前回、抜けた扉から、カービィ達は進んでいく。
落ちたら、ただでは済まない場所を、慎重に……。
熱さと敵の攻撃でダメージを受けつつ進み…ボタンを押した。
火山の主が待つ場所へと、徐々に…近づいていく。
「溶岩だ!触っちゃだめだよ……たぶん、君…燃えちゃうかも……」
「…………それは困るなぁ」
相変わらず、仮面で隠れた顔でシークは困った笑い声を漏らした。
いくらかの扉を抜けていって………シャドウカービィが出るところにはやっぱり、誰もいない…。
「シャドウ…大丈夫かなぁ…。」
「多分大丈夫だよ…彼等もいるし…。」
しんみりしながらも、とても熱い中を、二人は進んでいく。
そして……頂上がもうすぐ見えるかもしれない、というところで……誰かが飛び出してきた。
飛び出してきたのは……バタファイアだ。
…猫の様な顔…蝙蝠の様な翼……どこか愛らしさも感じる相手である。
「ワタシ達の火山を荒らすのは…お前たちか!?」
どうやら、何者かに火山を荒らされて随分といらだっているようだ。
「違う!僕等は…」
「問答無用!!」
話を、全く聞いてくれない。
…戦うしか、道は無いようだ…。
「“火球花火”!」
5~6個の火の弾を、落としてきた。
「効かない!!!」
カービィが避けて
「返すよ!!」
シークが弾く
「な…に!?それなら……!!!」
体当たりをしようとしている……。
「いまだ!」
そこを狙い、カウンターを仕掛けて……倒した。
「やった……!」
そしてゴールを探していたが…無い。小さな扉だけがあった。
二人はそこを進んだ。………上へ上へと行き………頂上へたどり着いたとき……ここの主に出会った。
そこの主は……クラッコ。………そして………やはり………何かがおかしい。
「……早く…」
「!?」
クラッコは苦しげに何かを言おうとしたが…それを聞きとる前に、攻撃してきた。
「おっと!?…電撃ビームとは…危ないな;」
「う…ぐ……」
喋ろうとしていて…喋れない。クラッコは苦しげに…攻撃を続けた。
そして…敵を召喚しながら、雷を落としてきた。
「!?パワーアップしてる…!?」
その驚いているカービィに…クラッコの雷が近付いて来る。
シークが何とか滑り込み、マントで電撃で防いだ。
「ぼんやりしちゃいけない!危ないよ!」
「ご、ごめん!!ありがとう…!」
ビームをコピーして、跳ねのけて、避けて、攻撃を繰り返して……後一撃で終わると思われた時…クラッコがやっとの思いで、言葉を発した。
「早く…止めを…刺せ………!!」
「クラッコ!?」
「そう…しないと…………う、ぅ…うあああああ!?」
「クラッコ?クラッコ!!」
クラッコが一層苦しみ始めた。シークがぽつりと言った。
「カービィ…やろう」
「………うん、分かってるよ…クラッコ…今は少し休んで……!!」
そして……倒した。カービィが小さく疑問を口にした。
「…何でこの世界を……鏡の中を、狙ったんだろう…?」
その疑問は誰にも届かなかった。
二人の視線の先で、僅かに濁った感じの…藍色の水晶が浮かんでいた…。
「…これで安心…だな……。」
傷ついたクラッコは、複数の影に治療されていた。
「ま、後はなる様に…なるよね?」
誰かが発した言葉には…誰も、答えなかった。