インフィニット・ストラトス~ギャグとネタに塗れた世界で~   作:黄衛門

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第四話 IGA、許されませんでした

「ではこれより、ISによる飛行操縦を実習してもらう。オルコット、織斑。……そうか、篠ノ之もやりたいか。いいだろう、前に出ろ」

 

 実習の時間、千冬はどういう訳か箒だけちょっと躊躇って許可を出す。

 セシリア、一夏は普通に、箒だけは何故か無駄に飛びあがってしめやかに地面に着地し、無駄に半転し前に出る。

 この世界では、ISコアは量産されているので量産機持ちも、まあ珍しいが原作よりは希少ではない。では何故1組だけなのかというと、セシリアは飛行操縦の良い見本に、織斑一夏は悪い見本にだ。箒はただ単に、自己主張が激しかったので仕方なく。ちなみに2組にも専用機持ちは居るのだが、どういう訳か全員可変式しか居ない。偏り過ぎだ、と千冬は思わず愚痴りたくなる。ちなみに可変式ISはキサラギが原理を開発し発表したものだ。

 そしてセシリアはイアースカーフを指で軽く揺らすと、あの青い装甲が瞬時にセシリアを包み込む。箒は何処からか取り出したメンポを付けると、そこからまるで血液めいた赤いニンジャ装束が身体を包み込み、心なしか二倍ほど目つきを悪くする。永理は数字を入力、一夏は白式の待機状態であるガントレットを掴んでうんうん唸っている。余談だが箒が白式の待機状態を見た時「ブッダデーモンめいて変形するのか?」と期待に満ち足りたキラキラとした眼で見ていた。

 

「あい……えす……?」

 

 一人の生徒が箒のISっぽいナニカを見てそう呟く。

 

「言うな、何も言うな」

 

 頭痛を押さえるようにそう呟く千冬の姿は、何故か昔からの姪っ子が何処か遠くへと行ってしまったような、そんな哀愁に漂ってたそうな。

 そんなこんなしているうちに、一夏も専用機の白式を展開する。あの後金色に塗ろうとした箒を永理と二人係りで止めたのは記憶に新しい。

 

「……よし、三人とも飛んで見せろ」

 

 ブルー・ティアーズはまるで重力なんてものは無いかのように音も無く飛び、白式もぎこちなくではあるが飛んで見せた。普通であれば、ここで千冬は一夏に一括でも入れるところだろう。だが、箒の飛び方を見てそんなのも綺麗さっぱり消え去ってしまったのだ。

 そう、見てしまったのだ。落ちる前に空気を蹴る事で空を跳ぶ箒の姿を。ちなみに生身でもISと戦闘出来る千冬でも流石にこれは真似出来ないワザマエである。

 

「ドュエドュエドュエドュエ」

 

「ニュートンに喧嘩売りまくってますわね、篠ノ之さん」

 

「ちょっ、なんで箒そんな早いの!?」

 

 箒、セシリア、そして少し遅れて一夏の順で跳んでいる。箒はまるでどこぞのヴァンパイアハンターのようにジャンプとキャンセルを繰り返し、セシリアと一夏はPICで普通に飛んでいた。 

 

『織斑、白式はカタログスペックならブルー・ティアーズを圧倒している筈だぞ。何をもたもたしている』

 

 通信回線より、千冬から一夏におしかりの言葉を受ける。ちなみに箒の方は全く見ていない、というより視界に入れないようにしている。箒のは多分ナニカサレているので、例外だ。

 

「というか飛ぶ感覚なんて解らねーよ」

 

「一夏=サン、落ちる前に空気を蹴ってジャンプするのだ」

 

「それが出来るのお前だけ!」

 

 一夏のツッコみは虚しく、ドゥエドゥエの掛け声にかき消される。次にアドバイスを投げかけてきたのはセシリアだった。

 

「一夏さん。考えるのではなく、感じるのです。そう、心で。魂で!」

 

「あー、うん。頑張ってみる」

 

 そして二人は、前の方を行く箒を見やる。いつの間にか上がると同時にキックを繰り返す変態機動で、恐るべき速さで激しく上下に揺れながら移動している。何だアレ。

 

「ドゥエドゥエドゥエドゥエ」

 

「……間違っても、あれらを参考にしないように」

 

「肝に銘じます」

 

 前方で変態機動する変態を見ないように会話を交わし合っていると、ISから通信が入る。

 

「よし、指定ポイントに到達したな。急降下と完全停止をやってみせろ。目標は地表から十」

 

「先にいかせてもらうぞ!」

 

 通信の声を途中で遮り、空中で一回転し、空中の空気を蹴って、ソニックブームを円上に出し、箒は一気に急降下。さながら流星めいて地面に向かい、大きく土煙を上げる。

 

「パーフェクト!」

 

 風が土煙を払いのけ、地表をまるでデッシャーで削り取ったような窪みの上で決めポーズを取る箒。一応、地表から五センチほどの所で空気を蹴って停止してはいたのだが、その際の衝撃で削れてしまったのだ。

 更に箒の後ろに、白い機体が稲妻めいて急降下し、僅か三ミリの所で停止する。

 

「それは成功と言っていいのか?」

 

「構わん、何故なら私は篠ノ之束の妹だからだ!」

 

「どこの大統領だ貴様は」

 

 そんな雑談を交わし合っているうちにセシリアも同じ事をしたのだが、誰も見ていなかったので頬を膨らませてむくれていた。

 一応、一般生徒から見れば十分凄い技術なのだが、代表生レベルの技術を持つ変態ともうなんか人間じゃないんじゃないかという変態のせいで霞んでしまっているのだ。

 

「誰もわたくしの事なんて見てくださいませんのね……」

 

「いや、オルコット。貴様の操縦が一番参考になる。そう拗ねるな。あいつがおかしいだけだ」

 

 ピシガシグッグッとやり合う永理と箒の二人を見ながら、千冬はセシリアを慰める。そうするとセシリアの表情がちょっと明るくなる。が、その後ろでまるで隕石のように落下した一夏のせいで、一気にその顔が真っ青となった。

 

「一夏さん!! 怪我はありませんか!?」

 

 大きなクレーターを空け、まるで犬神家のように上半身が突き刺さっている一夏にセシリアは慌てて駆け寄る。一方永理は腕を組みながら、外国から来ている生徒に懇切丁寧に嘘を教えていた。

 

「正しくは湖の中でやるのだが……ああいう風に沈めるのが、田舎の特徴的な遺体遺棄のやり方だ。よく覚えておくように」

 

「出鱈目を教えるな、愚か者が」

 

「ンアーッ!! 頭骨ンアーッ!?」

 

 留学生に全くの事実無根を教える愚か者に、千冬のアイアンクローによる制裁。手足をじたばたさせ必死に足掻くも、抜け出す事は不可能。ちなみに二人がふざけ合ってる間にセシリアが一夏を掘り出したが、誰もそれに気付かないでいた。

 

 

 (´神`)

 

 

「特訓が必要ですわね」

 

 1年1組の教室、穴を埋めるという重労働を終え割と満身創痍な一夏に、セシリアはそう言いはなった。

 確かに一夏はイギリス代表候補生であるセシリアには勝ったが、だとしてもそれは本当の一回きりの奥の手を使って、やっと勝てたのだ。まだISの操作には雑さが目立つのは、一夏自身よく理解している。そして前の時間での醜態、あれを何とか解消しなければ、クラス代表選を生き残る事は出来ない。

 

「モッピー知ってるよ。このままじゃ一夏はクラス対抗戦で豚のようにではなく、藁のように負けるって」

 

「モッピーってなんだよ、てかなに黄昏てんだお前」

 

「えーりん知ってるよ、このままじゃワンサマーは2組のクラス代表によって即堕ちアへ顔ダブルピースするって」

 

「いやしないからな!?」

 

 朝から二人によるダブルボケに頭が痛くなる。が、それを嘆いている暇はない。周りの女子が一夏に対して、凄く期待した眼を向けてくるからだ。

 

「一夏君、クラス対抗戦絶対に勝ってね!」

 

「勝てばフリーパス! 半年間も!」

 

「私達のフリーパスの為に! デザート全制覇という野望成就の為に!」

 

 思い切り私欲全快のエールを送る女子生徒一同。その中の一人、茶色いショートヘアーの菅原倫子はグーサインをしながら一夏に言った。

 

「なーに大丈夫よ、2組のクラス代表はオムラ社のテストパイロッ」

 

「その情報、古いよ」

 

「なっ、何奴っ!?」

 

 妙に時代劇がかった口調で倫子が教室の入り口を指差し、教室内の視線もそちらに集中する。

 幼児体型なツインテールの女の子が、腕を組み不敵な笑みを浮かべていた。しかも改造しているのか、肩の布が展開装甲している。

 そしてセシリアは、ツインテールを見た瞬間物凄くいい顔をした。

 

「ツインテール……ツッコミキャラですわ!!」

 

「ツッコミキャラ言うな! いやそうだけども!!」

 

 セシリアを指差し即座にツッコむちっこいツインテール、流石見事にツッコミキャラである。

 

「……あれ、もしかして」

 

「どうした一夏=サン……ん、何故こんなところに幼女が。激しくファックしても?」

 

「許可しない」

 

「……こんなのがあたしの隣のクラスなの?」

 

 乙女の園であるIS学園に相応しくないボケに静かにツッコミを入れる一夏。ちっこいツインテールは何となく貞操の危機を感じた。

 というより、頭の痛くなるボケばかりが続いているし続いていく。

 

「ロリ……高校生……役得! 役得してやる!」

 

「ファック&サヨナラだ! 我らにはそれが必要だ!」

 

「誰がロリだ誰が!! というか同性! 私! 女!」

 

「なんの問題がある」

 

「性別の垣根なんぞ越えるのだ! 私に常識は通用しない!」

 

 ボケにツッコミを入れるも、更にボケを被せてくるのは永理と箒の1組ボケコンビ。軽くおでこを押さえるちっこいツインテール。ちなみにその胸は平坦である。

 

「……鈴だよな、鈴音。久しぶり」

 

 何とか流れを軌道修正させようと、一夏から声をかける。

 

「うん、久し、ぶり……あー、もう、何もかも台無しよ。 折角かっこよく決めれたと思ったのに」

 

 肩で息をしながら、久しぶりの再開に嬉しいのに素直には喜べない鈴音だった。

 凰鈴音、中国代表候補生でこの作品のメインヒロイン唯一の常識人でツッコミ役である。

 

「ごめん、全く似合ってなかった。むしろ微笑ましかった」

 

「殴るわよ一夏!?」

 

 たまに背伸びしたような事はするも、あくまで常識の範囲内である。箒のように微妙に怪しい日本語を話したり、スリケンとか投げたり、学校の番長と数人のスケバン相手にヘルタツマキとかいう摩訶不思議な技で蹴散らしたりとかしないので付き合いが楽だ。

 まあ、箒とは男友達と同じ感覚で居れるのでそこは楽なのだが。それはそれでどうなのかと問われたら、何も言い返せないのが一夏である。

 

「それより鈴、後ろ後ろ」

 

「えっ、後ろがどうかし──」

 

 たの、という言葉は続かず、無慈悲な出席簿アタックを受け、蛙を踏み潰したような悲鳴を上げた。

 

「げえっ、関羽!?」

「誰が三國志の英雄だ、馬鹿者。それともう授業の時間だ、自分の教室に戻れ」

 

「……はい」

 

 とぼとぼと教室を出ていく鈴、その足取りは何処となく拗ねた小学生を連想させた。

 

 

 (´神`)ガッチターン

 

 

「……で、そいつらはなんなのよ」

 

 相も変わらず中流の中でも高い部類に入りそうな内装の食堂、丸っこい椅子に顎を乗せながら鈴は一夏に、眼で説明を催促した。丸っこいテーブルを囲むように丸い椅子には篠ノ之箒、月影永理、セシリア・オルコット、そして織斑一夏の順に座っている。鈴が座っているのは、追加で持ってきた木製の椅子だ。

 

「俺のクラスメイトだよ。一番端っこに座ってるのが、ファースト幼馴染の篠ノ之箒」

 

「ドーモ、凰鈴音(ファンリンイン)=サン。篠ノ之箒です。箒と呼ぶがいい」

 

 箒は頭を下げ丁寧にアイサツする。初対面のIS操縦者同士のアイサツは絶対の礼儀、古事記にもそう書かれている。

 

「ああ、どうも初めまして」

 

「所で一つ、ファックしてもいいですか?」

 

「一夏! こいつ遠ざけて! 怖い!」

 

 いきなり初対面でそんな事を言われたら誰もがそんな反応を返すだろう。しかし箒はそれを見てニヤニヤ笑みを浮かべている。怖くてキモい。

 ちなみに鈴音は一夏のセカンド幼馴染である。

 

「で、その隣が月影永理」

 

「んむ……んくっ、どーも。気軽にえーりんと呼ぶがいい」

 

 袖からガン=カタでマガジンを装填するような動きで取り出したカロリーメイトをぼそぼそと食べながら、永理は頭を下げる。挨拶は省略されたのだ。

 挨拶こそ、ファースト幼馴染と比べれば普通だが、こいつはあれと猥談していた同族。警戒心は怠らない。

 

「そしてわたくしが1組の「ツッコみ役代表、セシリア・オルコットだ」永理さん、わたくしの台詞を遮らないでくださいません?」

 

「そして重巡洋艦です」

 

「ですから! 愛宕じゃありませんわ!」

 

 バン! とテーブルを叩くセシリア、苦労してるんだなこの人も、と鈴音はセシリアに憐みの眼を向ける。というよりツッコみ役で言えば数は足りてるのだが、質の方はボケの方が(悪い意味で)上なのだ。残念ながら。

 

「……まあいいや、あたしは凰鈴音。中国代表候補生で、2組の代表。んでもって一夏の幼馴染よ。気軽に鈴って呼んで」

 

「あれ、確か2組の代表ってオムラ社の箱入り娘じゃ──」

 

「なんか押し付けられた」

 

 ちなみに2組の元クラス代表は面倒が嫌いだというのが口癖の女の子である。元々やる気では無かったのだが、専用機持ちでテストパイロットの経験もあるという事で流れ的になってしまったらしい。そこに鈴が「代わって」と言ったら物凄い笑顔で代わってくれたのには、少々驚いたものだ。

 

「しっかし、あんたがクラス代表とはね……似合わないわね、マジで」

 

「就職に有利なんだよ」

 

「……もっと青春を楽しみなさいよ、あんた」

 

 はあ、と溜め息を付きながら鈴音は言う。確かに、そういうのは大抵二・三年生になってから考えるものだ。しかし一夏の性分としてそれは出来ない。それはセカンド幼馴染みである鈴音もよく理解しているが、していたとしても呆れるかどうかはまた別問題である。

 

「そういや鈴、中国代表候補になったんだってな。凄いよ」

 

「あたしにかかればこんなもんよ……まあ、3組に代表生が居るから優勝は無理だろうけど」

 

「私なら出ないぞ」

 

 不意に後ろから、赤いポニーテールを揺らしながらニールセンが声をかけてきた。手には数冊の本と、カロリーメイト。突然声を掛けられたので変な声が洩れ、慌てて口を塞ぐ鈴音。

 

「あら、出ないとは……どういう事ですの? エクシア・ニールセンさん」

 

「代表が候補生を苛める訳にもいかないからな」

 

 当然、とでも言いたげな口調で言ってのけたが、実技試験の前に彼女と織斑千冬のエキシビション的な模擬戦を、割りとお互い本気で繰り広げたのをしかと見た鈴音以外の代表候補生は何も言えないでいた。

 実際、何故今更こんな学校に居るのか不思議なくらいなのだ。

 最も、その理由は半ば小学校染みたものなのだが、彼女達はそれを知る由もない。

 

「あんた……代表なの……ですか?」

 

「無理に敬語使わなくてもいいぞ、中国代表候補生」

 

 彼女は鈴の問いに答えなかったが、何も言わないというのが暗に肯定している。しかし決して自分の実力を驕っている訳ではない、客観的に見た誰もが招致する事実だ。

 鈴音もエクシアの試合を見た事がある。アイスランド代表、ソルビョルグ。年齢も経験も全てにおいて相手の方が上だったというのに、まるで殺戮機械のような一方的な蹂躙で難なく勝利を得ていた。ソルビョルグの実力も、決して低くは無い。だというのに、シールドエネルギーを1も削れずに、だ。

 実力差処ではない、全てにおいて、誰も寄せ付けない絶対強者。それこそが、エクシア・ニールセン。化け物である。

 

「推薦は多かったが、誰もワンサイドゲームを見たいとは思わんだろうから辞退した。それに私と対等に戦えるのは織斑千冬だけだ」

 

「僅差で負けてましたわね……本当に、同級生とは思えませんわ」

 

 セシリアのコメントは、皆の気持ちを代弁するものだった。

 伝説のブリュンヒルデ、織斑千冬と訓練機同士で互角に戦ったというのは、つまり実力的にはモンド・グロッソでも通用するという事に他ならない。そもそもの話代表生で、既にその実力を世界に認知させている。『9位の壁(ナインウォール)』という異名も納得出来るというものだ。

 

「そういえば青年、君は織斑千冬の弟であったな。いつか手合せしたい、楽しみにしているぞ」

 

「ああ、期待に添えるかは解んないけどな」

 

「なに、貴様ならすぐ上達するさ。何せ世界最強という目標があるのだからな」

 

 ポニーテールを揺らし、その場を去るニールセンを永理以外の奴らは見届ける。ふと、一冊の本がニールセンの手から落ちた。鈴音がそれを拾うも、既にニールセンの背中は小さくなっていた。

 ふと、鈴音はニールセンが持っていた本の表紙を見る。興味本位という奴だが、その表紙は鈴音の理想を容易に砕くものだった。

 

「ちいさなくれよん……これ絵本、よね?」

 

「ですがニールセンさん、いつも難しい文字だらけの本を読んでますわよ?」

 

 鈴音の疑問の声に答えるセシリア。しかし、だとしたら何故こんな本を持っているのか。鈴音は何か言い知れぬ恐怖を感じた。

 しかし、その疑問に応える事が出来る者が一人。同じ寮、同じ部屋に暮らすセシリア・オルコットだ。

 

「そういえば彼女に聞いた事がありましたわね。この学園に来た理由は、感情を育てる為だとか……恐らくですが、その絵本もその一環では?」

 

「……つまり無知? 無知フェチ……合法……アリだな」

 

「永理、お前マジやめてくれよ。そういうの呟かないで、怖いから!」




◆IS◆
 IS名鑑#04
【白式】
 倉持技研とキサラギが共同で開発した、新機能満載のIS。カラーリング変更、BGM機能といった無駄機能をこれでもかと詰め込んだ実験機。武装はブレードのみの高機動型、不思議な事にブリュンヒルデの専用機「暮桜」と同じ単一能力を所持している。
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