森の中
ある森の中で青年は、違和感を感じて目が覚めた。
「…森の中か、不思議なこともあるな」
普通ならば驚くこの状況の中で青年は冷静だった。
。性別は男。種族は人間。それと、すべての終着点である程度の能力とあらゆる力を操る程度の能力。
「……程度の能力についてはよくわからないが、俺は人間という種族のようだな」
他の記憶はないな…と、青年は呟いた。
周りを調べてみるかと考えていると、少し離れているがそんなに遠くないところから微かに声が聞こえた。
「行ってみるか」
「ハァ…ハァ……」
少女は必死になって追いかけてきている化け物から逃げていた。
「マチヤァガァレェェェ‼」
化け物は木々を薙ぎ倒しながら少女を追って走っている。速さも化け物の方が速いためじわじわ距離は縮まっていた。
そして少女に不幸な出来事が起きてしまう。
少女は足がもつれて転んでしまい、化け物は少女が転んだのを見て醜い顔をさらに醜くゆがめて笑っていた。
「オドナァシグゥオレニグワレロォォ‼」
「い、嫌ぁ…誰か……助けて」
助けを呼んでもここは森の中、助けなど来るはずがない……。
そう少女が思い、諦めて化け物に食われてしまおうと思ったとき、少女の後ろにある草むらから質のよさそうな着物に身を包んだ青年が現れた。
「道を尋ねたいんだが」
青年から聞こえた言葉に化け物も少女も「え?(ア?)」と言っていた。
青年はそんな彼らを見て何を思ったのか
「君は襲われているのか?」
と少女に聞いた。
「え…あ、はい」
少女が唐突なことに驚きながら答えると、青年は一言「そうか」と言った。
その直後、化け物は地に伏せていた…いや、めり込んでいた。
「襲われていた君を助けたのだから、俺の頼みは聞いてもらえるか?」
青年は何も起きていなかったかのように少女に話しかけた。
あまりの出来事に思考がとまっていたが、少女はすぐにわれに返った。
「はい、ですがお礼をしたいので都市まで一緒に来てはもらえないでしょうか?」
青年が一緒に来てくれれば都市に安全に帰ることができる。それにお礼がしたいのは本当だ。
「まあいいだろう、君に付いていくとするよ」
都市が何かはわからないが目の前の少女についていけば人間の住む場所につくだろう。と考えた青年は少女の提案に首を縦に振った。
「自己紹介がまだでしたね、私は八意××です××は言いにくいので永琳と呼んでください」
「そうか、俺は…すまないが名前がないんだ、適当に呼んでくれ」
名前がない?それに都市の人間ならば私のことは知っているはず…でも、もしかしたら記憶がないのかもしれない
もしかしたら妖怪かも…穢れはないからそれは無いかな
「そうですか、ではナナシさんと呼ばせていただきます」
そして少女と青年は都市と呼ばれる場所へと向かった
展開がすさまじく雑でしたね次回はもう少し頑張ろうかと思います
そして今回出たのは子供永琳でした
次回はどうなることやら…