転生伝記   作:斎藤 恋

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やっとこさ、原作に近づいてきました………。

学園都市フォーサイスです。
お楽しみに。


第十一話 フォーサイス開校

翌年の4月。

 

 

「学校はできた。学生も揃った。食料供給も私と一部の教員で担うし問題ない。都市長候補も、学校の運営とともに選定押していく予定だから問題なし。あとはーーーー、適当でいいな。うん。」

 

学園都市の準備はこの半年で整った。

人員も、小規模な塾などを開いていたものから募ったり、新規に都市内で募集をかけることで集めきった。

 

 

中には、第二開拓団からの生存者も存在する。

ヨーゼフ・クルテスや張・壇渓、不知火美空などがそうだ。

彼らの他にも7人ほどいるが、多いので名前は割愛させて頂こう。

 

 

さぁーーー

 

「学園都市、フォーサイスの幕開けだっ!」

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

~~~翌々年。。。~~~

 

 

学園都市フォーサイスは、主に3層構造の5区域に分けられる。

 

3層構造の一番外側は、軍部と入街管理部の仕切りとなっていて、別の都市から渡ってくる者の乳街申請や、周辺地域の治安維持を主に担当している。

外部から来た人たちはこの第三層で、主に宿泊することになる。

そのため、外部からの宿泊者を対象とした商売も小規模ではあるが行われる。

 

しかし、第三層での主な活動は軍部及び諜報部が占め、そのための宿泊キャンプや訓練施設なども置かれている。

第三層は、三層と銘打ってはいるが、そこに強固な壁は存在していない。

これは、外界と完全に閉ざしてしまうと、都市が閉鎖的になり易いことからの措置である。

 

第二層や第一層も、西洋のような巨大な石壁でなく、どちらかというとプラスチック製の向こう側の見えるような壁がほとんどだ。

鋼鉄製や石製の壁部分もあるのだが、あまり多くはない。

 

かつての地球にあった、ルーブルをモデルにこの星の設計士たちに設計してもらったもので、デザイン性は高い。

 

 

 

中層は、東西南北に分けられる。

 

『北区域』は、農業・畜産業などを担当する。

ここで作られた作物等々が、都市全ての食料を賄うようになっている。

簡易な漁場などもあり、学園都市に存在する環境調整パッチのうちの一つが、その中心部に存在する。

大型環境調整パッチと、小型のものとを組み合わせることで微細な調整が行われ、個々の農作物の研究なども行われている。

 

 

『東区域』は公共施設が多く、プールやグラウンド、消防部や清掃部、郵便部などもここに置かれている。

 

『南区域』には、学生や教職員の住居があり、喫茶店や飲食店などのうち小規模なものもある。

 

『西区域』は、商工業が集中する区域で、大規模スーパーや衣服の作成所などもここにある。

西区域の工業品は、機械の反乱があるために、すべて手工業品であり、その分野の能力を持ったパッチユーザーたちが中心となって作っている。

漫画喫茶から、各出版社などのメディアなどもこの区域に存在する。

 

ちなみに、スーパーに置かれる食材は、すべてが北区域区域で作られたものである。

 

 

第一層には、みんなが通う学舎がある。

市庁舎もここにあって、緊急放送などもここから流れる。

壊者もこのホスピタルで生活しているし、医療研究やパッチについての研究もこの第一層で行われている。

 

これも余談だが、この中心部にある市庁舎が、この都市で一番高い位置にあってな。

フォーサイスの全域を見渡せる。

屋上は庭園になっているから、興味がある者は一度行ってみるといい。

 

ただし、荒らさないようにな?

管理人にブチ切れられるだろうから。

ここの管理人は、この町の第4位だから、かなりの強者だぞ?注意しろよ。

 

 

 

 

 

「これで、各区域・各層の説明は終わりだ。あと、最後に私の自己紹介をしておこう。

私は斎藤 恋、ここの校長を担当している者だ。用があれば気軽に声でも掛けてくれ。」

 

 

 

…………………

 

「…………え!あの斎藤様?」

 

「………?誰それ?」

 

「………ほら!あの第一開拓団唯一の生き残りって言われてる…」

 

「あーー!あの斎藤さん?え?本物??」

 

「間違いないって!でも、こんなに近くで会えるなんて………」

 

 

………………

 

「……………あー、色々と興味が湧くのもわかるが、最後に一言だけ言わせてくれ。」

 

ざわついた空気が一瞬で静まりかえる。

 

 

「……………………入学おめでとう、新入生諸君。我がフォーサイスは、これからみんなの家となる。皆々、大いにぶつかり合い競いたまえ。

しかし、忘れないようにな?ここが皆の家である以上、ここに住まう者たちは家族だ。

喧嘩することはあっても、決して行き過ぎてはいけない。

最後にはみんなで笑いあえるようにな。

 

以上で、開会式を終了する。今日明日は、ゆっくりと休めよ。学校が始まれば忙しい毎日となるだろうからな。では、解散。」

 

 

 

私は壇上から去り、市庁舎へと戻った。

 

 

 

 

 

ーーうわー火星の英雄様だよ?凄くない?

ーーえーー、全然見えないんだけど。若すぎるでしょ。

ーーんー確かにそうよね。でも、だからこそ信憑性があるわ。

ーーうわ、絶対騙されやすいタイプだよね、あんたって。

ーーそんなことないって!

ーーあるって。だって、第一開拓団の生き残りだとすればさ、もうゆうに60歳は超えてるわけだよ?

ーーいくらパッチの力があるって言っても、まだ20そこそこにしか見えないじゃん。

ーーえ?知らないの?斎藤様って、パッチ装着してから、一切老けてないらしいわよ?

ーー………どこ情報なの?それ。

ーーえ、公式発表だけど………?

ーーマジで………?その上、火星最強って………

ーーすごいっしょ?

ーー超、超、優良物件じゃん!!

ーー…………あんたねぇ…………。いくらなんでも失礼でしょ、それは。

ーーえ、え、え、でもでも、結婚してるとか、彼氏とかは?

ーー…………んーーー、してるとは聞いたことないけど………。

ーー……私、ちょっと行くとこできたわ。

ーーちょ、ちょっと待ちなさいって!いくらなんでもそれはっー!

ーー私の情熱は、誰にも止められないわっ!!!!待ってて、斎藤様!!

ーー明らかに金が目当てでしょ!あんたってば!ちょ、ちょ、とまれーーーーーー!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………………今年も賑やかな一年になりそうだ。」

 

 

 

 




いかがでしたか?
お楽しみいただければ幸いです。


では、今回は短いですが、また次回といたします。
また次のお話でお会いしましょう。




斎藤 恋
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