オリ主が再びIS世界でいろいろと頑張る話だけど・・・「本編完結」   作:どこかのシャルロッ党

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PHASE-122「セブンソードとガイア」

 

時空海賊ビシディアンと基地に所属するザフト軍の戦いが激化する中で翔真・鈴・ラウラはこの騒ぎを利用して逃走を図っていた。兵士から銃などを奪い翔真達はMS格納庫へ走る。

 

「鈴、ラウラ!あと少しだ!」

 

「ちょっと待って!あれ見なさい!」

 

「先回りされていたのか!?」

 

「止まれ!さもなくば撃ち倒す!」

 

翔真達の前に兵士達が立ちはだかる。しかし格納庫から大きな爆発が起こり、兵士達は吹き飛ばされる。やがて砂埃が晴れると翔真達は走り出す――――――

 

『翔真様、お待ちしておりましたわ』

 

「!?ダブルオーが!それその声・・・夜架ちゃん!?」

 

格納庫へ入るとダブルオーはセブンソード/Gに換装されており、側にはオーライザーがスタンバイしていた。翔真を見つけるなり夜架はコクピットから姿を現し華麗に降下した。

 

「わたくしが出来るのはここまですわ。翔真様・・・」

 

「ありがとう夜架。すまない夜架・・・頼みがある」

 

 

翔真は夜架に鈴とラウラを頼み、翔真はダブルオーへ乗り込む。やがて夜架達もオーライザーに乗り込み一味先にイギリスに向けて発進する。

 

 

「ダブルオーセブンソード、発進する」

 

 

ダブルオーガンダム セブンソード/Gはそのまま出口へ。しかし全面に赤いMSが現れる。

 

 

「逃がさねーぞ・・・綾崎!」

 

「こいつは・・・確か、ガンダムアスタロト・・・だっけ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「くっ!?」

 

『ふん。あまり動くと衝撃が酷くなるだけだよ?』

 

 

ビシディアンの一員である未来はガイアガンダムでロランの操るウーンドウォートに対抗していた。ウーンドウォートがメガ粒子砲を放ち、対するガイアガンダムは四脚獣形態へ変わり砲撃を交わしていくがメガ粒子砲の威力で地面が揺れ、ガイアは体勢を崩す。

 

 

『どういう経緯でそれがあるのかは知らないが、返してもらうよ!』

 

「悪いけど、そうはいかないんだ」

 

 

ガイアは咄嗟にMS形態へ変わりビームサーベルを抜いてウーンドウォートの攻撃を振り切る。そしてそこに一部装甲がオレンジ色のデスティニー・・・ZGMF-X42S REVOLUTION デスティニーが迫る。

 

『箒のデスティニーじゃない!?一体なんだい!』

 

「それはちょっと話せないんですよね・・・我流正拳突き!」

 

 

元は時空管理局に属し、今はビシディアンのエースとして戦う"立花 響"はニヤリと笑みを溢しつつ、ウーンドウォートに打撃を食らわせる。

 

 

 

『ぐっ!』

 

デスティニーがウーンドウォートに対してストレートパンチを決め込み、更にフラッシュエッジビームブーメランを放つ。しかしウーンドウォートはヒートブレードでビームブーメランを一閃し、そのままデスティニーへ近付く。

 

『もらったよ!』

 

「甘いですよ!」

 

こちらに突っ込むウーンドウォートに対してアロンダイトを展開して向け、そのまま振り下ろす。

 

『しまっ・・!』

 

「終わりです!」

 

デスティニーの掌が迫る――――だが2つのビームがデスティニーに迫る。

 

「とぉ!」

 

『くっ!デスティニーがもう1機あるのか!』

 

『箒!油断しちゃダメだよ!』

 

『今はデスティニーが使えないのが苦しいが仕方ない・・・デスティニーインパルスR!

篠ノ之箒、いざ参る!』

 

『箒に続くよ!アリシア・テスタロッサ、アメイジングZ行くよー!』

 

 

箒のデスティニーインパルスRとアリシアのアメイジングゼータが響のデスティニーに攻撃を仕掛ける。

 

 

 

 

 

 


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