連絡するから、2階の6号室に運んでちょうだい」

 「わかりました」

 

 美鈴からの報告を受けた咲夜は紅魔館の廊下を歩いていた。近場にいた客室係の妖精メイドに声をかけ、もしかしたら急病人が出るかもしれない、念のために二階の6号室で万一の時に備えてベッドの用意と点滴、氷嚢の用意はしておくようにと指示を出す。

 メイド妖精はこくこくと頷き、すぐさま他の妖精に拡散、集団で準備に取り掛かる。

 

 ふぅ、と一息付くもその表情から硬さが取れることは無かった。

 今朝、主であるレミリア・スカーレットが言っていたことが頭に浮かんで離れない。

 

『咲夜、今日はここ数年の間で一番忙しい日になるわ。どんなことが起きてもいいように万全の体制は整えておいて。ヘタを打つと────死人が出るわよ。この館でね』

 

 そう言って、妖しくも美しく、かつ可愛らしく笑みを浮かべ鋭い八重歯を光らせたレミリアの顔が、頭から離れることがない。

(まさか、死人って………魔理沙のこと?)

 不安のあまり、窓から空を見上げる。昼の大地を照らしていた太陽は厚い雲に覆われその姿を見ることは出来なかった。

 

 紅魔館に、紅霧異変の時と同格、あるいはそれ以上の嵐が巻き起こる。そんな予感がして、不安でたまらなかった。

 

──そんなことにはさせない、この館の、紅魔館のメイド長の誇りにかけて──

 

 いつにも増して凛々しい表情を浮かべながら、咲夜は仕事に戻っていった。

 

 

 

 図書館前。

 扉の前に紅の髪を腰のあたりまで伸ばし、背中から一対の蝙蝠のような羽を生やした女性、小悪魔が立っていた。

 「メイドの皆さん、ご苦労さまでした。仕事に戻ってください」

 紅く煌めく双眸で妖精たちに告げる。それからすぐに妖精たちはどこかに去っていった。それを確認した後、魔理沙とアリスの両名に向き直る。

 

 「ようこそお越しくださいました、アリス様、魔理沙様。パチュリー様がお呼びですので、どうぞ中へ」

 ガチャ、と木製の扉を開け放つ。眼下に広がるのは大量の、所狭しと並べられた書物の数々であった。

 近くにあった階段から降り、一番下のフロアへと移動する。

 「パチュリー様、アリス様と魔理沙様をお連れいたしました」

 「そう、下がっていいわよ」

 恭しくおじぎをする小悪魔。その後しばらくして、書を読んでいた声の主はその手を止め、振り返る。

 

 

 「ようこそ、幻想郷内最大の図書館、魔法の叡智、そのすべてが詰められし場所にして我が居城、ヴワル魔法図書館へ」

 

 幻想郷内の三人目の魔女、パチュリー・ノーレッジが誇らしげにそう述べた。

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