転生伝記   作:斎藤 恋

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お久しぶりです。

第三話、投稿いたします。。(≧∇≦)。。


第三話 限界

久しぶりだな

 

 

斎藤 恋だ。

 

 

 

 

第二開拓団の到着から、3年ほどたっただろうか……?

 

 

俺は、自分の能力の把握と、自身の肉体に対してならほとんどのことが出来るようになった。

 

 

俺の第一の目的は生きることだ。

 

 

 

今世においては、常の人間と同じほどしか無い寿命すらも凌駕し、飢えや事故、他殺自殺問わず克服し、人類史の最後までその目で見届ける。

 

 

 

そうして始めて私は満たされることだろう。

 

 

 

故に、テロメアの伸長は最重要事項とも言える。

 

 

 

通常なら、余程に進化しなければ克服できないであろう寿命すらも、私の能力の前では無に等しい。

 

 

 

それほどの能力だ。

 

 

 

ただ一個、自分のみで核爆発を起こすことも、核融合すらもコントロールできるだろう。

 

 

 

・ ・ ・ ・ ・将来的には。

 

 

 

今のままでは無理だ!

 

 

自分の体のコントロールが精一杯。

 

 

あとはせいぜい、身の回りのものを直接エネルギーに変換し、常の通りの体を維持できるだけだ。

 

 

・ ・ ・ ・ ・

 

・・・

 

 

そういえば、ドミトリたちはどうなったんだろう・ ・ ・ ・?

 

 

ドミトリが何かしら操作されたらしいことは想像できる。

 

 

が、

 

 

その後は?

 

 

 

・ ・ ・ ・ ・

 

・ ・ ・ ・ ・

 

・ ・ ・ ・ 

 

 

・ ・ ・ ・ ・どうなったんだ?

 

 

 

推理材料がなさすぎる、というか、今まで生きるのに必死で忘れてた……

 

 

 

生き残りを探そう。

 

 

 

あれから、4、5年近く経った気もするが……

 

 

ま、まぁ、マーズサイトの力もあるし大丈夫だろう……た、多分……。

 

 

 

・ ・ ・ ・ ・

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

見つからない。

 

 

開拓基地を幾つか見回ってはみたが、死体すら残っていなかった。

 

 

俺が食ったせいもあるが。

 

 

 

日本、アメリカ、中国、EU。

 

 

4つの開拓基地からは人の気配も匂いもなかった。

 

 

 

「マーズサイトがあるとはいえ、4年は流石に無理だったか……」

 

 

 

 

 

 

 

・ ・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・

 

 

 

・ ・ ・ ・ ・あ、ロシアとスウェーデンの基地、忘れてた…………。

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

俺が、生存者の捜索を諦めてから、さらに7年の時が過ぎた。

 

 

 

開拓団壊滅から、およそ17年か……。

 

 

 

「俺も、今年で47か…………、おっさんだな……。」

 

 

 

20年近く一人で暮らしていると、独り言が当たり前のように出てくる。

 

 

他人というものが近くにいない俺のような立場であれば、尚更だろう。

 

 

 

 

 

 

 

ふと、第二開拓団のことを思い出した。

 

 

ーーーそういえば、あいつら何処へ行ったんだ?

 

と。

 

 

 

二ヶ月ほど掛けて探してみると、

 

 

 

第二開拓団は、"機械"の反乱に会い、洞窟暮らしを余儀なくされているようだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「え?マジで?……ありえない。」

 

 

あんな、雑魚に追いやられる程度の力しか持たないとは…………

 

 

 

一応、彼らもマーズサイト持ち……のはずだ。

 

 

そうでなければ生きて行くことすらもできないのだから、この火星では。

 

 

 

 

 

 

「だが、あれは無いだろう?」

 

 

人間にとっては脅威でも、マーズサイトユーザーにとってみれば、単なる泥人形だ。

 

 

素手でも簡単に握り潰せる上に、銃弾やミサイルすらも礫程度の威力しか持たない。

 

 

 

 

 

 

 

だが、負けている。

 

 

 

さらに、死者すらでている。それも多数。

 

 

 

 

 

 

 

「……………いやいや、弱すぎるだろう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーー第二開拓団は、俺にとって、"蟻"だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

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蟻ん子にてを貸してやらにゃぁならんほど、俺は暇人じゃ無い。

 

 

人類史が見たいのは事実だが、今のままじゃ単なる子守、いや、それ以下だ。

 

 

 

俺は、虫の飼育に興味なんぞ皆無だ。

 

 

んな暇があるなら、自分を高め、階段を上るために使う。

 

 

 

 

ーー階段は脅威であり、興味であり、希望だ。

 

 

 

コレは、私にとっての人生を、また新たにした。

 

 

 

 

 

「信じられるか?」

 

 

《コレは、人類が神に至るという神話の出来事すらも現実にするんだぞ?》

 

 

 

 

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あぁ、知りたい……!

 

 

私は何になれる?

 

 

私は何処まで行ける?

 

 

私は……!私は……!!

 

 

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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

……………それから、どれほどの年月が流れたのか……………………

 

 

 

 

ーーー私は、遂に限界へと至る。

 

 

 

ーーー終わりでは無い

 

 

ーーー終わりなどでは決して無い。

 

 

 

ーーーなぜなら、まだ階段は続いている。

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーなら、ナゼ、ノボレナインダ?

 

 

 

 

 

 

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