クローバーとクマさんと少年   作:のん輝

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CPで活動を始めた成、今回は346PROの施設などを見回る事に。


お城の探索

「こちらが地図になります、もしも場所が分からなくなったら私に連絡をください。」

「もし喉が渇いたらこちらを飲んでください。」

「分かりました、行ってきます。」

 

Pさんに地図をもらい事務員の千川さんからドリンクをもらいCPの部屋を後にした。今日は昨日言った通り346PROを散策する事にした。ちなみにCPのメンバーはレッスン中だ。

 

「しかしこのドリンクなんだろうな?市販の物じゃないよな・・・」

 

千川さんにもらったドリンクをしまい、Pさんからもらった地図を見た。

 

「とりあえずレッスンの場所ぐらいは覚えないとな、俺も見に行く事も多くなるだろうし。」

 

目的地も決まったし向かう事に。

 

「ここがダンスレッスンで使う部屋か、誰かいるかな?」

 

ダンスルームを覗くと赤城さん・城ヶ崎さん・前川さん・諸星さんがいてた。前川さんと城ヶ崎さんはトレーナーさんに注意されていた。頑張れ。

 

「次はボーカルレッスンの部屋か。あれ?さっきダンスルームにいたよなトレーナーさん?どういう事だ?」

 

ボーカルルームを覗くと新田さん・アナスタシアさん・神崎さん・多田さんの四人がいてレッスンを受けてたがさっきと同じトレーナーさんがいてた。レッスンは特に問題なく進まれていたので次の部屋に。

 

「う~んなんで同じ人が?よく分からんぞ。ここがビジュアルレッスンの部屋か基本的には演技力を鍛える部屋ね。」

 

ビジュアルルームを覗くと智絵里・双葉・三村さんの三人がいてた。智絵里と三村さんは初めての事で色々戸惑っているようだ。誰だって初めはある、だから焦らず頑張れ。一方双葉は・・・何あれ?あそこで指導を受けているのは誰だ!?普段の双葉からは想像出来ないような真剣な顔で演技をしておりトレーナーさんからは褒められており、智絵里と三村さんは驚いてた。あれなのか、双葉はやる時は本気を出すタイプなのか。もしかしたらあいつこのプロジェクトで一番凄いのかもな、目標はあれだけど。

 

「さあて次はどうするかな?」

 

双葉の意外な一面を見てビジュアルルームを後にした俺はどうするか考えてた。しかしここなんでもありすぎじゃね?カフェなどはまだ分かるがエステルームって・・・要望さえ出したらなんでも作ってくれるんじゃね?そんな事を考えながらもらったドリンクを飲み干しとりあえず色々見て回る事にした。

 

『ドリンク・・コイン・・うっ頭が・・・』

『ちひっっ・・・』

 

「ここがエステルームね、使う人いるのか?」

「実は結構いるのよ。」

 

後ろから声が聞こえて振り向くと一人の女性がいてた。昨日346PROの事を調べて売れているアイドルを覚えたので声をかけてきたのが誰かわかった。

 

川島瑞樹・元女子アナであるという珍しい経歴の持ち主であるからか346の最年長組である。

 

「あなた見たことないけど、どこの部署の人?」

「えっと、自分こういう者です。」

 

昨日Pさんからもらった名刺を川島さんに渡す。

 

「CP?最近出来た所ね、あなたはそこでPさんのサポートをしているということね。」

「は、はい。」

 

年上の人との会話は緊張するな、高校の先生とそれほど変わらないからな。

 

「CPに期待している人は結構いるのよ、頑張ってね。」

「はい、ありがとうございます。」

 

川島さんはそう言うとエステルームに入っていった。

 

「緊張した~、けどこれからは年上の人とも会話する機会も増えるんだし慣れとかないとな。」

 

エステルームを後にして次はサウナルームに来ていた。

 

「サウナね、ダイエットしないとダメな時は使わせてもらおうかな。」

 

サウナを後にしようとたら向こうから大きな声が聞こえてきた。

 

『ボンバァァーー!』

 

その声の主はサウナの前で止まってドアを勢いよく開けた。

 

「さあ、今日もいい汗掻きましょう!おや?知らない人がいます、どちら様ですか!?」

「えっと自分こういう者です。」

 

 

川島さんの時と同じように名刺を渡す。

 

日野茜・熱血という言葉よく似合う少女である。ラグビー部のマネージャーをやっているらしくラグビーが大好きらしい。

 

「CP?今日Pさんから聞きました!新しくできた部署なんですよね、頑張ってください!いつか一緒に仕事しましょう!」

「その時はお願いします。それじゃあ。」

 

サウナルームを後にして休憩がてらカフェに来ていた、仕事をしたりするときは使わせてもらおう。

 

「すいませ~ん、注文いいですか?」

「は~い。」

 

やってきたのはメイド服を着ていた。ここメイド喫茶だったか、普通のカフェだよな?

 

「どうかしましたか?」

 

じっと見てたせいかメイド?さんが不思議そうに聞いてきた。

 

「いや、なんでもないです。お姉さんはここの店員さんですか?」

「いえいえ、ホントはアイドルなんですけど今日は臨時でアルバイトをしているんですよ。」

「そうなんですね、えっと注文ですがカフェオレとこのサンドイッチで。」

「わかりました~、少々お待ちください~」

 

アイドルにも色々あるんだな~。そんな事を考えながら注文が来るまでボーっとしていた。

 

「こんにちは~」

「うわっ!」

 

ボーっとしていて急に声をかけられたのでびっくりしてしまった。

 

「驚かせたならごめんなさいね、高校生の男の子がいるのが珍しくてつい声をかけちゃいました。」

 

あ~そうか他の人から見れば確かに俺は珍しいのかもな、納得。

 

「えっと、自分はこういう者です。」

 

本日三度目の名刺渡し。

 

「CP、なるほどそういう事ですか。」

 

名刺を渡すと納得してくれたみたいだ。

高垣楓・346PROのトップアイドルと言っても過言ではない。日本人では珍しくオッドアイである。前にライブの映像を見たことあるが凄かった。

 

「色々大変だと思いますけど頑張ってね。」

「はいありがとうございます。」

「お待たせしました~、って楓さん!?珍しいですね。」

「こんには菜々ちゃん、今日仕事終わったらまた行きます?」

「いいですね~って菜々は17歳なんで行けませんよ!」

「そうでしたね、ふふふ。」

「ごほん!ご注文は?」

「それじゃあ、紅茶と彼と同じサンドイッチを。」

「わかりました、暫く待っててくださいね~」

 

俺は菜々さんと高垣さんのやりとりをポカンと聞いていた。

 

「あの~」

「なんですか?」

「あの人、菜々さん?と仲いいんですか?」

「ええ、仲良くさせてもらってますよ。

 

しかしさっきの会話なんだか酒を飲みに誘っているみたいだったな、菜々さん17歳って言ってたのにな。まああんまり余計な事を聞かないでおこう。

その後高垣さんの注文を持ってきた菜々さんにフルネームを聞いて名刺を渡したり、高垣さんと一緒にサンドイッチを食べながら色々話した。というか俺346でトップであるだろう人と食事するって凄い経験じゃないのか?高垣さんは仕事あると言って自分の部署に戻っていった。

サンドイッチを食べ終わりどうしようかなと考えていると中庭が見えたのでそこで昼寝でもしようかなと考えたらさすがにまずいか?

 

「安部さん~」

「は~いなんでしょうか?」

「あそこで昼寝とかしても大丈夫ですかね?」

「そうですね、大丈夫だと思いますよ。あそこで寝ている人よく見ますよ。」

 

どうやらOKみたいなのでそこに行くことにした、支払いをすませて中庭にやってきた。

 

「結構いい感じだな、残り時間もあまりないし30分程度にしておこう。」

 

スマホのアラームをセッティングして眠りにつく事に・・・

 

『直ぐに寝れるな・・・』

 

暫く寝ているとアラームが聞こえてきたのでスマホのアラームを止めて起き上がたっら・・・

 

「きゃっ!」

「うわっ!」

 

どうやら誰かとぶつかったみたいで女の子の声が聞こえてきた。やばっ!もし怪我でもさせたら大事になるぞ!

 

「だ、大丈夫ですか!?」

「は、はい大丈夫ですよ。寝てる所を起こしたみたいですいません。」

「いえ、アラームが鳴ってたので起きようと思ってたところです。」

 

どうやら怪我はないみたいだな、よかった。

 

「立てますか?」

「うんありがとう・・って、え?」

 

倒れている女の子に手を伸ばして立ち上がるのを手助けしようとしたら女の子は俺の顔を固まっていた。

 

「もしかして成君?」

 

俺は自分の名前を呼ばれて驚いた346で俺の名前を知っているのはCPの人達を除けば今日出会った人達だがそれもないだろう。只一つだけ可能性がある、一年前出会ったあの女の子だ。

俺は倒れていた女の子を再び見ると確信に変わった。忘れるはずがない、黒髪でアホ毛が特徴の女の子でアイドルの小日向美穂。

 

「もしかして美穂か?」

「うん、久しぶりだね成君。」

 

こうして俺と美穂は再び出会った。

 

 




今回は色んな施設を見回り他のアイドルと会話して最後に美穂ちゃんとの再開を果たしました。美穂ちゃんとの再開はもうちょっと後にしようかと考えていたのですがNGが来る前にする事にしました。
美穂と再開した成、約一年ぶりに再開した二人はどのような会話をするのか?それではまた次回~
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