万年ドベは隊長様   作:落ち葉崩し

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クーデターの制圧。

この任務を課せられしは暗部の少年

暗部での呼び名は帝(テイ)

そして彼は闇夜に舞う。

里の敵を打ち滅ぼす者。


2話 大名没落

俺が家に戻ってきたのは午後8時。カカシと新入りをしごきにしごいて帰ってきたのだ。

 

 

2人は最後気絶していたが誰かが介抱するだろうと放置してきた。

 

そして俺は任務ようの装束に着替え面もまた仕事用の面に替える。

 

すべて修行時につけるものと任務時につけるものを分けてあるのは気持ちの切り替えのため。より感覚を研ぎ澄まし情けを掛けないための自分なりの決まりというやつだ。

 

刀の刃が研ぎ澄まされているのを確認し鞘に戻す。そして鏡に映る自分を見てから部屋を出る。これもいわゆるルーティーンというやつだ。

 

部屋を出ると渡された資料で確認した火の国の大名の家系の一族が住む集落に急ぐ。

 

ここの集落は一族のもの以外が入らないことを24時間監視しているため、監視も含め一族を皆殺しにする必要がある。

 

またその中には小さな子供、といっても自分と同い年の子供や少し小さい子供までが暗殺リストには乗っていた。これは将来里の害にならないためにということだろう。

 

俺が脚を進めていくとその集落の前には監視が2人。そしてターゲットの数は合計200人ほどいる。だから1人も逃がさずやるためには1人では普通に面倒だな。多重影分身を使って1人1殺で時間短縮して進めるか。んで大名だけは殺さずに里に連れ帰り尋問だな。

 

だがとりあえず門の前にいる2人だ。俺の気配に気づいていない。一瞬で殺してやる。

 

 

シュタッ ザシュ ザク スパッ

 

門の前にいた2人は悲鳴を上げるまもなく絶命させた。悲鳴を上げられると面倒だからな。

 

よし、じゃぁ多重影分身でいっちょ行くか。

 

印を結び197体の影分身を作った。

 

さぁ任務開始だ。

 

 

 

すぐに集落の中は死体だらけになっていく。

 

俺の手によって。分身たちがどんどん戻ってくる。誰も倒されたものはいない。すべての人間に子供含めすべて1撃で致命傷を与える。

 

無駄な苦しさはない方がいい。

 

殺すときは一思いに殺すのが俺のモットー。極悪人以外はできるだけ苦しみを与えないようにしている。まぁ拷問や尋問をするならば話は別だが。

 

そしてすべての分身が自分の中に戻ってきたところで木の上から眺めていると一番でかい屋敷から大名が出てきやがった。

 

獲物の方から出てくるなんてバカなやつだぜ。

 

大名を少しからかうために少しだけ演技をしてやることにした。里を陥れようとしたんだ。その報いは受けてもらう。

 

 

 

 

「ご無事ですか!大名様」

 

あせり逃げる大名の前にひざまずく。

 

「あ、あぁ、何とか生き残ることができたが・・・助けに来てくれたんじゃな?敵はどこじゃ?もう倒したのか??」

 

大名は俺を見て安心したのか態度がでかくなりやがった。コイツさっきまでビビリまくってたくせによ。

 

「いえ、犯人は逃走中でございます。他のものが追っているためすぐ捕まるかと。大名様は一度木の葉の里で警護に当たらせていただきたいので一緒にいらしていただいてよろしいですか?」

 

暴れられても面倒なので火影様のところに直接連れて行くことにした。

そして大名の了承も得られたところですぐに木の葉の里に向かうことにした。

 

大名を背中に抱え走る。俺が一族を皆殺しにしたとも知らずにのんきなやつだ。

 

「それでは一応火影様にだけ挨拶して行っていただいてよろしいですか?」

 

使いたくもない敬語を使いながらマヌケな大名に聞く。

 

「よかろう、こちらが助けてもらう側なのじゃ。それくらいはせねばな」

 

まだ助けてもらえると信じているようだ。今からお前は死よりもつらい木の葉1の拷問のスペシャリストのお世話になるんだぜ。

 

などと考えながらも火影様の部屋の前にたどり着く。

 

そして大名をおろした瞬間にポーチから紐を取り出し一瞬で手足を縛り蓑虫のような状態にしてやりドアをノックして入る。

 

「失礼します。クーデターを企てていた大名一族の暗殺任務完了いたしました。ただいまよりコイツを森野イビキさんに引き渡し尋問に掛けてもらいます。そしてすべての情報を引き出してもらい報告してもらえるにしておきます」

 

跪き火影様に告げた話の内容を理解した大名は口汚く叫ぶ。

 

「貴様、だましたのか!わしを助けると言ったのは嘘か!?そして火影よ、まさかわしがクーデターを起こすなどというでたらめを信じわしの一族を皆殺しにしたというのか!?答えろこの老いぼれ爺が!!」

 

最後の言葉を吐いた瞬間に俺の刃が開いた口の中に突っ込まれる。

 

「口を慎め糞ゴミ屑やろうが。今すぐ死にたいのか・」

 

殺気をこめて言い放つと大名は殺気に当てられたのか気を失ってしまう。

 

「帝よ、こやつを連れて行き、今日はもう休め。明日の夜6時またここに来い。あっちの姿でだ」

 

ナルトはその言葉に了承を伝えると大名を担ぎ部屋を後にする。

 

 

 

 

「イビキさんこいつ尋問お願いします。クーデター企んでた一族の長で火の国の大名です。別に死んでもかまいません。あとでイノイチさんも来ると思いますので」

 

部屋に入り大名を固定椅子に固定した時に誰なのかと尋ねられ普通に答えるとイビキはうなずきにやりと笑う。

 

根っからのサディストなのだ。

 

「それじゃ、俺はこれで」

 

部屋を後にし隠れ家へ急ぐ。誰にも見られないように。

 

 

そして今夜も闇世の中を金色が駆ける。

 

静かな夜の帰り道を。

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