機動戦士ガンダムUC ー真実の愛ー   作:姫奈子

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地球連邦軍"ロンド・ベル"所属のシュウ・クラナド少佐は新型MSの視察のためインダストリアル7に来た。そこで、一人の少女と出会うことになる。


第2話 出会った二人

――インダストリアル7近辺

 

「こちら地球連邦軍所属独立部隊"ロンド・ベル"のシュウ・クラナド少佐だ。新型MSの視察に来た入港を許可されたし」

 

《こちら、インダストリアル7管制室…確認しました入港を許可します1番ゲートから入港してください。ようこそインダストリアル7へ》

 

(入港チェックはしないのか?こんなに手薄だと敵に入られるぞ)

 

「さて観光したいところだが、新型見にいかないとブライトに殺されるからな…」

 

(さてはてコロニービルダーはどこかな?)

 

シュウが1番ゲートの所で道に迷いウロウロしていると目の前を2人ほど生徒らしき人影が通り過ぎていった。

 

「ん?君たちちょっと良いかな?」

 

「?なんですか?」

 

出会ったのは1人は男の子。もう1人は女の子で2人ともパイロットスーツを来ていたが高校生みたいな面影があった。

 

「コロニービルダーってとこに行きたいんだけど、行き方を教えてくれないか?」

 

「カタツムリにですか?」

 

「カタツムリって言うのかい?」

 

「はい、僕たちはそう言っています。でもあそこは工場しかないですよ?」

 

「良いんだ、俺はそこに用があるから」

 

「わかりました。着いてきてください」

 

「ありがとう。」

 

よかった。道に迷うとこだった

 

「君たちはどうしてコロニービルダーに?」

 

「この子が行きたいみたいで」

 

「ふーん…」

 

男の子は普通の子みたいだが、女の子の方は、なんだろう不思議な雰囲気をまとっているな…

 

「道案内を頼んだのに紹介をしないのは申し訳ないね。俺の名はシュウ・クラナド。よろしく。」

 

「俺はバナージ、バナージ・リンクスです。」

 

「バナージ君ね。で、君の名は?」

 

「わ、私の名は…オ、オードリー…オードリー・バーン」

 

「オードリーか、良い名だね。」

 

「…な、何か?」

 

俺がジッと見ていたのが、気になったらしくて聞いてきた。

 

「君をどっかで見たような…」

 

「!?」

 

ん、なんだこの反応は…何か気に障ること言ったかな?

 

「まぁ良いや、ごめん見てて」

 

「…いえ…」

 

「さあ、着きましたよ!」

 

「ここがコロニービルダーか…」

 

「はい!あとはリフトに乗って上るだけです。」

 

3人で話していると、目的の階に到着すると…

 

「!?誰だ!」

 

女性1人と男性2人が立っており、近くには作業員が気絶していた。

 

「マリーダ!?」

 

マリーダと言われる女性は鋭い眼光で俺とバナージを睨みつける。バナージは平気みたいだな。でも何してるんだ?

 

「(それにしても、あのマリーダと言う人は、どこかで感じたことがある…)…君たちは一体何者だ?」

 

「貴様には関係ない…さあ、姫様帰りましょう。ご自分のお立場を…」

 

姫様だと?まさか!?なるほどなこれはヤバイことが起こりそうだ。

 

「立場を考えてこそ、ここへ来たのです。」

 

「無駄なことは、おやめ下さい。」

 

「今の私達には『ラプラスの箱』は使いこなす事はできません。それがどのような物であってもフル・フロンタルに利用され無用な争いの火種となるだけです。あなたなら分かるでしょう。」

 

「分かりません。私はマスターの命令に従うだけです。」

 

「嘘!あなたに与えられた力の本来こんな事の為には…

 

オードリーの言葉の途中で男2人が襲いかかってきた。

 

「ご無礼を!」

 

ご無礼って…本当にヤバイ事になってきた

 

「シュウさんこっちです!」

 

バナージがリフトを降下させ、男2人の注意を向かせる為に、ハロを投げた。ハロは警戒音を出しながら転がる。

 

「わかった、オードリーを投げるぞ!受け取れ」

 

「え?あっ…」

 

俺はひょいっとオードリーを掴むとバナージに向けて投げた。軽くて助かった…

 

「受け取りました!」

 

「よし、ズラかるぞ!」

 

バナージに続いてリフトから飛び移った。だが、男2人も飛びかかってきた。

 

「くそ!邪魔だ!」

 

蹴りと頭突きを2人に当てて迎撃をする事が出来た。

 

「今の内に、逃げろ!」

 

バナージとオードリーを引き連れて走って逃げる。だが、降ってるリフトから先程マリーダと言われた女性がなんと、ジャンプで登ってきた。

 

「おいおい強化人間か…道案内ありがとう。君たちは行きたまえ」

 

「あなたはどうするんですか?」

 

「俺は彼女の足止めをする良いから先に行け」

 

「わかりました。気をつけて」

 

バナージとオードリーが先に行く、あぁなんで引きつけてしまったんだか…しかも足早いし…

 

「さぁ、来い!」

 

「邪魔だ!」

 

マリーダに向け、右ストレートを打ったが避けられ、逆に右ローキックを打たれた。

 

「あぶな!」

 

ニュータイプで無ければ重い重い一発を食らいそうになった。もう戦いたくないここから退いていただこう。

 

「うぉおおお!!」

 

マリーダの服を掴みリフトの方に向け全力で投げ飛ばした。マリーダはリフトに落下して行ったが、綺麗に体制を立て直して着地した。

 

「はぁはぁ…やっぱり強化人間はスゴイや…はぁはぁ…でもやっぱりこの感じはプルの…なんなんだ!くそ!」

 

俺の心のモヤモヤがより一層濃くなった。プルの感じがするがプルじゃない…プルシリーズは死んだのを感じたのに今は生きてるのを感じた…

 

「気持ちわるい…」

 

フラフラする足取りで工場区に向かうシュウであった。




やっと主要人物が一通り出ました(=゚ω゚)ノ
次回!やっとユニコーンが出てきます( ̄▽ ̄)
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