万年ドベは隊長様   作:落ち葉崩し

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4話 ナルトからの挑戦状

サスケは目を覚ました。いつものとおりに自分の部屋で。

 

そしていつものとおりに歯を磨き顔を粗い朝食を済ませる。

 

なんら変わりないいつもどおりの一日の始まりだった。

 

今日は任務はないためいつものとおり修行に向かおうと部屋を出るサスケだったが、部屋のドアノブを持った瞬間体が止まる。今外に気配がしたからだった。

 

そこの建物はもともとうちは一族の所有物のため他の人はいないはず。そしているとしても下のポストに郵便が届く程度なのだから。

 

サスケはのぞき穴から外の様子を伺う。ゆっくりとのぞき穴に顔を近づけていって見るとそこには見慣れた金髪がいた。

 

「ナルト?こんな朝早くから何のようだ?」

 

ドアから少し離れ一瞬考えるが気にせずあけることにした。

 

がちゃ

 

「おう、サスケ、おはよう!お前に用があってきたんだってばよ!」

 

 

そう言うと怪訝そうな顔でサスケは俺に返してくる。

 

「俺は忙しいんだ、ウスラトンカチ。用があるなら早くしろ」

 

あぁ、なんてかわいげのないやつだ。これから修行つけてやろうってのに。

 

「いや、そろそろお前とは本気でやりあっときたくてな。だから今日の午後3時、第3演習場で待つ。そこで俺と真剣勝負だ。負けたら今後一切相手に指図しない。それに勝ったほうの言うことを1つだけきく。にげねぇよな?優秀なサスケが落ちこぼれの俺の挑戦から逃げたりしねぇよな?」

 

その言葉にサスケの顔は怒りにゆがんだ。

 

あぁ、なんて単純なやつなんだ、ほんとに忍びかよ。

 

「いいだろう。今までは手加減してやったが容赦しねぇぞ。後悔させてやるからな」

 

そんな言葉を余裕気に吐くあたり自信過剰なやつなんだなこいつ。自分が負けるとは微塵にも思っていないみたいだし少しばかり本気出すか。

 

「じゃぁ待ってるぜ、サスケ」

 

言葉を終えると同時にナルトが消える。そしてそこに残ったのは一枚の紙。

 

「影分身だっただと、舐めやがって!ん・何だこの紙は?」

 

拾い上げてみると紙には1文書かれているだけだった。

 

『影分身に気づかないなんてたいしたことないってばよ。所詮はその程度だ」

 

その紙を握りつぶしサスケは呟く。

 

「ウスラトンカチが、馬鹿にしやがって」

 

部屋に戻り忍具の準備に取り掛かるサスケ、その姿はまるで人殺しの準備をしているかのようにも見える姿だったという。

 

 

 

::::::::::::::::::

 

いやぁ、あいつも単純で楽だ。さぁ、どう時間をつぶそうかな?

 

考えながら歩いていると見慣れた後姿が見える。一応声だけは掛けてやるか。

 

「サクラちゃ~ん、何してるんだってばよ?」

 

サクラの前に回りこみ声をかけた。とたんにこいつは不機嫌そうな表情になる。なんて失礼な女だ。

 

「ナルトかぁ、サスケくんならよかったのに」

 

そうつぶやくサスケバカ女。本当に失礼なやつだな。

 

「え~、そんなこと言わないでくれってばよ、傷つくってばさ」

 

その言葉にサクラはめんどくさそうに返してくる。

 

「勝手に傷ついてなさい。私は忙しいの。邪魔しないで」

 

そう言うと歩き去っていくサクラ。まぁようもないし別にかまわないがなんとなく腹が立ったので後でサスケに八つ当たりすることにする。

 

そうして歩いていると町の中は人であふれている。そのため変化して歩く。物陰に隠れ人がいないのを確認し帝の姿に変化する。面をし、その顔を確認することができないようにする。

 

この町もずいぶんにぎやかになったものだ。ここ数年じっちゃんが頑張ってきたからな。里はこうでなくちゃいけねぇな。

 

歩いていると前のほうにカカシが見えたため驚かせるために気配を消して飛び掛る。

 

「よ、カカシ!」

 

背中から飛び掛られバランスを崩すカカシ。驚いてる驚いてる。

 

「な、何のようです?隊長様?いきなり現れて飛び掛られるとさすがの俺も危ないんですが」

 

めんどくさそうに振り向き立ち上がり文句を言うカカシに対して言葉を投げかける。

 

「うちはサスケとうずまきナルト。この2人が15時に第3演習場で真剣勝負をする。まぁ勝負は目に見えてはいるがな。これは火影様からの命だ。お前にも協力してもらうぞ」

 

その言葉にカカシはため息をつく。

 

「俺は今日非番のはずなんですがねぇ、何で俺の休みの日にそういう面倒なことをしちゃうんですかねぇ」

 

少しのいやみを含めて俺に言ってくるカカシ。俺も面倒だから本当はやりたくはないが火影様からの命令、お願いは絶対だ。俺がそれを反故にすることはない。

 

「まぁそういうな。手加減はするさ。じゃぁ遅れずに来いよ。遅れずに来たらお前のほしがってたいちゃパラの最新刊の続きの部分を少しだけあのおっさんからもらってきてやるよ」

 

俺の言葉にカカシが目を輝かせる。

 

「ホ、ホントに!・絶対いく、今から行く!もう行って準備してまーす!!!」

 

カカシは今までに見たことないスピードで飛んで行った。普段からこうしてくれるとありがたいのだが。

 

そしてついに運命のときがやってくる。

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