エピローグ。
ーーレヴィアタンの家臣を装い、二つの世界を征服しようとしたベルゼブブの野望は絶たれた。
最後の闘いを見届けることのできなかった勇者ではあったが、そのことは察することができた。
魔王城は崩壊し、跡形もなく消滅した。次元をつなぐ壁もまた閉じた。
世界は元通り、平和になったのだ。
勇者は次元の壁が閉じたことにより、かつての世界、ユグドラシルに戻る手段を失った。
仕方なく、またこの世界の根城である六畳一間のアパートに戻る事になった。
あのいつもの日常が戻ってきた。
いや、ひとつだけあの時とは異なる事があったのだ。
「く、放せ! 放さぬか! 愚妹!」
「お、お姉さまこそ、いつまでやっているのですか。こ、今度は私の番です!」
それはどこにでもある姉妹喧嘩のようだった。
魔王ルシファーとレヴィアタンは一つのコントローラーを奪い合っている。最後の闘いにより力を失い、身よりのなくなったレヴィアタンを勇者は保護する事にした。
そして、それにより、六畳一間のボロアパートはより一層狭く、うるさいものとなった。
しかし勇者はそんな喧噪とした状況を少し微笑ましく思ってしまう。
平和とは本来、こういうものであるのかもしれない。
「放せ! 放せと言っている!」
「くっ、お姉さまこそ放してください!」
「お前等、ゲームはそのくらいにしろ。もうすぐ料理ができるぞ」
厨房で料理をする勇者はそう声をかける。
かくして、六畳一間には勇者と、それから魔王二人が暮らすようになった。
FIN
あとがき。
すみません、若干、やっつけな感が否めなかったこの作品です。
正直反省材料が多い作品でした。
早く書き始めようとして構想がグラグラなのに書き始めるのは私の悪いところですね。
二次創作だと世界観とキャラクターが決まっているので誤魔化せる部分多かったんですが、オリジナルだとその肝心な部分がグラグラになってしまいますね。
反省点です。
すみません、本文の分量が足りないので、本文のところにあとがき書いて調整します。無駄に書き足すのもあれかなと思い。
最後まで読んでいただいた方、誠にありがとうございます。
次回作も鋭意構想中ですので、楽しみにして頂ければ幸いです。
えっと、文字数少ないのであとがきで調節しますが。
次回作はファンタジー的な感じで王道的なライトノベル的な作品を構想しています。
今回の作品よりはもっと長く、最低でもライトノベル一冊分の分量程度にはなるようにはしたいとは思っています。
ご期待頂ければ幸いです。
それではまた次回作でお会いできれば幸いです。ではでは。