オリ主が再びIS世界でいろいろと頑張る話だけど・・・「本編完結」   作:どこかのシャルロッ党

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JGMWF-00X アストレイ・エクシェス

装甲素材 発泡金属+VPS

動力源 パワーエクステンダー+デュートリオン

特殊装備 ヴォワチュール・リュミエール

武装

対ビームコーティング・アーマーシュナイダー

量子通信誘導浮遊破砕爪《ドラグ・リム》

カードリッジ式ビーム発生器内蔵実体剣
《シュベルトゲール・グラム》

高出力ビーム斬撃剣《ライオットザンバー》

特殊システム ????

搭乗者 マルス・レディーレ

マルスの専用機。この機体は数年前に《C.E》の
世界で、ロウが火星圏を訪れた際に同圏内にあるデブリ
ベルトを航行中に両腕、両脚、装甲、胴体が破損され
残骸の中から冷凍睡眠されていたマルスと共に回収され
た。失われた両腕は連合系MSGAT-X105系列、200系列
を使い脚はアメノミシハラで天ミナをメンテナスした
際に余ったパーツを組み込み、唯一小破程度で済んだ
ボディーフレイムには発泡金属+VPSを合わせ機体
データにあった外見とほぼ同じに仕上げる一方で
背部には《GAT-X105 ストライクガンダム》と同じ
ようにストライカープラグを組み込んだ。プラグを
組み込んだ事で、エール、ソード、ランチャー、
マルチプルアサルト、I.W.S.Pなどを装備出来る。

この機体は唯一マルスの失われた過去の記憶に
関係する鍵とされている。機体性能で言えば軽く
セカンドステージシリーズを越え一夏のフリーダム、
翔真のウイングゼロと同等の力である。



PHASE-42「マルス・レディーレ」

 

 

「「はああああ!!」」

 

翼の駆るアヴァランチエクシアとクリスの駆る

二ャイアアストレイが戦闘に入り激戦を繰り広げていた。

 

二ャイアはヴァジュラビームサーベルを構えて

アヴァランチエクシアに斬りかかる、しかし翼は

一降りの斬撃を避けてエクシアは翼に応えるように

GNソードで二ャイアの左腕を斬り落とす。

 

「ちぃ!」

 

左腕を失う二ャイア、だが攻撃の手を止める事は無く

アヴァランチエクシアに襲い掛かる。

 

翼はこの時操縦をしながらある事を考えていた。

二ャイアアストレイのパイロットの事である。

声や喋りからして知り合いに凄く似ていると翼は

思う、しかし彼女の知る《雪音クリス》は自分が

居た世界にいるはずだ、だが自分の事を知らないし

ましてや敵扱いをされている。そう、このクリスは

違う、翼は一つの考えを導き出した。

 

「平行世界同一人物・・・・・・それしか有り得ない」

 

エクシアはGNダガーを投げ付ける

 

「その攻撃が効くとでも思っているのか!」

 

二ャイアはビームクローを展開してエクシアに

激突する。

 

「クッ!」

 

機体がぶつかった衝撃がコクピットに伝わる。翼は

歯を食い縛り衝撃に耐える。

 

「私は絶対に許さない!兄貴を悪用するソレスタル

ビームイングを!」

 

「何の話か全く分からないが、来るなら倒すまでだ!」

 

海に落ちる寸前だ、エクシアは回避する。だが

二ャイアが目前に迫る。

 

「やらせるかァァァァ!!」

 

翔真の駆るウイングゼロが二ャイアに蹴りを入れる。

ウイングゼロはそのまま二ャイアに近付く。

 

「負けられるか!」

 

 

クリスはモニターに写るウイングゼロを睨み付けて

機体を立ち上がらせ、二ャイアは右手に持った

ヴァジュラビームサーベルを持つ。だが次の瞬間

黒い機体がウイングゼロの前に立ち塞がる。

 

「・・・・・・・どういうつもりだ、マルス」

 

[・・・・・・・・・・]

 

マルスの駆るアストレイ・エクシェスが二ャイアを

守るように立ち塞がっていた。翔真は音声通信を

開きマルスに問う。

 

[・・・・・・自分でも分からないんです。何故敵を

庇っているのか、けど・・・・・僕は感じたんです。

あの機体に乗っているパイロットを僕は知っている]

 

「そうか・・・・・・・ならマルス、そいつを任せる」

 

ウイングゼロはエクシェスから離れマルスは

二ャイアに通信を開く

 

「僕はマルス・レディーレ、パイロット聞こえるか?」

 

[ッ!兄貴・・・・・なのか?]

 

「・・・・・・君は僕を知っているの?」

 

[当たり前だ!大体マルス・レディーレって何だよ!

兄貴の名前はアレス・ルセディスだ!]

 

「アレス・・・・・・・ルセディス・・・・・・うっ!」

 

アレス・ルセディスという名前を呟いた途端にマルスの

頭に激痛が走る。

 

「あ、頭が!」

 

頭痛は増していきマルスの視界が徐々に揺らいでいく。

 

[あ、兄貴!やっぱりお前らが兄貴に何かしたんだな!]

 

クリスは通信越しから聞こえるマルスの声に翔真達が

何かやったと勘違いし二ャイアを動かそうと操縦桿を

握る。しかし

 

「もうやめとけ、正体不明機さん」

 

「な、ナガスミ君?」

 

二ャイアの背後にナガスミのウイングガンダムが

立っていた。だがウイングはロウの手により改修を

施され今は『ウイングガンダム フェニーチェ・

リナシータ』である。バスターライフルの銃口が

二ャイアに向けられる。

 

[い、いつの間に・・・・・・・]

 

「取り合ず正体不明機、お前をトレミーへ連行する。

いいな?」

 

[・・・・・・クソ!]

 

 

フェニーチェ・リナシータは二ャイア、エクシェスを

連れてウイングゼロ、アヴァランチエクシアと共に

トレミーへと帰還する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






次回はかなりエッチな回です!

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