クローバーとクマさんと少年   作:のん輝

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CIの次の仕事はバラエティ番組出演に


初テレビ

「今度はテレビ出演か・・・っと早く事務所に行かないと。」

 

CIの次の仕事はバラエティ番組の出演に決まった、今日はその収録の前日である。番組の内容だが川島さんと十時愛梨さんがMCを務めるクイズ番組である。勝てば宣伝ができ負けたら罰ゲームで罰ゲームの内容はその時発表らしい。

智絵里達は明日の為に事務所でメンバー同士で打ち合わせ中、俺は用事があり遅れて事務所に向かっている。

 

「おつかれs・・・うわっ!」

 

事務所についてドアを開けると何故か巨大なカエルがおりその隣で未央が笑っていた。

 

「何この状況?」

「おはようかざみー、実はね・・・」

 

未央の話を聞くと明日の収録にお客が来ることに不安を感じたかな子と智絵里、二人が緊張しないようにお客をカボチャと思えと教えようとしたが生憎カエルの着ぐるみしかなくPさんがカエルの着ぐるみを着ていたということらしい。そんなPさんを見てかかな子と智絵里は笑っており不安はどこかに飛んだみたいだ。

 

『これなら大丈夫だな。』

 

その日は明日の事を軽く打ち合わせをして帰った。

 

翌日、テレビ局に来て打ち合わせに来ていたのだが予想外の出来事があった。

 

「まさか番組の内容が変更とは・・・」

 

先週まで普通のクイズバラエティだったのだが何故かアクションバラエティに変更になっていたのだ。

 

「よりにもよって三人が一番苦手にしてる事か・・」

 

今、細かい打ち合わせをPさんがしており俺は番組の内容が変更になったことを三人に伝えに行く為に楽屋に向かっている途中だ。

 

「幸子ちゃ~ん。」

「幸子は~ん。」

 

楽屋に向かう途中二人の女の子が誰かの名前を呼んでいた。

 

『あの二人って確か今日の対戦相手のKBYD(可愛いボクと・野球・どすえ)の小早川さんと姫川さんだったな、という事は今読んでいる名前は輿水幸子さんか。』

 

そんな推測をしていると二人がこちらに気づきこっちにやって来た。

 

「やあ、君は確かCPのPの隣にいたね。」

「どうも、自分こういう者です。」

 

久しぶりにアイドルの方に名刺を渡す。

 

「そっかPの補佐してるんだ、頑張ってね。」

「ありがとうございます。ところでお二人は誰かを探しているみたいですけど。」

「あ~実はね・・・」

 

姫川さんの話ではどうやらユニットメンバーの輿水さんがまだ来てないらしく探しているみたいだ。Pさんからテレビ局に向かっていると連絡は来ているらしく今テレビ局の中を探し回っているみたいだ。

 

「そういえば君はどこかに行く途中だったの?」

「CIの三人に番組の内容変更を伝えに行く所です。」

「なら私達も一緒に行こうかな?」

「せやな~もしかしたら楽屋間違えてるかもしれませんしな~案内してもらってもええどすか~?」

「わかりました。」

 

そうして三人で楽屋に向かう事に。楽屋に向かう間に二人から色んな話を聞いた変更前はどんな番組だったりとか三人のユニットの事など。CIの楽屋の前に着くと見慣れない人がいてた。

 

「あっ、幸子ちゃんだ。」

「ほんまや。」

 

どうやら楽屋前にいたのは輿水さんみたいだ、うっかり楽屋を間違えたみたいで姫川さんと小早川さんにいじられてた。

 

「成君どうしたの?」

「えっと、実は悪い知らせがあってな・・・」

「悪い知らせ?」

 

珍しく杏が起き上がって聞き返してきた。

 

「実は今回からクイズバラエティじゃなくアクションバラエティに変更になったんだ。」

『えっ!?』

 

俺から番組変更の事を聞いて驚く三人、本当なのかとKBYDの三人に視線を向けるも三人は頷くだけだった。

 

「いや~実は前のゲストが色々やらかしちゃってね~」

「さすがにクイズバラエティは厳しいとディレクターさんが判断したんやろうね。」

「急に変わって色々大変だろうと思うけどお互い頑張ろうね。」

「ほんならまた後でな~幸子さんは着替えに行きますよ。」

 

姫川さんと小早川さんは変更になった経緯を教えてくれて自分たちの楽屋に戻った。

 

「ど、どうしよう?アクションバラエティなんて!?」

「お、落ち着いてかな子ちゃん・・・」

「智絵里も落ち着け。」

「クイズだから楽だと思ってたのに~」

「三人とも急に苦手な事になって戸惑っていると思うけどレッスンとかで体力も付いてるんだし頑張ろうぜ。」

「「う、うん。」」

 

慌てている智絵里とかな子の二人を落ち着かせる。

 

「それじゃ、そろそろ準備しないといけないだろうから俺戻るな。その前に杏・・・」

「何~?」

 

杏に頼み事をする為に手招きをする。

 

「二人共いろいろテンパったりすると思うからフォロー頼むな。」

「まあ~気が向いたらね~」

「なら安心だ。」

「ちょっ、まだやるなんて言ってないだろ!」

「はいはい、それじゃ頼んだぞ~」

「人の話を聞け~!」

 

文句を言ってきた杏をスルーしてPさんの所に戻りさっきの様子を伝える。

 

「という感じですね。」

「三人とも無理をしなければいいのですが・・・」

「この前のイベントだって無事に出来たんですし今は見守りましょう。」

 

Pさんと話していると撮影が開始された。

 

番組が中盤辺りに入った時にマシュマロキャッチゲームが開始され智絵里とかな子の二人が挑戦しており杏は休憩かと思いきや次のゲームの準備の為に着替えに行っている。

 

「すみませんが双葉さんの様子を見に行ってもらってもいいですか?」

「わかりました。」

 

杏が着替えている部屋の前で行き着替え終わっているか確認する。

 

「杏、そろそろ時間だから出てきてくれ~」

「了解~」

 

『確か次はファッション対決とか言ってたな。まあさすがに普段の格好で出る事はないだろうなテレビ放送されるんだし。』

 

だが出てきたのは俺の予想を大きく外れたものだった。

 

「お待たせ~」

 

出てきたのは普段の格好の杏だった。

 

「なんでその格好なんだよ!?」

「だってこれしか服なくて~」

「そうかもしれないけど、テレビ的にその格好はいいのか?」

「まあまあ、これが杏らしい格好なんだしいいんじゃないの?

「そういうものか・・・・?」

 

杏の格好にも悩んだがスタッフに呼ばれて杏は舞台裏に行き俺はPさんの所に戻った。

 

「双葉さんはどうでしたか?」

「良くも悪くもあいつらしい格好でした・・・」

「そうですか・・・」

 

俺の報告を聞いてPさんは首に手を当ててた、恐らく普段の格好を思いついたのだろう。

 

一方マシュマロキャッチはそれぞれ一回ずつ成功させて引き分けとなっていた。その後ファッション対決となった。杏の格好はインパクトを呼んだが対戦相手の小早川さんは普段の和服と違い制服姿というギャップがあり相手チームの勝ちとなった。

 

そして最終ゲームを前に相手チームとの点差はかなり開いていた。

 

『このままじゃ苦しいな、なんとかならないか?』

 

逆転出来る可能性はないかと考えていると負けた時の罰ゲームが発表され、内容はバンジージャンプだった。それを見た両チームはかなり驚いていた。その後最終ゲームの準備の為に休憩に。

 

「P~杏無理だと思うな~」

「仕事ですから・・・」

 

戻ってきた三人は落ち込んでいた表情をしていた。三人の様子を見ていると智絵里が少しフラフラしていた。

 

「智絵里大丈夫か?」

「大丈ry・・・」

 

言い切る前に智絵里はその場に座り込んだ。

 

「智絵里!」

 

次の瞬間俺は智絵里のそばに寄り智絵里を抱き上げていた。

 

「大丈夫智絵里ちゃん!?」

「とりあえず一旦楽屋に戻りましょう。」

「わかりました。」

 

Pさんに言われて楽屋に戻る事に。

 

『智絵里、無事でいてくれよ。』

 

智絵里を抱えながら無事を願っていた。

 




今回はここまでです、次回は智絵里のいいシーンや最終ゲームの部分を頑張って書きたいです。智絵里のシーンは1クール目の好きなシーンのひとつです。
後今回とときんと絡めなかったので次の話で絡めたいです。それではまた次回~
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