オリ主が再びIS世界でいろいろと頑張る話だけど・・・「本編完結」   作:どこかのシャルロッ党

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PHASE-56「嘆き」

 

 

 

「行くぞバルバトス、あんなガンダムフレームに負ける

訳にはいかないんだ・・・・・」

 

バルバトスはツバサに応えるかのように大型特殊レンチ

を振り回してキマリスを圧倒する。無駄の無い動き

で攻撃は次々と当りキマリスの装甲はでこぼこに静ん

でいく。

 

「クッソ!」

 

「出直して来なよ、迷いながら戦ってもいい事は

ないよ」

 

「ッ!」

 

バルバトスの容赦ない打撃はキマリスに大ダメージを

与える。

 

「殺す価値もない」

 

キマリスのメインカメラを右手で鷲掴みするバルバトスはそのままミネルバの方向に投げ飛ばす。

 

「何処までお前は・・・・・・・・この俺を侮辱するんだァァァァァァァァァァァァ!!!」

 

 

ツバサの呆気ない態度はニックを怒らせる、キマリス

はブースターを全開にしてランスを構えて突撃する。

 

「・・・・・侮辱・・・・したつもりはないんだけどね」

 

ランスの一撃を避け、背部に装備された太刀 《雷斬》

を取り出すバルバトスはランスを一降りで破壊する。

 

「バルバトス・・・・・お前の力を見せてみろ!」

 

ツバサはバルバトスに力を求める。次第に機体と

シンクロする事を感じ取ると機体を動かす。キマリスを

限界まで雷斬で叩きのめしメイカメラを破壊する。

 

もはや行動不能となったキマリス、ツバサの手により

ミネルバの元へとまた投げ飛ばされる。

 

 

「スタニック・デュノア、確かに貴方は強い。けど

迷いながら戦っていても敵は倒せはしないよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はああああァァァァ!!!」

 

 

一夏はセイバーガンダムに千冬が乗っている事に動揺を

隠しきれないでいた。ラケルタビームサーベルを抜き

インパルスに近づくフリーダム。

 

「ふざけるなァァァァ!!!!」

 

 

だが箒もSEEDを発動しフリーダムの攻撃を回避する。

しかし、一瞬にしてインパルスの前方に近づくフリーダムは再度サーベルを降り下ろす。箒は一夏の攻撃

パターンを読むと素早く機体をのけぞらせた。

フリーダムの降り下ろしたサーベルはコクピットの

わずかな上を薙ぐ。

 

本来なら海の中へと倒れ込むはずだがデスティニー

インパルスは微妙なバランスを保ちながら海上に

寝そべるような形で滑空する。

 

意外な形で攻撃を交わされたフリーダムも投入の

姿勢のまま機体を流す。

 

 

「これで終わりだァァァァ!!」

 

デスティニーインパルスはフリーダムからいち早く

離れるとエクスカリバーを抜く。しかし背後から

大破したアビスが迫る。

 

「何処を見ている!」

 

「ッ!邪魔するなァァァァ!!」

 

エクスカリバーをもう一本抜くとそれをアビスに目掛けて投げる。アビスのコクピットに貫通し一瞬にして

機体は大きな怒号を上げて爆発した。

 

「エリカァァァァ!・・・・・・・・・インパルス!」

 

目の前で散っていた仲間を目の当たりにしたまほは

インパルスに攻撃を開始する。

 

「よくもエリカをォォォ!!!」

 

「チィ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方でルシフェルを退けた翔真はネオが駆るフラッグ

と戦っていた。

 

「(この感じ、間違いない!お前は・・・・・ッ!)」

 

「(さっきからちらつくこのプレッシャーは何だ?

あの機体に乗るパイロットを俺は知っているのか?)」

 

 

ウイングゼロはサーベルを抜き払うとフラッグに

降り下ろす。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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