初めての戦闘描写なので下手くそですが、温かい目で見てくれると嬉しいです
それでは第四話、始まります!
翌日から特訓を開始した。簪にオルコットと一夏の二人と決闘をすることになったと話したら快く特訓の指導を引き受けてくれた。
「織斑一夏を倒してくれるなら協力する。」
とのことだ。
放課後、使用許可を取ったアリーナへと向かう。
そこには既にIS『打鉄』を装備した簪がスタンバイしていた。
「待たせたか?」
「ううん、それより早く始めよう。」
そういえば、デュナメスを纏うのは今回が初めてだな。
ISを展開するのにはイメージが必要だとミス千冬から聞いた。なので、
「来い、デュナメス・・・・・」
そう言うと瞬く間に俺の体はデュナメスを纏っていた。
新鮮な感覚だな、モビルスーツとも違う。
「カッコイイ・・・・・」
簪が食い入るような目でこちらを見ている。
「こういうのが好きなのか?簪は。」
「・・・・・うん、ロボットとか大好き。とくにその頭部装甲のツインアイとか・・・・・」
「ははっ、お気に召したようで何よりだよ、早速動かし方、教えてくれないか?」
そう言ったとき、デュナメスからアラートが鳴った。故障か?
そもそも今回乗るのが初めてなんだし故障なんてしないんだが・・・・・
「ロックオン!、ロックオン!」
突然、機械じみた音声が聞こえた。俺はこの声をよく覚えている。
「ハロ!?お前もいたのか!驚いたぜこりゃあ。」
「ヨロコベ!ヨロコベ!」
ハロ、デュナメスに搭載していたシステムのひとつで、主にフルシールドの制御や狙撃の補佐を行なった。ハロがいるとは心強いな!
「そのシステム、何?」
音声は簪にも聞こえていたらしい。
「こいつはハロ、元n・・・・・この機体に搭載されてるシステムの一つだ。俺の補佐をしてくれる。」
危なかった、俺がこの世界の住人じゃないと自ら言うところだった。幸いフルフェイスの装甲のため、簪には動揺を気づかれることはなかった。
「コイツ、ダレダ?コイツ、ダレダ?」
「簪って言うんだ。俺のルームメイトだよ。ほら、挨拶しろよ。」
「ヨロシクナ!ヨロシクナ!」
「か、可愛い・・・・・よろしくね、ハロ。」
さて、ハロの紹介も終わったところで特訓開始とするか。
「じゃあ、まず飛行するところから始めてみよう。飛ぶのもイメージが大事、角錐を展開するようにって教科書には書いてあるけどあくまで参考にしかならない。自分なりにまずはイメージしてみて。」
どうやらISの操作の基本はイメージらしい。簪に言われた通りにまずはイメージしてみる。自らがデュナメスとなって空を飛ぶイメージ。
するとあっさりデュナメスは浮いた。
「すごい・・・・飲み込みが早いね、次はそのまま移動してみて。」
さっきと同じようにイメージしながら動いてみる。
刹那じゃないが自分がガンダムになった気分だな。
それに、楽しい。
そのまましばらく自由に飛んだあと、
「次は武装の展開をしてみて。」
と言われたのでまずは右肩に搭載されているGNスナイパーライフルを構える、続けてGNビームピストルを出そうとして、あれ?ホルスターが無い・・・・・
「武装がないの?それ、多分呼び出さないと出てこないと思う。」
と言われた。よし、イメージイメージ。
イメージするとGNビームピストルが俺の両手に握られていた。これもモビルスーツにはない機能だな。武装が量子化して機体内部に保存されてる、か。
練習が必要だな。
しばらく動きながら武装を展開、収納を繰り返すこと三十分、だいぶ様になってきた。
「こんな短時間で慣れるなんて、飲み込みが早いね。最低でも二日はかかると思ってたからびっくりした・・・・・。」
俺の習得スピードは簪からしたら異常らしい。
すると
「模擬戦、してみない?」
簪からの突然の申し入れに驚いた。俺は一昨日ISというものに触れたばかりなのに対して簪は日本の代表候補生なのだ。
「俺なんかじゃ相手にならないぞ?いいのか?」
建前上、言っておく。ISの起動時間は確かに簪のほうが圧倒的に長い。だが、こっちはなんども命のやりとりをしたのだ。戦闘経験は俺の方が多い。
「今のロックオンと戦ってみたい、そうすれば改善点も自ずと見える・・・・・と思う。」
まあそうなるよな。アリーナの使用時間にも限りがある。残りは二十分程度しか残っていない。
・・・・・やるだけ、やってみるか。
「オーケーだ。ルールはどちらかが降参するかもしくはアリーナの使用時間が終わるまで続ける。これでいいか?」
「うん、大丈夫。」
「じゃあ、始めるか・・・・・。」
俺と簪の間に突如緊張感が漂う。相手は訓練機に乗っているとはいえ日本の代表候補生なのだ。ガンダムマイスターとしての経験を総動員して簪の動きを予測する。
見たところ簪の乗っているIS、打鉄の武装はブレード一本のみ、まだ武装を持っている可能性は十分あるが、近接戦闘がメインの機体だと判断した。対する俺のデュナメスは言うまでもなく遠距離型、どうにかして簪は俺に近づこうとするはずだ。ならば・・・・・
「行くよっ・・・!」
「近づかれる前にカタを付ける!」
GNビームピストルを構え、打鉄へと連射する。その数およそ20発。だが、流石は代表候補生。朝飯前という調子ですべて回避される。
「今度は、こっちの番!」
打鉄が急加速(後で教えてもらったが瞬時加速《イグニッションブースト》と呼ばれる技術のことらしい)し、一瞬で簪はブレードの届く範囲まで接近してきた。
負けるのか?こんなにあっさり?
まさか、この程度で負けたらガンダムマイスターのいい恥さらしだ。使うつもりはなかったが・・・・・背に腹は代えられない。
「ハロ!シールド制御任せる!」
「リョウカイ!リョウカイ!」
打鉄の振りおろしたブレードをデュナメスのフルシールドが弾く、シールドエネルギーの減少はほとんど見受けられない。フルシールドモードを解除、まずは距離を取る。ひとまず仕切り直しだ。
「何・・・・・あのシールド・・・・・」
一方の簪はフルシールドにブレードを弾かれたことを理解できていないみたいだ。そりゃそうだ、初めて見た人からすれば、突然シールドが出現したように見えただろう。
簪は動揺してる、攻めるなら今がチャンスだな。
今度はGNビームピストルではなく、GNスナイパーライフルを構える。打鉄との距離はおよそ二十メートル、これだけあればチャージに必要な時間は充分稼げる。
一秒でチャージは完了、今簪は気づいた様だが遅い!
「狙い撃つ!」
ビームは打鉄に直撃、かなりシールドエネルギーは減らせただろう。
「なんなの・・・・・さっきのシールド・・・・・。」
「それは終わってから説明するぜ。戦いの最中にネタばらしはしたくないからなっ!」
再びGNビームピストルを連射、先ほどは撒くように撃ったが、今回は当てる目的で撃つ。
簪は近づけず、次々に被弾していく。
「くっ・・・・・このっ・・・・・」
「ソノチョウシダ!ソノチョウシダ!」
ハロも勝ちを確信したかのようにこちらに声をかけるが、俺は簪の目を見てまだ彼女は諦めてないと考えた。
次の瞬間、その考えは的中する。
近接戦は無理と判断した簪が打鉄のブレードをこちらに向かって投げてきたのだ。
「危ねぇっ!」
ギリギリで躱したつもりだが、左肩にはダメージが通った。ブレードは攻撃力が高いらしく550あったシールドエネルギーは490まで減らされていた。
続いて簪は量子化していたであろうマシンガンを2つ呼び出し、こちらと同じく射撃戦を展開してきた。意外だな、だが簪も射撃が得意ということだろう。
俺と簪の距離も再び縮まる。インファイトのような戦闘態勢になり、お互いが被弾するであろう距離まで近づいたその時、
キーンコーンカーンコーン・・・・・
アリーナの使用終了を告げるチャイムが鳴った。
どうでしたか?
感想などあったらお願いします
あまり戦闘描写に自信がないです・・・・・