クローバーとクマさんと少年   作:のん輝

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一回番外編挟みます。


2話:お兄ちゃん

赤城みりあ編

 

とある週末、今日は完全休暇の日という事で街に来ていた。

 

「久々に色々買うか。」

 

ここ最近色々あったので新作ゲームや読んでいる漫画や小説の続きを買おうと考えていると

 

「あっー、お兄ちゃんだ!」

 

どこからか聞いたことがある声が聞こえたがさすがに聞き間違いだろうと思い買う物のリストを頭の中でまとめていると

 

「どーん!」

 

その掛け声と共に俺の腰辺りにダメージが発生した。

 

「もう~なんで無視するの!?」

 

声が聞こえた方を向くとそこには我がCPの最年少メンバーのみりあちゃんがいてた。

 

「こ、こんにちはみりあちゃん・・・少し考え事してて気付かなかったんだ・・・」

 

腰のダメージがまだ収まっていないので少し言葉が出にくかった。

 

「そうなんだ。何考えてたの?」

「今日何買おうと考えていたんだ。」

「それじゃあ今からお買い物行くの!?」

「う、うん。」

「みりあも行きたい~、一緒に行っちゃダメ?」

「別にいいけどお母さんかお父さんとは一緒じゃないの?」

「・・・みりあ今日は一人で来たんだけど暇だから一緒に行きたいな~」

 

一瞬暗い顔をしたのが気になったが

 

「みりあちゃんがいいなら一緒に行こうか。」

「わ~い、お買い物だ~。」

 

みりあちゃんと買い物に行く事になった。

 

「それで何買うの、お洋服?」

「そういうのは近くのお店で買ってるんだ。今日は新しいゲームとか読んでいる小説の続きとかを買おうかなって。」

「そうなんだ~、わたしも色んな本見たい~。」

「それじゃあ本屋から行こうか。」

「は~い。」

 

本を見たいと言ってくれたので本屋に向かった。

 

「わあ~大きいね~」

「そうだね、この辺りじゃ一番大きいんじゃないかな。俺は自分の買いたい物見に行くけどどうする?」

「わたしアイドルの本見てくる~。」

「それじゃあ30分後にここでね。」

「は~い。」

 

それぞれ自分の欲しい物見たい物のところに行く事に。

 

「えっと新刊は・・・あった、あった。」

 

お目当ての漫画や小説を買ったので集合場所に戻ろうと思ったがまだ時間に余裕もあるし他のアイドルはどういう雑誌に載っているのか気になったので雑誌コーナーに行く事に

 

「ホントにいろんな所に載っているな。」

 

雑誌の表紙を見ているだけでも色んなアイドルが載っている。ファッション雑誌はもちろんのことグルメ本や旅雑誌など色々ある。

グルメ本を眺めていると真剣な表情で何かを見ているみりあちゃんが見えたので近くに行くことに。

 

「みりあちゃん。」

「うわっ!お兄ちゃんかびっくりした~。」

「ごめんね、何見てたの?」

「えっとね、これ!」

 

そう言って見せたのはNGとラブライカのインタビューが載っている雑誌だった。

 

「5人ともいいな~、わたしも早くデビューしたいな~」

 

いつもと変わらない口調で言ってたがどこか寂しそうに見えたのは気のせいか。

 

「Pさんも言ったと思うけど今は信じて待ってね。必ずデビューする日はくるから。」

「うん。」

 

みりあちゃんはその雑誌を購入して本屋を出た。

 

「さて次はっと・・・」

『きゅ~』

 

次はどうしようかと考えていると可愛らしい音がなった。

 

「えへへ//そういえば今日朝もお昼も食べてなかったんだ。」

 

少し照れた顔をで言うみりあちゃん。

 

「朝も昼も食べてないってなんで?」

「えっと・・・ダイエット!」

 

そう言っているがみりあちゃんぐらいの年齢でダイエットは早すぎる。という事で。

 

「それじゃあどこかでお昼食べようか。」

「でもお兄ちゃんの買い物は?」

「買い物はいつでもできるけどご飯は今食べないと、もし倒れたりしたら俺はもちろんCPのみんなが心配するからね。」

「わかった!どこ行く?」

「みりあちゃんの好きな所でいいよ。」

「それじゃあね~」

 

そう言って辺りを見回し始めたみりあちゃん。その光景を見ながら俺はある事を考えてた。

 

『しかしなんで朝昼両方食べてないんだろうな、今ぐらいの年齢だとしっかり食べないと身長が伸びないとか色々あるのに。ダイエットって言ってたけどなんでなんだろう。』

 

みりあちゃんの心配をしていると

 

「あそこがいい!」

 

どうやら場所が決まったらしく俺に言ってきた。

 

「今行く。」

 

向かった場所はファミレスだった。

 

「色んなメニューがあるね~」

「そうだね。」

 

メニューを楽しそうに見ているみりあちゃん、普段の彼女は新しいものなどを見る時はいつも目をキラキラしながら見ている。

 

「わたし決めた~」

「それじゃあ店員さん呼ぶね。」

 

店員を呼んでメニューを頼んだ。みりあちゃんはオムライスを俺は昼飯を済ませていたので軽めにサンドイッチを頼んで後は二人分のドリンクバーを。

メニューを待っている間普段の事や今後どんな仕事やりたいかを聞いていた。

 

「わあ~美味しそう~。いただきます~」

「いただきます。」

 

二人共頼んだメニューを食べ始めてから暫く、みりあちゃんを見てみると食べるのに夢中なのか口の周りにケチャップが付いていた。

 

「みりあちゃんストップ。」

「な~に?」

 

そう言って俺は近くの紙ナプキンを取りみりあちゃんの口の周りを拭いてあげた。するとみりあちゃんは少しボーっとしていた。

 

「えっと、もしかして嫌だった?」

「う、ううん。そうじゃないの、もしお兄ちゃんがいてたらこんな風にしてくれたのかなって。」

 

少し顔を赤くしながら言うみりあちゃん。

妹か、俺は一人っ子だからもし兄妹がいたらこんな風に一緒に買い物とか行ったのかな。

 

「みりあちゃんみたいな妹ならいいかもね。」

「ほんとに~!えへへ~」

 

今日一番の笑顔を見せたみりあちゃんだった。

遅めの昼飯(俺はおやつ?)を食べ終わったら時間が経っておりそろそろみりあちゃんは帰らないといけないだろうという時間だった。

 

「みりあちゃん、そろそろ帰らなくてもいいの?」

「・・・」

「みりあちゃん?」

 

声をかけても黙ったままだった。

 

「だってお家に帰ってもお母さんもお父さんも構ってくれないだもん。」

「どういう事?」

「えっとね・・・」

 

みりあちゃんが話し始めた。

数ヶ月前に妹が生まれた、みりあちゃんも最初はとても喜んだ。だが最近両親は妹の面倒ばかり見て自分の事を話そうとしてもあまり聞いてもらえないそうだ。そして今日それが嫌に親に悪口を言って家を飛び出しちょうど街で俺を見つけたという事だ。

 

「だからお家に帰ってもつまんないの・・・」

 

さてどうしたものか、兄妹がいない俺が何かを言ってもみりあちゃんが望む答えはあげられるのか?

 

「そうだね、他のお姉さん達とかに相談してみたら。」

「他のお姉さん?」

「確か美波さんと未央もお姉さんだし美嘉さんだっている。お姉さん達ならきっとこういう時どうすればいいか知ってると思うから明日相談でもしてみるといいよ。」

「分かった。」

 

みりあちゃんは納得したらしく帰ると言ってくれた。駅まで見送り俺も家に帰った。

翌日CPではみりあちゃんが美波さんと未央に昨日の事でも相談している様子が見えた。資料をまとめていると相談が終わったらしくこっちにやって来た。

 

「あのね美波ちゃん達に相談したら、お家のお手伝いするのがいいんだって。お父さんもお母さんも大変だから少しでも二人の助けをしたら話を聞いてくれるんじゃないかって。それでみりあがいいお姉ちゃんになったら二人も安心すると思うからみりあ立派なお姉ちゃんになる事を目標にする!」

「そっか、なら一杯お手伝いしていいお姉ちゃんにならないとね。」

 

頑張れという意味を込めて頭を撫でると嬉しそうにしてこう言ってきた。

 

「えへへ~、お兄ちゃんのなでなで好き~。これからもしてくれる?」

「まあこんなのでいいなら。」

「やった~!」

 

そう言ってその場でジャンプをしたみりあちゃん。

その後何故か莉嘉が自分もとせがんできたり杏にロリ疑惑を持たれそれを弁解したりCPに遊びに来た美嘉さんにみりあちゃんを撫でてる所を見られ何故か分からないが怒られた。何故だ?

 




番外編みりあちゃん編です。CIの話に入ろうと思いましたが先にこの話を浮かんだので書きました。妹の事に関しては大人対応を見せていたので今回の話では少し子供っぽい所を書いてみました。美嘉は少しふ中の人が漏れています。
デレマスと艦これのイベが終わったので更新ペース上げれたらいいなと思っています(モンハンを本格的に始めましたが)。
次からはCI編開始です。それではまた次回~
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