オリ主が再びIS世界でいろいろと頑張る話だけど・・・「本編完結」   作:どこかのシャルロッ党

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PHASE-15「憎しみの輪舞曲」

 

 

上空に現れたウイングガンダムゼロ。翔真は

街へ降下しようとするビルゴを狙いレバーのトリガーを

引く。

 

 

「ターゲット確認、破壊する!」

 

 

ゼロはツインバスターライフルを構えて砲撃する。

 

黄色く光る一筋の閃光がビルゴを焼き付くす。

 

「折紙!まだいけるな!」

 

[問題無い]

 

 

街の中ではティアナのガンダムデュナメス、スバルの

ガンダムヴァーチェが戦闘に参加していた。

 

「いいスバル!バズーカは使わないようにね!」

 

[分かってるよティア!街の人はいないね]

 

スバルはヴァーチェをビルゴに接近させる。ビーム

サーベルを抜きプライネトディフェンサーを発動する

前にビルゴを倒す。

 

 

 

一方、一夏はフリーダムを降下させビームサーベル

でビルゴを瞬殺する。次は右手にルプスビーム

ライフルを持ちかえて素早く狙撃する。

 

 

「MD、所詮はマニュアルどおりか」

 

一夏は冷たい視線でそう言い放つとフリーダムを

加速させてサーベルでビルゴをまた破壊していく。

 

[一夏兄さん!]

 

フリーダムにストライクルージュが接近する。

マドカは通信で話し掛ける。

 

「大丈夫かマドカ。ごめんな帰りが遅くなっち

まって、ん?マドカ!回避しろ!」

 

[え?・・・・キャ!!]

 

ストライクルージュに突如何処からか放たれた

ビームが着弾する。

 

「マドカ!一体何処から・・・・・・あれは、デュエル!

でも違う・・・・」

 

コンソールパネルを操作してルージュを攻撃した

敵を割り出す。そして見つけ出しモニターに映って

いたのは二年前翔真や一夏の前に何度も立ち塞がった

デュエルだった。だがデュエルはカラーが違い

少しカスタマイズされているようにも見える。

 

「あれがフリーダムか~、確か噂じゃ織斑一夏君

が乗っているって言ってたわね・・・うふふ、さて

狩りを始めましょうか!レーゲンデュエル!」

 

そうこのデュエルはレーゲンデュエル、アキナは

獲物を捉えた狼のような眼差しでフリーダムを

狙う。

 

「マドカ下がれ!俺がアイツの相手をする!」

 

フリーダムはビームサーベルを構え直して上空

へと上がる。

 

「卑怯じゃないのかしらね・・・・そう言うのはさ!」

 

レーゲンデュエルは後ろに装備された350mm

レールバズーカ「ゲイボルグ」を取り出す。

アキナはフリーダムに照準を合わせる

 

「・・・・・・・もらったよん♪」

 

 

凄まじい音が鳴り響き同時にバズーカ砲が放たれ

フリーダムはラミネートアンチビームシールドで防ぐ。

しかし衝撃に耐えきれず吹き飛ばされる。

 

「クッ!」

 

「よくも兄さんを!」

 

マドカの駆るストライクルージュは対艦刀を抜き取り

レーゲンデュエルに襲い掛かる。

 

「ゲイルの元型ね。二年前の機体なんかに負けは

しないのよ!」

 

 

 

 

「あの機体はバスターね、しかもかなりの腕ね」

 

 

一方ティアナはデュナメスリペアをビルの影に隠す。

何故ならカイトのヘイルバスターが現れ少しの間

銃撃戦に入り今に至る。

 

「なるほど、あの機体は俺のバスターと同じ狙撃が

得意とみた。まあせいぜい俺を楽しませてくれよ」

 

94mm高エネルギー収束火線ライフルを構える

ヘイルバスター。カイトはデュナメスがいつ出て

来ても狙撃できる準備をしていた。

 

 

 

 

「これで全部か。それにしてもあのバスターと

デュエルはなんだ?」

 

[気になるか?綾崎翔真]

 

「ッ!?ストライク!?」

 

モニターに映った機影を見て翔真は驚きを隠せない。

それは自分の元愛機であるストライクガンダムに似た

機体が二本の大剣を振りかざし襲い掛かって来るからだ。

 

 

[ウイングガンダムゼロ、パイロットは綾崎翔真だな]

 

「何故俺の名を・・・・・」

 

[どうやら当たりらしいな。悪いが貴様は仕留め

させてもらう]

 

ゲイルストライクは大剣であるウイングソーを

巧みに操りゼロを圧倒する。

 

「お前は一体何者だ!」

 

[ルウェン・エル・バヤン、俺は貴様のカーボン

ヒューマン・・・・クローンだ!]

 

「カーボン・・・・ヒューマン・・・・・・・俺のクローン・・・だと!?」

 

 

 

 

 

カーボンヒューマン、それはとある人物の遺伝子

データ、記憶、人格のデータを培養した素体に

注入する事で完成する人工生命体。

 

 

[当然貴様の過去は知っている。そう『白雪明日菜』

の事もなァ?]

 

「・・・・その名を出すなァァァァァ!!!!」

 

 

 

翔真の叫びと共にウイングガンダムゼロのツインアイ、

胸部中心に付いた球体が光り出す。

 

 

 

 

「そうか!アイツが・・・・・・アイツが姉さんを!

綾崎翔真ァァァァァ!!」

 

先程のルウェンと翔真のやり取りを聞いたハルトは

ウイングゼロに機体を前進させる。

 

 





次回はシャル達の話です。

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