長い長い鏡の中の旅が終わった。目を開けると、ずっと昔に来た場所だった。
「やっぱりここ…鏡の…」
そして気付いた。三人の姿が…無い。
「あれ!?皆!?」
暫く探して…やっと一人見つけた。いたのは…メタナイト。
ダークでは無い…本物だ。
「メタナイト!大丈夫!?」
「…う……ん?…カービィ?…ここは…また?」
「うん…。鏡の中だよ。」
そして辺りを見回すと…直ぐにワドルディを見つけた。
「ワドルディ…ワドルディ!」
「わわっ、ななな何でしょうか!?」
「…無事みたいだね……よかった」
そして再び見回す。…デデデが見当たらない。
「デデデ~どこぉぉぉ!?」
「陛下ー!」
「大王さま~!!」
三人は、走り出した。こんな所ではぐれるわけにはいかない。
出てくる敵を倒しながら、鏡をくぐっていく。
そして…
「あ、いた!!!!」
二つのスイッチ式の扉の向こう…そこに、デデデは倒れていた。
三人は走って走って…ワドルディがスイッチを踏み、空いている隙に二人が駆けこんだ。
「デデデ~!」
「陛下!しっかりして下さい!」
「う…ぐ……」
外傷は余り無い。やがてゆっくりと起き上がった。
メタナイトは爆弾ブロックを壊し、ワドルディを呼び寄せた。
「大王様!大丈夫ですか!?」
「…ワドルディ…か??…カービィにメタナイトまで…。」
ひとまず三人は、ホッとした。メタナイトが気になっていた事を聞いた。
「陛下…何故あの時、鏡に飛び込んだのです?」
「!!……それは…その…」
デデデは言いにくそうに口をつぐんだ。
じっと三人は待っていたが、デデデはもごもごと言いにくそうに口をつぐむばかり。
それを見て、メタナイトは僅かに溜息をついた。
「…今は良いです。ですが、いつか必ず話して貰います。」
「…ああ。」
そして四人は、再び走り出した。
カービィは道中でソードをコピーした。
前に一度来たとはいえ、危険が無いとは限らない。
そして大きな宝箱から…
「マップだ!…でも、一体…誰が??」
そんな事を考えつつ、少し大きな鏡を、四人はくぐって行った。
~大鏡の間~
大きな鏡が置かれている場所があった。そこでは、二人の良く似た者達が戦っていた。
一人は世界を守る為に。もう一人は世界を手中にいれる為に。
だが、近付いて来る存在に気付いた二人は、闘いの場を移した。
一方は、存在に気づかれないように。
もう一方は、自分たちの、この戦いで傷つく者が出ない様に。
すぐ脇にある…小さな鏡の中へと。
カービィ達が付いたのは…その直ぐ後だった。
「あれ!?鏡が…全然ないよ!?」
「何故だ??…だが…中央の鏡はあるようだな…。」
「でも…入れないよ?」
四人は知らない…闘いは…既に始まっている事を。