バナージ、オードリーと別れてから数時間たったあと…
――コロニービルダー 工場区
「やっと、工場区に着いたか…ここに来るまでいろんな事がありすぎた」
道に迷いかけ、不思議な雰囲気を出す少女『オードリー・バーン』、全滅したはずのプルシリーズなのにプルの感じがした『マリーダ』と言う女性しかも強化人間だったということ。
「この先どうなることやら…」
俺は新機体の場所を知る為に作業員に聞いてみた。
「あのロンド・ベル隊所属シュウ・クラナド少佐ですが、MSを開発中と聞きましたがどこにあるか教えてください。」
「!?…ちょっと待ってください。」
今、明らかに変な反応を示したな…何を企んでいる。
「どうぞ、こちらです」
「ありがとうございます。」
が、しかし案内された場所はジェガンやリゼルなどを製造している区間だった。
「すみません。ここではないと思うのですが?」
そう言うと、作業員はわざとらしく
「え?ジェガンやリゼルの開発区しかないですよ?」
くっ!こいつ!…あからさまに何か隠してやがるなら、一旦退いて潜入するか
「わかりました。もう帰ります」
「また何かあったら言ってください」
さてどこから潜入しますか…ん?あそこは作業員入口か?なら行ける!
「すまん…少しの間服を借りるよ」
「ぐふっ!」
よし、これなら気付かれずに潜入できる。しかし、さっきから感じるこの胸騒ぎはなんだ?これから何が起こる?
「ったくニュータイプって言うのも楽じゃない…気を強く保たないと心が蝕まれるな」
シュウが開発区に潜入した直後コロニーが振動したと同時にコロニー中に警報が鳴り響く。
《緊急警報発令!緊急警報発令!現在コロニー外で戦闘中、非戦闘員はシェルターに退避してください。繰り返します…》
「予感は当たったな…さっきの製造所に向かうか」
――コロニービルダー 製造区
作業員が退避して行く中、俺は乗れる機体を探す。
「どれもこれも、完成度が中途半端過ぎる!…おい、そこの人、戦闘に使えそうな機体はあるか?」
「あ、あんたは?」
「俺はパイロットだ!」
「ならこっちに来てくれ!まだ調整が済んでないが大丈夫か?」
「あぁ!調整なら戦闘中に出来る」
作業員は『は?』と言うような顔をしているが、当たり前だな普通の人ならまず出来ないからな
「すまんがこのジェガンしかない…リゼルは全機戦闘に出てる。」
今となってはこんな古い機体で…
「大丈夫です。あなたは退避してください」
「すまねぇ。御武運を!」
作業員が居なくなり、機体に乗り込んだ軽く調整し出なければ…しかし敵は一体何機だろうか?くそ!そんなことはどうでもいい…早く出撃しないと命がどんどん消えてゆく…
「行くぞジェガン。その身を削り、己の命をかけて皆を守り通すぞ」
俺は完成直後のジェガンを発進させ、戦場となっている方へ向かう。
「戦場が乱れてる…あの機体、たった一機に押されているのか?」
《そこのジェガンに乗っているのは誰だ!?認識番号がないぞ!所属と名を明かせ!》
「ったく今は戦闘中だろ!…こちら、ロンド・ベル隊所属シュウ・クラナド少佐である。貴君らを援護しに来た。」
《し、失礼致しました!敵MSはサイコミュ搭載をして…
通信中の味方ジェガンが突如、現れた敵のサイコミュ兵器によって攻撃され爆発した。
「くそ!ここはコロニーなんだぞ!」
敵MSに向けビームライフルを放つが全て避けられ更に味方のMSを撃破されていく。
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敵MSのパイロットはマリーダ・クルスだった。マリーダはサイコミュ兵器『ファンネル』を自在に操り次々とMSを堕としていく。
「まとわりつくな!」
斬りかかって来たリゼルを斬り堕とし
「重いんだ!!」
ビームマシンガンが火を吹き、MSに穴を開け
「黙らせてやる!」
ファンネルを飛ばし、2機、3機と綺麗に堕としていった。
「お前達が来たから…」
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「各機、連携を取って攻めるんだ!でなければ倒せないぞ」
《うるさい!貴様は黙っ…
「これ以上はやらせない…俺の反応にジェガンの性能が追いつけるか…いや、やれる。ジェガンお前を信じるぞ」
俺は敵MSに向け加速した。敵MSのファンネルが飛んでる来るが、お構いなしに突っ込む。
「近くなればなるほど感じる…この感覚はプル!でもプルはいない、なら誰だ?MSに乗っているのは一体誰なんだ?」
ファンネルの攻撃を紙一重で避けながら更に敵MSに近づく。だが、一瞬油断し、左脚に直撃した。
「バランスが崩れる…ならば」
シュウは自ら右脚をビームサーベルで切り落とし、バランスを整え近づく。
「うぉおおおおお!!」
勢いよく敵MSに斬りかかるが、相手もビームサーベルを出し鍔迫り合いになる。そこでシュウは確認とばかりに通信をした。
「MSに乗っているのは、プルか?」
俺は通信をするも、相手から返信がない。だが諦めずにもう一度聞いてみた。
「君は、一体誰なんだ?プルだったら言ってくれ…俺はもう、失いたくないんだ…」
数秒待ったあと返信がかえってきた。
《………私は…私の名は、マリーダ・クルス…》
マリーダ?あの女性か!
「マリーダさん退くんだ!これ以上憎しみを増やすことはいけない!」
《貴様に…貴様に何が分かるんだぁ!》
「ファンネルか!」
間一髪で避けるも、マリーダの乗るMSが追いかけて来る。
「どうすればいい…どうすれば…」
ファンネルを避ける為に機体をコントロールするが機体がシュウの反応に追いつけず『バチッバチバチッ』と各関節が悲鳴をあげている。
「やはりジェガンだとダメか…」
諦めかけたその時、急にMSが攻撃を止め退いて行った。
「なんだ?…」
何故マリーダは俺を撃たなかったのか、不思議でしょうがなかった。
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攻撃を止めた理由それは…
「(これで終わりだ!)」
マリーダがビームサーベルを突き刺そうとした時、ジンネマンから通信が入った。
《マリーダ、姫様の身が危険だ。探しに行け》
「…了解、マスター」
姫様どこに?…
「!…こっちか!」
私は姫様の気配を感じた方向に機体を飛ばした。
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オードリーとジンネマンのおかけで助かった。シュウは悔しんだ…
「やっぱりマリーダさんはプルシリーズの1人だ…行かないと、もう死なせたくない」
俺は無意識にマリーダが行った方向へ向かった。
いや~、多分グダグダな感じになっちゃったと思います。
しかも、最後は主人公が負けると言う最悪な感じに…(>_<)
次回は、クシャトリヤとユニコーンの戦いを書きたいと思います!