オリ主が再びIS世界でいろいろと頑張る話だけど・・・「本編完結」 作:どこかのシャルロッ党
上空に現れたウイングガンダムゼロ。翔真は
街へ降下しようとするビルゴを狙いレバーのトリガーを
引く。
「ターゲット確認、破壊する!」
ゼロはツインバスターライフルを構えて砲撃する。
黄色く光る一筋の閃光がビルゴを焼き付くす。
「折紙!まだいけるな!」
[問題無い]
街の中ではティアナのガンダムデュナメス、スバルの
ガンダムヴァーチェが戦闘に参加していた。
「いいスバル!バズーカは使わないようにね!」
[分かってるよティア!街の人はいないね]
スバルはヴァーチェをビルゴに接近させる。ビーム
サーベルを抜きプライネトディフェンサーを発動する
前にビルゴを倒す。
一方、一夏はフリーダムを降下させビームサーベル
でビルゴを瞬殺する。次は右手にルプスビーム
ライフルを持ちかえて素早く狙撃する。
「MD、所詮はマニュアルどおりか」
一夏は冷たい視線でそう言い放つとフリーダムを
加速させてサーベルでビルゴをまた破壊していく。
[一夏兄さん!]
フリーダムにストライクルージュが接近する。
マドカは通信で話し掛ける。
「大丈夫かマドカ。ごめんな帰りが遅くなっち
まって、ん?マドカ!回避しろ!」
[え?・・・・キャ!!]
ストライクルージュに突如何処からか放たれた
ビームが着弾する。
「マドカ!一体何処から・・・・・・あれは、デュエル!
でも違う・・・・」
コンソールパネルを操作してルージュを攻撃した
敵を割り出す。そして見つけ出しモニターに映って
いたのは二年前翔真や一夏の前に何度も立ち塞がった
デュエルだった。だがデュエルはカラーが違い
少しカスタマイズされているようにも見える。
「あれがフリーダムか~、確か噂じゃ織斑一夏君
が乗っているって言ってたわね・・・うふふ、さて
狩りを始めましょうか!レーゲンデュエル!」
そうこのデュエルはレーゲンデュエル、アキナは
獲物を捉えた狼のような眼差しでフリーダムを
狙う。
「マドカ下がれ!俺がアイツの相手をする!」
フリーダムはビームサーベルを構え直して上空
へと上がる。
「卑怯じゃないのかしらね・・・・そう言うのはさ!」
レーゲンデュエルは後ろに装備された350mm
レールバズーカ「ゲイボルグ」を取り出す。
アキナはフリーダムに照準を合わせる
「・・・・・・・もらったよん♪」
凄まじい音が鳴り響き同時にバズーカ砲が放たれ
フリーダムはラミネートアンチビームシールドで防ぐ。
しかし衝撃に耐えきれず吹き飛ばされる。
「クッ!」
「よくも兄さんを!」
マドカの駆るストライクルージュは対艦刀を抜き取り
レーゲンデュエルに襲い掛かる。
「ゲイルの元型ね。二年前の機体なんかに負けは
しないのよ!」
「あの機体はバスターね、しかもかなりの腕ね」
一方ティアナはデュナメスリペアをビルの影に隠す。
何故ならカイトのヘイルバスターが現れ少しの間
銃撃戦に入り今に至る。
「なるほど、あの機体は俺のバスターと同じ狙撃が
得意とみた。まあせいぜい俺を楽しませてくれよ」
94mm高エネルギー収束火線ライフルを構える
ヘイルバスター。カイトはデュナメスがいつ出て
来ても狙撃できる準備をしていた。
「これで全部か。それにしてもあのバスターと
デュエルはなんだ?」
[気になるか?綾崎翔真]
「ッ!?ストライク!?」
モニターに映った機影を見て翔真は驚きを隠せない。
それは自分の元愛機であるストライクガンダムに似た
機体が二本の大剣を振りかざし襲い掛かって来るからだ。
[ウイングガンダムゼロ、パイロットは綾崎翔真だな]
「何故俺の名を・・・・・」
[どうやら当たりらしいな。悪いが貴様は仕留め
させてもらう]
ゲイルストライクは大剣であるウイングソーを
巧みに操りゼロを圧倒する。
「お前は一体何者だ!」
[ルウェン・エル・バヤン、俺は貴様のカーボン
ヒューマン・・・・クローンだ!]
「カーボン・・・・ヒューマン・・・・・・・俺のクローン・・・だと!?」
カーボンヒューマン、それはとある人物の遺伝子
データ、記憶、人格のデータを培養した素体に
注入する事で完成する人工生命体。
[当然貴様の過去は知っている。そう『白雪明日菜』
の事もなァ?]
「・・・・その名を出すなァァァァァ!!!!」
翔真の叫びと共にウイングガンダムゼロのツインアイ、
胸部中心に付いた球体が光り出す。
「そうか!アイツが・・・・・・アイツが姉さんを!
綾崎翔真ァァァァァ!!」
先程のルウェンと翔真のやり取りを聞いたハルトは
ウイングゼロに機体を前進させる。
次回はシャル達の話です。