東方混沌記   作:ヤマタケる

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全ての世界の人達、亡き人たちの想いと力を受け取ったユニ達はエリュシオンとの最終決戦に挑む。


第192話 表裏戦争⑤ 決戦

「さぁ行くわよ。今まで私達がやられた分やり返してやるんだから!!」

 

そう言うとユニはガブリエルと共に宙に飛び上がる。彼女に続いて霊夢、魔理沙、琥珀も飛ぶ。そのまま宙で4人はスペルカードを発動した。

 

「お兄様、お力お借りします。慈愛『リキデイター』!!」

 

「一緒に合わせます!超強電撃!!」

 

「夢想封印!!」

 

「サポートするよ!ヘブンズ・フルスコア!」

 

「恋符『マスタースパーク』!!」

 

「似たようなことするなの。ロックオンレーザーなの。」

 

「文字よ。『強』!」

 

「みんなの力、クリティカルにさせる。」

 

天使のサポート及びユニ達の攻撃が一斉にエリュシオンの右翼の目に放たれる。その一撃でなんと右翼の目が全て同時に閉じたのだ。それを見た悠岐が刀を構えて声を上げる。

 

「効いてる!!なら今度は俺達の番だ!炎斬!!」

 

「ボクもやるよ!ジャッジメント・アロー!!」

 

「燃え盛る吹雪!!」

 

「ダブルエナジーサークル!!」

 

悠岐、楓、ミカエル、ルシファーの攻撃が一斉にエリュシオンの左翼に放たれた。その一撃でも全ての目を閉じさせ、機能を停止させた。と、百々と九十九が声を上げる。

 

「俺達も負けてらんねぇな。霊夢、力借りるぞ。模擬『夢想封印』!!」

 

「祝福のヘブンズ・ゲート!!」

 

「エルドラド、力借りるよ。エルドラド・イミテーション!!」

 

「守護真拳インフィニットパンチ!!」

 

百々、九十九、ウリエル、カマエルの放った攻撃は機能が停止しているはずの右翼に命中した。その瞬間、エリュシオンの右翼に大きな穴が空いたのだ。立て続けに暁、影裏が同時に攻撃を放つ。

 

「いつもは姉さんから借りてますが今度は悠岐さん、お借りします。炎斬!!」

 

「聖なる水よ、今ここにその奇跡を示したまえ。」

 

「っしゃ、やってやるよ。『ミストルティン』!!」

 

「サクリファイス・ブライド!!」

 

宝具を召喚し、影裏は暁、ラファエル、ザドキエルと共に攻撃を放った。その攻撃はエリュシオンの左翼に穴を開けるほどの威力を発揮した。攻撃を受け続けたエリュシオンは大きな咆哮を上げると穴の空いた翼を広げ、大きく地面に足踏みを始める。エリュシオンが足踏みするたびに地面が大きく揺れる。

 

「おおっと!?」

 

その場にいる人達は皆体制を崩したりその場にしゃがみ込んだりする。その瞬間、エリュシオンは口に紫色の光を溜め始めた。と、剛岐が辺りに響くような大きな声で叫んだ。

 

「みんな!!ユニ達に力を託そう!!ユニ達に、俺達の思いを、力を貸してあげるんだ!!」

 

彼の言葉を聞いた一同は一斉に黄色い光をユニ達に送る。それを見た天使達はユニ達から離れて紫達や剛岐達同様に力を送り始めた。それを見た霊夢が笑みを浮かべて口を開いた。

 

「すごい、力がどんどん湧いてくるわね。よし、このみんなから託された力で全てを終わらせるわよ!!」

 

「了解よ霊夢!!」

 

彼女の言葉を聞いたユニが声を上げる。最初に暁が影裏の隣に立ち、口を開いた。

 

「本来対立するはずですが、なんだか変な感じですね。」

 

「あぁ、なんか敵って感じがしねぇな。俺の切り札は中々どえらいもんだぜ?気を引き締めろよ。」

 

「私の力もかなりのものです。なんせ姉さんの最強の力を使うのですから。」

 

2人が話している中、悠岐が左手に漆黒の刃を持ち替えて口を開いた。

 

「楓、俺達の力を見せつけてやろうぜ。」

 

「あぁ、勿論だ悠岐!」

 

そう言うと悠岐と楓はお互いの手を握り、漆黒の刃と氷龍の剣を重ねる。その瞬間、炎と氷のオーラが漂い始める。そんな中、霊夢と魔理沙が肩を並べてスペルカードを構えていた。

 

「こんなの、いつ以来かしらね魔理沙。」

 

「忘れた、けどなんだか興奮してきたぜ。霊夢と合体技を打てるなんてさ!」

 

2人が話している隣でユニが琥珀と話していた。

 

「私はこの1発に全てを賭けるわ。琥珀君、全てを賭けたサポート、お願いするわ。」

 

「了解したよ、全力で行くよ。」

 

そして百々と九十九。2人は両手に光を溜めて話していた。

 

「準備はいいか、行くぞ九十九!!」

 

「あぁ百々!!いつでもいける!!」

 

2人が言った瞬間、エリュシオンは特大な紫色の光をレーザーを化して攻撃を放った。その瞬間、ユニ達も一斉に攻撃を放つ。

 

「一気に行くぜぇぇぇぇぇぇ!!英雄眠りし墓場の主(リメンバー・グラァト・プロダクション)天地乖離す勝利の剣(エヌマ・カリバー)!!」

 

「夢想天生!!!」

 

「「フレイム・ブリザード・キャノン!!!」」

 

「「ドリームスパーク!!!」

 

「ゲートオブバビロン・極!!」

 

「全員に文字、『超』と『強』だぁぁぁぁぁぁ!!」

 

「技能:夢見100!!!」

 

「エリュ、力借りるな。凶神破滅砲(カコテウス・カタストロフィ・カノニ)!!」

 

ユニ達の放った全身全霊の攻撃は一つに纏まり、そのままエリュシオンの攻撃とぶつかり合う。ユニ達の攻撃とエリュシオンの攻撃は間で止まって一向に動かない。そんな中、ユニ達が一斉に声を上げる。

 

「いっけぇぇぇ!!」

 

「うぉぉぉぉぉぉ!!」

 

「はぁぁぁぁぁ!!」

 

叫び声を上げたユニ達は更に攻撃に力を込める。その瞬間、ユニ達の攻撃が一気にエリュシオンの攻撃を押していき、そして遂にはエリュシオンの顔面に命中し、そのまま空を通り抜けた。そのまま数秒間、ユニ達は攻撃を辞めなかった。そしてユニ達の力が尽き、攻撃が消えた時だった。エリュシオンはゆっくりとユニ達を見下ろし始めた。

 

「ま、まだ倒せないの!?」

 

「う、嘘だろ・・・?」

 

ユニと楓が思わず声を上げた時だった。ビキビキと辺りに音が鳴り響いたかと思うとエリュシオンの体に頭からヒビが入り始めた。ヒビは一瞬にして全身に周り、そのままエリュシオンは小さな咆哮を上げるとそのまま粉々に砕け散っていった。それを見たユニ達は全員膝をつく。百々以外は。

 

「エリュ、あんたの敗因は一つだけだ。あんたが得ようとしなかった、友との絆だ。」

 

そうボソッと呟く彼の言葉に返事はなかった・・・。




みんなの力を借りたユニ達は遂に、エリュシオンに勝利した。
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