オリ主が再びIS世界でいろいろと頑張る話だけど･･･「本編完結」 作：どこかのシャルロッ党
詳細は活動報告を見て頂ければと思います。
ミネルバのタンホイザーを破壊したウイングガンダム
ゼロカスタム、翔真はコンソールパネルに手を伸ばし
現在の戦況を確認する。
「連合側が多いな。一夏とマルスもそろそろ着く頃
だな」
モニターに目を移すと一夏のフリーダムガンダムと
マルスのエクシェスが連合のMSと戦闘を開始して
いた。
「もうあんな惨劇、二度とごめんだ！」
過去の戦いを思い出してか、翔真は機体を加速
させる。ゼロカスタムはビームサーベルを抜き連合の
MSとの戦闘に入る。
「あの戦いで何も学ばなかったのか！」
一夏は今の戦闘を見て悲しみに暮れる事しか出来ない。
しかし今は戦いを止める事が先決である。一夏は迫り
来るウィンダムの姿をモニターで捉える。
「ッ！」
フリーダムは蒼い翼を広げてラケルタビームサーベル
を抜き払う。サーベルを勢いよく振り上げて
ウィンダムのメインカメラに目掛けて振り下ろす。
ウィンダムのメインカメラを破壊したフリーダムは
ツインアイを光らせ数機のウィンダムが迫る中
再びラケルタビームサーベルで戦いに入る。
「何故だ･･････何故今さら戻って来たのだ･････
一夏ッ！」
箒はアビスの相手をしながら突如として戦場に
現れたフリーダムに動揺する。
「ッ！」
フォースインパルスはヴァジュラビームサーベルで
アビスのビームテンペストを真っ二つに斬る。
「バカなッ！あの機体のパイロット、前よりも
強くなっている気が！？」
アビスを退けたインパルスはそのまま空へと浮上
してフリーダムの元へと駆け寄りヴァジュラビーム
サーベルを振り下そうと迫る。
「一夏ァァァァ！！何故今更戻って来たァァ！」
「この声は･･････やっぱりあのインパルスっていう
機体のパイロットだったのかよ、箒！」
フリーダムはラミネートアンチビームシールドで
インパルスのサーベルを受け止める。
「一夏、何故ザフトに敵対した！あのイギリス戦の
事、はっきりと答えてもらうぞ！」
音声通信から聞こえるファースト幼馴染みの声、
明らかに声からして怒りが込められていると悟った
一夏はこの箒の問いに反論する。
「箒！お前は何も知らなすぎる！ザフトが裏で
何をやっているのか、お前は知らないだろ！」
フリーダムとインパルス、両者共にサーベルでの
激突が激しくなる。
「悪く思うなよ、箒！」
フリーダムは背後の翼に収められたパラエーナプラズマ
収束ビーム砲を二門展開して発射する。
しかしインパルスはギリギリ回避する。
「今の私はあの頃の私じゃない！」
「交わした！？」
インパルスはヴァジュラビームサーベルを振り回し
フリーダムに当てようと距離を詰めて行く。
「（無茶苦茶だ、箒の攻撃は！）」
「はあああ！！」
隙すらを作らないインパルス、一夏は徐々に
追い詰められる。
「（だけど･･･････負ける訳にはいかねェェ！）」
一夏はSEEDを発動して攻撃を回避する。
「何！？」
「･････｣
フリーダムは腰部に装備されたクスィフィアレール
ガンを展開してインパルスのフォースシルエットの
両ウイングを粉砕する。
「クッ！？」
「何だ、お前はァァ！」
フリーダムの下、海中からアビスが現れ砲撃を
しようとする。しかし全ての攻撃を読まれアビスは
フリーダムにアビスを蹴飛とばされる。
「ち、フリーダムか！」
イーリスのグフがテンペストビームソードを振り
フリーダムの元へ行こうとしたその時。
「行かせはしない！」
翔真のウイングガンダムゼロが立ち塞がる。
「！･････こりゃ懐かしい奴に出会えたぜ、ニヒヒ･･･
また私を楽しませなァ！スカルハート！」
「翔真、お前は！」
ウイングゼロにグフ、シュヴェルベ・グレイズが
迫り来る。
タケミカズチのブリッジではネオは突如乱入して
来たウイングゼロ、フリーダムを見ていた。
「よりにもよって昔の英雄かよ、これは少し
難しい状況だな･･･････仕方ない、ルウェン、
出られるか？」
『任せろ』
そしてタケミカズチから漆黒の幻影、ストライク
ノワールが出撃する。
「ルウェン・エル・バヤン、ストライクノワール
出るぞ！」