舞い戻りし悪魔   作:小林輝昭

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初めて、ハイスクールD×Dを書きました。一週間に一回は、最低更新したいと思います。どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m


プロローグ
第1話


〜???〜

さっきから、あの言葉が頭を離れない。

「生きなさい。どんなに辛くても、どんなに絶望的でもその二本の足で立って前へ歩きなさい。大丈夫、私達はあなたを見守っているわ」

「母様、父様、兄様、メスフィアさん、どうすればいい?僕は、何を目的に生きていけばいいんだ?なぁ、誰か答えくれよぉ・・・」

薄れていく意識の中で、僕の言った言葉に答えくれる人は誰もおらずザワザワと枝が揺れる音だけが聞こえた。

 

 

〜???〜

「うん?、誰かこの島に入ってきたな?」

「本当じゃの〜、かなり久しぶりじゃないかえ?」

「そうですね、私以来ですから、五百年ぶりくらいですかね?」

ログハウスの中で女性が三人、話していた。

「あたしが、見てくるよ」

「よろしく〜」

「お願いします」

そう言って、一人の女性の足元が光り始め光りが収まると、もう女性はいなかった。

 

 

「ここか・・、さてどんな奴かなぁ〜

あっ!いた!少年だな・・

でも、何でこんな少年がこんなところに?

まぁ、アグリッパとリリーに聞けばわかるだろう。

とりあえず、お持ち帰りだな」

女性は、少年を肩に担いで帰っていった。

 

 

〜???〜

目を開けて見ると知らない天井だった。

(僕は、どうしてたんだっけ?確か・・・そうだ‼︎

森の中で倒れたんだ、じゃあ、何で屋内に?)

そんなことを考えていると、俺の知らない女性が入ってきた。

「あっ、起きたのね。聞きたいこともあるのだろうけど

とりあえず、このスープを飲みなさい」

僕は、戸惑いながらもスープを貰った。

「ありがとう」

スープは、とても美味しかった。

 

 

そして、さっきの女性がもう二人の女性を連れて入ってきた。

「あの、助けていただいてありがとうございました」

と、僕はお礼を言った。

「いいのよ、気にしないで。

じゃあ、自己紹介するわね、私の名前はリリーっていうの」

「あたしの名前は、サラだ!よろしく」

「妾の名前は、アグリッパじゃあ、よろしくの若いの」

リリーという人は、ローブを着ている小柄な女性だ。

 

サラという人は、女性にしては筋肉質な体をしており鍛えているのは明らかな人だ。

 

アグリッパという人は、不思議な感じを醸し出しているが

出るとこは、出ているかなりスタイルのいい女性だ。

僕も、挨拶をした。

「シリウス・リーベルタースです。」

僕が、自己紹介を終えるとリリーさんが質問してきた。

「ねぇ、シリウスくん、何であんな所にいたの?」

僕は、深呼吸をして何故あそこにいたかを話し始めた。

 

ーーーーーーーーーー

 

その日は、僕の家にとって年に一度の大事な日だった。

父さんと兄さんは、大事な事があるらしくどこかへ、いっていた。

僕は、まだ何も知らされていないけどもう少し大きくなったら話してくれるらしい。

だから、僕は母様と一緒に勉強中だ。

勉強しっかりしないと遊ばしてくれないからちゃんとやらないと!

 

「あっ、もうこんな時間!シリウス一旦休憩しましょうね」

「はい、母様」

「ふふっ、お菓子持ってきてあげるから、少し待っててちょうだい」

と、言って母様は部屋を出て行った。

ちなみに、僕の家はリーベルタース家だ。昔からある由緒正しき家らしい。僕の家族は、両親と兄がいる。

兄様は、すでに結婚していてお嫁さんの名前は、メスフィアさんといいとても綺麗な女性だ。

( あ〜、僕もあんな綺麗な人と結婚したいなぁ)

なんてことを考えていると、突然、家が爆音と共に揺れた。

 

 

急いで、部屋の外を見ると家の敷地内にある建物が、大きく崩れていた。

そして、いきなり、瓦礫のしたからとても大きな生物が

飛び出してきた。

飛び出してきたのは、尻尾がある七体の獣だった。

だが、どれも魔獣とは違う感じだ。

(何だよあれ、何であんなのがこんなことに?

あれは・・・兄様と父様ッ⁉︎)

僕は、いてもたってもいられず部屋を飛び出した。

 

 

外に出ると、父様たちが血だらけで立っていた。庭には

黒いローブを着た人達が倒れていた。

「クソ、何で奴ら今日が儀式だと知っているだァ‼︎」

「アルベス言っても、仕方ない。尾獣たちをどうするか考えるんだ」

「そうね、起きた事を言っても仕方がないわ」

「アルベス冷静になって」

兄様、父様、母様、メスフィアさんが話していた。

「父様‼︎」

僕が呼びかけると、父様が始めは笑顔になったが、直ぐに悲しそうな顔をした。

そして、父様が目配せすると兄様たちは、驚いた顔をしたが何かを決意した顔をした。

「シリウス、良く聞くんだ。時間がないから、手短に言うぞ。これからシリウスに尾獣を封印する。だが、私達の体は持たないだろう。私達は、死んでしまう。だから、私達はいないが、頑張って生きていくんだ」

僕は、父様の言っている事がわからなかった。

「父様・・・何いってるの?

まだ、何も教えてもらってないよ。

まだ、父様たちと遊んでいたいよッ!

母様、もっとたくさん音楽聞かせてよッ!

兄様、いっぱい遊び教えてよッ!

メスフィアさん、色んなお話聞かせよッ!

何で、死んじゃうの?

ねぇ、僕いい子にするから一緒にいてよぉぉぉッッ!」

僕の言葉に、父様たちは泣いていた。

だが、尾獣達が鎖を壊し始めた。

すると父様が魔法陣を起動させ僕を魔法陣の中央へ移動させた。

それと同時に、鎖が僕の身体から出てきた。

そして、尾獣に絡み付き僕の中にどんどん引きづりこんでいった。

僕が、訳も分からず呆然としていると、前にいる父様たちが微笑みながら泣いていた。

「シリウス、これから辛いと思うがしっかりと生きるんだ。そして、幸せになれ、我が息子よ!」

「シリウス・・・ごめんな。お前の側には、おられへんけど一生懸命生きるんやぞ」

「シリウスくん、ごめんね。楽しかったわ、弟が出来たみたいで・・・忘れないで、私達はあなたの心にいるわ」

「生きなさい。どんなに辛くても、どんなに絶望的でもその二本の足で立って前へ歩きなさい。大丈夫、私達はあなたを見守っているわ」

母様の言葉が終わると同時に、全ての尾獣が僕の中に入った。

「今から、私の知っている人の所へ送るわ

このロケットをもっていれば、エフォンス家の息子だとわかるわ。安心しなさい、よくしてくれるわ」

その言葉と同時に、足元に魔法陣が出現し光り始めた。

「ッッ!、待ってよ、母様!まだ、離れたくないよぉぉぉ!!!!」

母様が、微笑みながら言った。

「愛しているわ、シ・リ ・ ウ ・ ス」

その言葉と同時に、目の前が真っ白になった。

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

〜リリー〜

目の前の少年は、泣きながら話してくれた。私達は、涙が止まらなかった。私は、彼を抱きしめずには、いられなかった。そして、しばらくすると私の腕の中で眠っていた。

また、寝かしつけた後、私達は部屋を出た。

 

「誰か、シリウスくんのお母さんの事知っています?」

「あたしは、知らないね」

「妾も、知らぬな」

やっぱり、でも何故ここに転移したのかしら?普通は、これないはずよ、う〜ん、わからないわね・・・

私の表情から、何を考えているか分かったのか、アグリッパさんが口を開いた。

「リリー、あまり深く考えるでない。この島そのものが、不思議なのだ。妾たちで、あの少年を育てれば良かろう?」

「そうだぜ、余り深く考えんなよ。あたし達が面倒みてやればいいさ」

私は、その言葉に大きく頷いた。

 

 




どうでしたか?
読んでいただきありがとうございました。
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