クローバーとクマさんと少年   作:のん輝

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CIのデビューから一ヶ月と少し、成は久々に彼女と会った・・・


小日向美穂編
彼女との時間


「う~ん、なんでか来ちまったな。」

 

今俺はCPの事務所に来ているのだが誰もいない。CIのデビューの後、きらり・莉嘉・みりあちゃんのユニット凸レーションとみく・李依菜のユニット*(アスタリスク)デビューした。そしてCPはサマーフェスの出演が決まった。

今日まで高校生組は1学期の期末テスト期間だったので事務所に来なくてよかったのだがまとめとかないといけない資料はないかとか考えていたら事務所に来てしまった。

 

「特にやらないといけない資料はないな、どうしようか?」

 

このまま家に帰ってもいいのだがせっかく来たのだしどこかに行こうかと考え、屋上に行く事にした。

 

「ん~、すっかり夏になったな。」

 

屋上に来て軽くストレッチをしていると

 

「~~」

 

どこからか声が聞こえてきた、声の正体が気になったので声がする方に言ってみた。

 

「~~」

 

『あれって美穂だよな?演技の練習か何かか?』

 

声の正体が美穂である事がわかったが少しの間見ていると

 

「美味しくな~れ、ヒナヒナヒナタン、ヒナタンビ~ム」

 

ちょうどいい終わってこっちに振り向いてしまい俺と目があった。

 

「よ、よう。そのなんだ・・・可愛いと思うぞ・・・」

 

気まずい雰囲気の中俺が言ったのはテンプレ的な言葉だった。一方美穂は俺に見られたからなのかさっきから

 

「う、うう~」

 

と言って顔を赤くして固まっている。

 

それから10分後・・・

 

「うう~恥ずかしい~」

 

美穂は一応落ち着いたみたいだがまだ俺と目を合わせてくれない。

 

「えっと、偶然とはいえ見ちまったからな・・・でもなんであんな事言ってたんだ?」

「えっと実はね、今度菜々ちゃんとメイド喫茶で一日仕事体験するって仕事があって・・・それで菜々ちゃんが・・・

 

『何か決め台詞があったほうがいいですよ!こんなのはどうですか?』

 

って教えてくれて、でも人に見られるの恥ずかしいからここで練習してたのによりによって見られたのが成君だなんて・・・」

 

そう言って手で顔を隠そうとした美穂だったが

 

「でもこれぐらいで恥ずかしがってたら本番で失敗しちゃうよね・・・成君、少しの間見ててもらっててもいい?」

「おう、俺でいいなら見ておくぞ。」

 

こうして美穂とのレッスンが始まった。

 

レッスン途中・・・

 

「声が小さいぞ。」

「う、うん!」

 

トレーナーさんになった気分だな。

 

それから暫くして・・・

 

「ヒナタンビ~ム!」

「もう完璧になったんじゃないか?」

「ほ、ほんと?」

「俺相手にだけどなww」

「うう・・・成君の意地悪・・・」

「悪い悪い、でもあれだけ言ったんだし本番も大丈夫じゃないか?」

「そうかも・・・うん、本番も頑張ってみるね!」

 

そう言って笑顔を見せてくれる美穂。

 

『ぐう~』

 

と俺の腹が鳴り時間を確認すると1時を過ぎていた。

 

「腹が減ったと思ったらこんな時間か。」

「あ、ごめんね。私の練習見ててらったから・・・」

「別にいいって。それよりも飯どうしようかな?」

 

昼飯をどうしようかと考えていると

 

「それじゃ、一緒にカフエで食べない?」

 

美穂から昼飯を誘われた。

 

「いいのか?」

「うん、練習に付き合ってくれたしね。」

「それじゃ行くか。」

 

特に断ることもなかったので一緒にカフェに行く事に。

 

「いらっしゃいませ~」

 

カフェに行くと菜々さんが出迎えてくれた。

 

「あら、美穂ちゃんと風見君とは珍しい組み合わせですね。」

「こんにちは、菜々ちゃん。さっきまであの台詞の練習見ててらってたの。」

「なるほど~それでどうですか?」

「本番でも多分大丈夫だと思うぐらいにはなったよ。」

「そうですか~、ところで練習を見てくれるという事はお二人共知り合いだったのですか?」

「まあ、色々あって。」

「色々聞きたいですがそろそろお席に案内しないと店長に怒られますね。それじゃこちらにどうぞ~」

 

菜々さんに案内され席につく。

 

「それじゃ注文が決まりましたら、呼んでくだいね~」

 

そう言って仕事に戻る菜々さん。俺と美穂は暫くの間メニューを見ている・・・

 

『これとこれとこれでいいか。』

 

俺の方はあっさりと決まったのだが、美穂はまだメニューとにらめっこの途中だ。

 

『暫くの間これで時間でも潰すか。』

 

そう思い鞄から読みかけのラノベを取り出し暫くの間読む事に。

 

「・・君、成君!」

 

美穂の声が聞こえてきた。

 

「もう、急に本を読んでるからびっくりしたよ。」

「悪い、もうメニュー決まったのか?」

「うん、決まったよ。」

「それじゃ菜々さん呼ぶか、すいませ~ん。」

 

菜々さんを呼び注文を頼む。

 

「えっと、このパスタとサンドイッチと飲み物はコーラで。」

「私は、このサンドイッチとミルクティーで。」

「かしこまりました~、暫くお待ちくだい~」

 

注文を待っている間美穂と色んな話をする事に。

 

「今日までテストだったから色々疲れたな~」

「成君もテストだったんだ、私もそうだったよ。」

「やっぱりこの時期はどこの学校もテストか、美穂って勉強はどうなんだ?」

「あんまり得意じゃないんだけど、とりあえず赤点を取らないようにしてるよ。」

「それでいいんじゃないか?赤点取って活動に支障したりするのはよくないからな。」

「そうだね。成君やCPのみんなはどうなの?」

「俺も美穂と一緒で赤点を取らないようにしてるよ。苦手な科目は教えてもらったりしたよ。メンバーのみんなはもし赤点を取ったら合宿に連れて行かないかもしれないってPさんが言ったらかなり慌ててたよ。」

「合宿?」

「サマーフェスに向けての合宿をする事にしたんだ、もうすぐ夏休みに入るから集中的に練習できるようにってPさんが。」

「サマーフェスか~私も出るんでだよ。」

「という事はまた美穂のステージが見れるのか、楽しみだな。」

「う、うん///」

 

暫くの間話していると菜々さんが注文を持ってきてくれた。

 

「おまたせしました~、こちら風見さんの分です。」

「ありがとうございます。」

「こっちが美穂ちゃんの分です。」

「ありがとう菜々ちゃん。」

「それではごゆっくり~」

 

持ってきてくれた注文を食べ始める俺と美穂。

 

『旨いな、ここのカフェって料理がしっかりしてるよな。』

 

パスタを食べながら改めてカフェの料理の旨さを確認した。それから暫くして二人共食べ終わり支払いをすませて

 

「また来てくださいね~」

 

菜々さんに見送られてカフェを出た。

 

「腹もいっぱいになったしそろそろ帰るか。また送っていこうか?」

「いいの?」

「時間はあるしな。」

「それじゃお願い。」

 

そう言って出ようとするが

 

「ちょい待ち。」

「何?」

「変装しておけ。一応俺も346PROの関係者だけど何も知らない人達が見て変な噂とか流れたら美穂に迷惑かかるから。」

「うん分かった。」

 

美穂は鞄から帽子と眼鏡を取り出し装着する美穂。

 

「それじゃ行こう。」

「おう。」

 

また美穂を寮に送り届ける事に。送っている途中

 

「そういえば成君って休みの日はどうしてるの?」

「そうだな、普段はゲームやったり小説とか漫画を読んだりかな。後は終わってない資料があったりした場合はそれを片付けたりとか。美穂は?」

「私はお昼寝とか、後はクマさんのぬいぐるみとかを見に行ってそれで欲しいのがあったりしたら買ったりしてるかな。」

「そういえばクマさん好きだったな。」

「うん、それでね・・・」

 

それから美穂は最近買ったクマのぬいぐるみの話を始めた。

 

「それから・・・ってもう寮に着いちゃった。」

「いや~これほど喋る美穂ってのも新鮮だったな。」

「あんまりからかわないで・・・」

「んじゃそろそろ行くわ、今度会うとしたらサマフェスの時かな。」

「うん、送ってくれてありがとう。」

 

寮の門から出て向かう所があったのでその方向に向かって歩き出した。歩いている途中今日事を思い返していた。

 

『美穂も色んな仕事やってるんだな、それにしてもあの台詞可愛かったな。放送される時は録画しようかな。』

 




今回は美穂との話でした。ヒナタンビ~ムですがモバマスの3周年イベの時の美穂コミュで出てきて可愛すぎたので今回書きました。
次回から合宿編を書きます。そういえば合宿って何日やってたんでしょうね?とりあえずここでは4~5日ぐらいにしようかなと思っています。それではまた次回~
個人的な事ですが今回の話を書いてる時にSSR美穂GETできました、嬉しすぎて叫んだら一瞬だけ喉を痛めましたw
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