グリプス戦役が終わり皆が戦後処理に追われている頃、ハマーン・カーン率いるネオ・ジオン軍が地球圏に進出してきた。
シュウはその事も知らずプルと共にニュータイプ研究所で暮らしていた。
「暇だね、プル」
「じゃあ街に行こうよ!!」
「そうだね、やる事ないし良いよ」
「やったーー!!あたしチョコレートパフェが食べたい!!」
「はいはい。」
街に出た俺たちはプルの希望したチョコレートパフェを食べ、街を散策した。だがその休息も束の間アクシズ内に非常事態宣言が鳴り響いた。
「敵襲!?研究所帰るよ!プル」
「うん!!」
――アクシズ内ニュータイプ研究所
「ハマーン様!」
「シュウか」
「この警報は敵襲ですか?」
「あぁ、エゥーゴの愚民共が来た。貴様とエルピー・プルは直ちに迎撃に向かえ」
「え…私は良いんですが、プルもなんですか?」
「そうだ。エルピー・プルは貴様と居ると能力が上がる。」
「そんな…」
俺はハマーン様に失望した。所詮俺やプルは只の道具にとしか思ってなかったからだ。
「…分かりました…ドーベンウルフとキュベレイMk-2の出撃準備を!」
ハマーン様と話したあとプルと共にMSデッキに向かった。だが道中俺の心は不安でいっぱいだった。
「どうしたのお兄ちゃん?なんか怖い顔してるよ」
「…ん?…なんでもないよ。絶対に俺から離れちゃダメだからね分かった?」
「分かった!」
不安な気持ちのままの俺は出撃をした。
戦場は地球の成層圏付近、任務は地球に降下するアーガマ隊の迎撃及び撃破であった。
出撃した俺らはアーガマ隊のMSを迎撃したが大気圏突入中のアーガマを堕とそうとした時、俺の不安が的中してしまった。
「お兄ちゃん!地球に引き寄せられるよ!!」
成層圏で交戦をしていたプルは誤って大気圏に突入を開始してしまった。
「しまった!ブーストをフルパワー!」
「ダメ!引き寄せられる一方だよ!助けてお兄ちゃん!」
「くそ!…何か手はないか」
他の手を探していると地球に降下中のエゥーゴMS″ウェブライダー″がいた。
「プル!ウェブライダーに捕まれ!」
「うん!!」
プルはウェブライダーに掴まりそのまま地球に降りていった…
アクシズに戻った俺はハマーン様に地球への降下をお願いしたが却下された。アクシズ防衛の人員を割く訳にはいかないだってさ…
それから数ヶ月の時間が過ぎた…
ーーアクシズ内
「いつまで、こんな状況が続くんだ…プルは敵に捕まっているっていうのに」
「シュウよ、こんなところに居たか探したぞ」
「ハマーン様?どうかなさいましたか?」
「地球にいるラカン・ダカラン大尉という男がお前の力を借りたいそうだ。行ってくれるか?」
やっと地球に降りる好機が来たな。俺はすかさずYesと返答をした。
「よし、ならばサンドラに向かえドーベンウルフをサンドラに収容する。収容が出来次第、地球へ降下させる。」
「了解!」
プル…待ってろよ。すぐ迎えに行くからな
ーーサンドラ
「MSの整備は万全にしといてくれ」
「任せてください!」
ラカン・ダカラン大尉…アクシズの強硬派で残虐非道の男。そのような男が何故、俺の助けが必要なのか…気になるな。それにしてもサンドラにはプルの感覚がものすごく強い…一体何があるっていうんだ。
プルの感覚に悩むシュウを乗せたサンドラはアクシズを出発した後、地球に突入した。
「ふっ…重力に魂を引かれた者たちの巣窟だな。地球なんて…」
《シュウ・クラナド中尉、間も無くラカン・ダカラン大尉の居られるダブリンに到着する。退艦用意を》
「さて、謎の男に会いに行きますか…」
この後、俺はラカン・ダカランに会い地獄のような出来事に巻き込まれるのであった。
ーーダブリン
「ダカラン大尉!今、なんと仰いましたか!?コロニー落とし!?」
俺は、激怒していた。何故ならラカン・ダカランから発せられた言葉は人道の域を超えた虐殺手段、コロニー落としだったからだ。
「そうだ、我が軍はこのダブリンにコロニーを落とす。そして、我々は民間人を外に出さないために脱出路を全て破壊することだ」
「ですが、コロニー落としは条約で禁止されているのではないですか!」
「これは戦争だぞ」
腐ってやがる…これではテロリストと一緒じゃないか
「そこで、中尉は俺と一緒に来てもらう。ここ近辺にアーガマ隊が居るとの情報が入った。そこで貴様の持つ能力でアーガマ隊を撃退してもらいたい」
「アーガマ隊!?」
プルの居る隊か!
「…分かりました。」
「うむ、出撃は2時間後だ。ニュータイプの力を信じてるぞ」
「了解」
2時間後…コロニー落とし作戦が開始され、ラカン・ダカラン率いる部隊がダブリンの避難民に対し攻撃を始めた。
「中尉、なにをしている!避難民を逃がすな」
「大尉、我々は軍人です!これではテロリストになってしまいます。」
俺は、ラカン・ダカランの機体を押さえつけて攻撃を止めようと抵抗したが、抵抗虚しくラカン・ダカランの乗るドライセンに機体を破壊された。
「ハマーン様のお気に入りだからといって図に乗るなよ小僧」
殺されかけた時、アーガマ隊所属のMSに助けられた。
「助かったのか…?」
《そこのあんた大丈夫かい?》
「救援感謝する」
救助してくれたMSは何処かに飛んで行ってしまった時、ネオ・ジオンの巨大MS…"サイコ・ガンダムMk-Ⅱ"が姿を現した…
「あのMSからプルの感覚がする…」
アーガマのMSとサイコガンダムMk-Ⅱとの戦いは激しくなり、俺はアーガマ隊の捕虜になってしまった。そして、アーガマに輸送中に俺は信じられない光景を見てしまった。
「あのキュベレイはプルのじゃないか!」
目に映ったのはプルの乗るキュベレイがサイコガンダムMk-ⅡとアーガマのMSとの間に割り込む瞬間だった。そして、サイコガンダムMk-Ⅱから放たれたビームはプルの乗るキュベレイに直撃した。
「プル!やめろーーーー!!」
俺の声は虚しく、プルには届かずサイコガンダムMk-Ⅱに体当たりし爆散した。
「うっ…うっ…うわぁああああああ!」
アーガマに収容された俺は、衝撃の事を耳にする。
更新が大変遅れました!
就活やら大学やらで遅くなりました!申し訳ありません!
とうとう、プルが亡くなってしまいました…(๑-ω-๑)
めっちゃ好きだったのですが…
プルは私の心で生き続けます!ww
さて皆様からの感想の中で、「キャラの扱いが雑やでー!」とか「ストーリーが飛ばし過ぎww」みたいなことがありましたが!申し訳ないです!なんと私はZとZZを観たことがなかったのです!
Zは劇場版なら…
なのでストーリーの流れが分からないと言うか…
完全にオリが入っているかもです。(๑-ω-๑) ご了承を…
次回は、古き思いで 完結篇
をお送りしたいと思ってます!
ぜひお楽しみ下さい!(๑•ω•๑)