転生伝記   作:斎藤 恋

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「おはようございましたっ!」
斎藤 恋です、よろしゅう頼みます。

最近は時間も空いて連投できて助かります。
しばらくは書いているので、今月中はもう一、二本書けるかもしれません。

今回は、次の話の予告?のようなものと、
火星の大統領、リエナ=スミスさん(24)のお話です。

どうぞ、、、


第十話 意識改革、そしてリエナSide

~~意識改革~~

・考え方や関心、取り組みの姿勢などを、従来のものから新しいものへと入れ替えること。

 

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ひと月ほどの間、断続的にだが軍人たちの訓練を行ったが、結局、心が折れる奴が何人かいたくらいで、進化の片鱗を見せるものは一人として出なかった。

 

ただ、強くはなっているから、このまま続ければもしかすると、階段を上れる奴も出てくるかもしれない。

 

 

・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

 

・・・・・

・・・

 

 

しかし、時間がかかりすぎる。

ほとんどの者が、私の攻撃に適応できていない。

 

軍人であるのにチームプレイもまともにできない。

個々がバラバラに身体能力に任せた攻撃を繰り返すのみ。

 

この組織は軍としては終わっている。

 

 

心の折れた者が何人か出たと言ったが、そのほとんどが士官だった。

本来であれば、一番折れてはいけない者たちが、だ。

 

今までの軍、実力ある者と希少パッチユーザーを優先的に士官としていたようだ。

だからこそ、士官候補でも弱い者はとことん弱い。

 

 

パッチの力は素晴らしいが、それを操るのは人間だということをいい加減認識してもらいたいが、それさえも彼らには難しいらしい。

 

 

 

「やはり、駄目だな……………。」

 

あぁ、駄目だ。駄目駄目駄目駄目。

生まれた時からのパッチユーザーと私達のような"人間"経験者との意識の乖離が甚だしい。

 

軍人は特にそうだ。

軍にも経験した者はいるが、そのほとんどが前線を退いている。

 

士官の中にもいたが、彼らもすでに50や60。

パッチに頼り切っただけの生き方をしてきた彼らに、これ以上を求めるのも心苦しい。

 

いかにパッチがあっても認識や意識をこの年齢で変えていくのは難しいし、それに付き合ったところで、大した成果が得られる訳じゃない。

 

 

 

 

 

 

 

 

新しい何かを始めなければならんだろう。

 

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意識改革を行うには環境を変えてやる必要があると、私は思う。

しかし、"今の"彼らにそれを求めるのは酷だろうとも思う。

 

 

 

ーーーだから私は、学校を作ることにした。

 

 

 

 

学校、学び舎だ。

 

 

それも、ただの学校じゃない。

幼小中高大一貫教育の寮生活主体の学校だ。

 

 

それを作る。

それも大々的に作る。

 

街のように、国のように創る。

 

 

 

その名も、"学園国家フォーサイス"

それが、私が与えられる環境の全てだ。

 

 

 

「と、いうことで、リエナくん頼むよ。」

 

「は?え、え、え、ちょ、ちょっと待っ………………!!」

 

……バタンっ!

 

 

 

面倒臭い告知や通達や説明は全て、リエナくんに任せよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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リエナSide

 

 

皆さんも見ただろうか………

あれが、この火星の英雄と呼ばれる人物の実態だ。

 

 

彼が来てから、助かったことも多い。

本当に数だけは多い…………………

 

けれども、押し付けられる問題も仕事もまた、それに輪をかけて多いのだ。

 

「(バルバロイに比べたらマシ、とでも納得するしかないのかしらね………)」

 

本当に本当に、疲れる………

 

 

最近はパッチにも不可能があるんじゃないかと思えてくる。

だって、パッチじゃ気疲れは取れないのだからーーーー

 

 

 

でも、彼と初めてあった時、あの出会ったときには、本当に彼が輝いて見えた。

もしかしたら、彼なら助けてくれるかも、と淡い期待も抱きつつ話したことも覚えている。

 

「(まあ、不信感も強かったけどね。)」

 

 

 

ーー奇跡なんて起きない

 

本当に奇跡なんて、私の人生で起きたのは彼と出会った一度きり。

それ以外は全て、私自身の実力でもぎ取ってきた。

 

 

 

だって、周囲がそれを期待したから。

 

アリスの後継者としての私は、周囲にそれを、それだけを期待された。

それ以外は求められなかった。それ以上は望まれなかった。その他には関心さえ向けてはいけなかった。

 

私という全てが否定され、私には火星の全てが押し付けられた。

 

 

ーーー私は誰?わたしがなんでこんなにも苦しまなくちゃいけないの?なんで……なんでっ!

 

 

ずっと、

ずっと、

ずっと、生きるためにだけ、みんなが生きる為にだけ生きてきた。

私自身はずっと人形のまま

わたしはわたしじゃなくて、アリスの代わり。

みんなの望むアリスにならなくちゃいけなかった。

 

 

 

だけど、…………

 

 

「(それを打ち破ってくれたのも彼だった。彼自身には自覚はないみたいだけど、。)」

 

彼が期待を持って行ってくれた。

彼がいるから、今までのような失敗したら死ぬような状況じゃなくなった。

彼がいるから、みんなが安心して暮らしていける。

 

 

ーーわたしがいなくてもいい。わたしじゃなくてもいい。アリスはもう必要ない。

 

 

そう、彼のおかげで、私はアリスの呪縛から逃れられたのだ。

そう、そして、……

 

 

ーー私は私として生きられる。

 

 

「(すべて、彼のおかげ。でも、言ってあげない。目の前の書類の山も、彼のせいだから………………………………………………(´・_・`)。)・・・・・・・・・・おいコラっ!!頼むよっじゃねぇんだよっ!今すぐ戻ってきて説明しろーーーーーーこのバカーーーーーーーーー!!!」

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・私が私らしく生きられる場所は遠い。

 

 

 

 

 




如何でしたでしょうか?
楽しんでいただけたのなら幸いです。

この作品には、基本的には、これ以上オリキャラは出ない予定。
出ても、ほとんどが名前だけになるはずです。

主人公が強者になることがメインのお話で、本当にEVOLIMITの世界観が主体。
まぁ、最終ボスがシャノンオンリーから、シャノン+斎藤 恋になるのかも。

まだ決めてません。

でも、シャノンと恋が共闘するとなると、、、戦力、足りるのかな…………

ちょっと考えなきゃデスねー
では、また次回。


お休みなさいとお仕事頑張ってください。ってわけで、さよならです。
本日も読んでいただき、本当にありがとうございました。
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