提督、艦娘、他にも職人や秘書、妖精など沢山の人が住んでいる。提督はいつものように仕事を終え、執務室で休んでいた。
「んーー…今日も疲れたなあ」
もうすぐ夜の10時半になる。このあたりは夜になると星がよく見える。今日も月と星が綺麗だ。
今日は夕食の秋刀魚の味噌煮が美味しかった。
そろそろ風呂入って寝ようかな。
今日は第一艦隊が結構やられたから入渠している。
あの海域はもう少し強くなってからのほうがよかったかな…あっあと第二艦隊と第三艦隊の遠征は順調…なはず。補給もしっかりしたし艦娘も元気だったからきっと大丈夫。うんうん。
「司令官、入るよ」
こ、この声は…大好きな…!
「ひーびーきー♪」
ぎゅーっと抱き着く。うんうんやっぱり響はかわいいなぁ
「司令官…悪いがちょっと重い。」
「ちょっと司令官!暁もいるわ!」
「しれーかん、雷もいるのよ?」
「えっと…電もいるのです…」
おおぉ!第六駆逐艦勢揃い!可愛い。癒される。
「三人もいたんだね!そういえば用事あって来たの?」
「じゃーん!夜の紅茶持ってきたわ。」
「おー!ありがとう。」
今日はアップルティー。寒い時期の紅茶は体があったまる。あったかいんだからあ♪
「し、司令官!お砂糖入れすぎよ!」
「え?そう?」
いつもこれぐらい入れる。甘くておいしい。
「そうなのです…角砂糖六個なんて…」
「このくらい入れるのが好きなんだー!おいしいぞー!」
「もう夜だし周りに迷惑だ。本題はこれからだし…」
「へーそーなのかー」
「司令官!ルーミアネタやらないの!」
「電、まだ一面もくりあーできないのです…」
「雷は三面までいったわ!」
「…雷。何回もコンテニューしてたじゃない」
「なっ!ばれた…」
ここの鎮守府で東方がひそかなブームになっている。みんな好きなキャラとか好きな曲もあるようだ。そして提督である私ももちろんプレイしている。隣の鎮守府の提督に教えてもらったのだ。そしていつのまにか艦娘達の間でもはやっていた。ルナティッククリアした艦娘もいるとかいないとか…。今度の秋季例大祭に行く予定の艦娘も何人かいる。秋季例大祭!たのしみだなあ…
「暁、雷、電、本題入るよ。
司令官、本題ってその東方のことなんだ」
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「…そ、それって本当!?」
「本当だよ。私達も驚いた。
ちょっとパソコンとか持ってくる。一回部屋に戻るね」
「じゃーね、司令官。また来るね」
「また来るわね。」
「またあとでなのです!」
四人とも部屋に戻っていった。
さっきの四人の話をまとめると…
少し前に睦月型の部屋に遊びに行った。
一緒に紅茶を飲んでお菓子を食べながらのんびり過ごしていた。レディ達のお茶会…だと暁は言っていた。
最近のマイブームのお話をしていると東方の話題になった。その時に東方をプレイさせてもらい、東方を知った。
自分達の部屋に戻った後、東方について色々調べてみた。
そして東方妖々夢を買いに行き、休日は皆で遊んでいた。
いつものように今日も出撃が終わって紅魔郷を開くといつもの画面ではなく、メールの封筒の絵と「あの場所と繋がるわよ♪」という文が表示されていた。おかしいと思ってここに来た。
…ということだ。信じられないけど四人は嘘つくような娘じゃないし。電は嘘ついたら顔に出そうだな…でも四人とも真剣に話してたし、本当なのかもしれない。
って四人が部屋を出て30分くらいたつ。暁型の部屋はここから歩いて2分くらい。心配だし見にいこう。
大丈夫かな…なにもないと良いんだけど…
自然と速足になる。走りたいけど廊下は走れない。ん?あの二人…潮と朧?暁型の隣の部屋だし何か知ってるかもしれない。
「あっ提督!来て下さい…!」
潮だ。心配そうな顔をしている。どうしたんだろう…
「暁型の皆さんが…よくわからないけれどパソコンの前の空間に入っていってしまって…!」
「えっ!?」
「ひやぁっ!すみません…」
「潮、落ち着いて。えっと私達はその四人達に『パソコンの画面が変なの!ちょっと見て』って言われて部屋にはいったんです。そしたら暁さん間違えて画面の封筒の絵をクリックしてしまったみたいです」
暁…立派なレディなんじゃなかったの!?
「二人ともありがとう。パソコンは部屋にある?」
「部屋…の机の上にありました…」
「よし。見てみよう」
三人で部屋に入る。いつも賑やかな部屋は誰もいなくてなんだかがらんとしている。窓から見える外も暗くて寂しい。
「提督、パソコンありましたよ」
「ん、ほんとだ」
画面に手紙のような絵と文章。えーっと…
『四人は博麗神社にいるわ。もちろん無事だし元気いっぱい。事情があって暁型ちゃん達しばらく借りるわね。そちらに戻るまでの無事は保障するわよ。もちろん相応のお礼を用意するからお楽しみにね♪』
「「「ええええええぇぇ!?」」」
「えっと…もしこれが本当なら、博麗神社ってことは幻想郷に行っちゃったってこと!?」
「そういうことになります…ね…」
「四人は大丈夫でしょうか…」
「でもでたらめかもしれないし…」
本当に心配だ。四人は消えちゃうし文章は信じられないことが書いてあるし。……?…これって?
「ねえ、これ…スマホ?」
「多分そうですね…」
「開いてみましょう」
チャットアプリしか入っていない。
連絡先は…「第六駆逐艦!!」
「これ!四人に連絡できるかも!」
「送ってみましょう!」
〔こちら司令官。暁!響!雷!電!大丈夫!?〕
早速送った。届け…!
お!返事が来た!!
〔こちら第六駆逐艦響。全員無事。今は幻想郷博麗神社にいる。藍という者からしばらくここにいるよう頼まれた。相応の礼もあるというし司令官がよければしばらくここに滞在しようと思う。何より東方projectのキャラクターが沢山いてとても楽しい。〕
…なにぃ!?ままままままま、まぁ四人がよければ、ききききき休暇だと思ってたたた滞在許可をだそそそそそう。
「提督、大丈夫ですか?汗…すごいです」
「ものすごい動揺してるわね…」
「そそそんなことないっ!」
「「嘘です!」」
はぁ……疲れた…許可するって送ろう。
〔許可する。最近忙しかったし休暇だと思ってくれればいいよ。気をつけて過ごすように。〕
「ねえ、潮。やっぱり提督あの四人のこと…」
「そうですね…今後が楽しみです…」
なんか二人がヒソヒソしているけどまあ気にしないようにしよう。
〔司令官あ、ありがとう。しばらく博麗神社に泊まらせてもらえることになったわ!そろそろ寝るわね。暁より〕
博麗神社…って霊夢のところか。いいなあ…
「よし!四人も無事みたいだししばらくはスマホで連絡して様子見よう。」
「そうね。」
「そうですね。」
「じゃあ部屋に戻るか!潮、朧、おやすみ。」
「「おやすみなさーい」」
明日からしばらく四人がいないと思うと寂しい。
でも提督としてアドバイスぐらいしっかりしないと。
もう遅いし風呂入って寝よう。
部屋に戻って、四人がいれてくれた紅茶を飲んだ。
いれてからだいぶたつのにまだ冷めていなかった。
あったかいんだからあ♪
今回初投稿作品第一話でした!
読者さん、もしいたら読んでくださりありがとうございます!
第六駆逐艦!どうなるのでしょう…
そしてあのパソコン文章の意味とは!?
誰からの手紙だったのか!?
四人を「借りる」目的とは!?
…作者にもわかりませんw
次回は博麗神社を舞台に霊夢視点メインで書く予定です。第六駆逐艦と霊夢の出会うところですね!
今回は艦これメインでしたが次回から東方とのコラボらしくなる!(でしょう!)
お読みいただき本当にありがとうございます!
次回もおたのしみに!