転生したけど後悔はしていない   作:HA.KO3

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皆さんどうも【眼鏡すらいむ】です。

タグに銀の福音戦までというのを追加しました。読者の方々には誠に申し訳ございませんが今作は銀の福音戦までとなります。予定によっては後日談や番外編などを出すかもしれません。
この度は誠に申し訳ございませんでした。


第12話 買い物行くけど後悔はしていない

 

『三葉さんの所、旅行中に電車事故ですって…』

 

『じゃあ帝君は?生き残ったのはあの子だけなんでしょ?どうなるのかしら…」

 

『さあ?でも他の親戚も引き取る気は無いみたいよ?ほら…やっぱり()っていうのが原因じゃないかしら…』

 

『いくら男だからって見捨てるかしら普通…」

 

『でも実際そうなるみたいよ?孤児院に預けられるんですって』

 

 

ーーーーーーーー

 

 

 

 

三葉の朝は早い。

 

トレーニングに励むため、他の生徒より3時間は早起きをしなければならない。

三葉がベットから立ち上がろうとすると自分のベットの布団が妙に膨らんでいる事に気づく。

 

 

「ん?…なんだ…もう朝か…」

 

 

布団を剥ぎ取ると、そこにはラウラがいた。

一糸纏わぬ姿で。

 

「ラウラさん…?その…前を隠してもらえればな〜…と思うんですが…」

 

いくら三葉といえども女性の裸を前にして平然としていられる自信はない。

 

「ん?夫婦とは包み隠さないものだと聞いたのだが…」

 

生まれも育ちも日本人である三葉からしたら、そんな知識は初耳だし実際そんな事実はない。故にラウラにこんな間違った知識を教えたのは誰なのか。と、三葉は心底思った。

 

「言いたいことは色々ありますが…とりあえず、夫婦ではありません。それとこれからトレーニングなのですが…

 

……………来ます?」

 

「行くとも!嫁のトレーニングに付き添うのも私の役目だ!」

 

えらく積極的なラウラに、流石の三葉も若干引いている。

 

「この前から思ってたんですけど、その“嫁”っていうのはどういうことなんですか?」

 

「?日本では気に入った相手を『嫁にする』と言うのが一般的な習わしだと聞いた。故に、お前を私の嫁にすることにしたのだ!」

 

ラウラは慎ましい胸を惜しげもなく張っている…全裸で。

 

「じゃ…じゃあ着替えて行きましょうか…とりあえずは部屋に戻って服を着て来て下さい。先にジムに行ってるので…」

 

「うむ」

 

そう言ってラウラは部屋から出て行く。裸で。

 

「わぁぁ!!ラウラさん待って下さい!コレ!せめてコレを羽織ってから部屋から出て下さい!!」

 

慌てながら三葉は自分のジャージの上着をラウラに渡す。

それを何故か嬉しそうに羽織りながら部屋から出るラウラ。

 

「はぁ、どうしてこうなったのでしょう…」

 

主人公の苦悩を知る者はいない。

いるとしたら同じ主人公のみだろう。

 

 

◇◆◇◆

 

 

 

 

三葉の朝のトレーニングメニュー

 

約8㎞のジョギング(シャドウボクシングをしながら)

腕立て2,000回

 

と、少なく感じるかもしれないが、実際は朝に、それも朝食を食べるまでの2時間でやる量では決してない。

たが、その日のトレーニングはいつものトレーニングと違うところがあった…

 

 

「はっ…はっ…はっ…はっ…はっ……」

 

 

一夏が居たというところだ。

 

「ぐぅ…はぁ…はぁ…はぁ…はぁ」

 

「どうしました一夏、もうばてましたか?」

 

ほんの少しだけ呼吸の荒くなった三葉が声を掛けるが、声をかけられた一夏はまるで海岸に打ち上げられたクラゲのようになっていた。

 

「そんな…はぁ…こと…いっても…はぁ…はぁ」

 

一夏は弱いままの自分が嫌だと言い、この三葉の毎朝のトレーニングに参加したのだ。

 

「とりあえず今日はこのくらいにしておきましょうか…」

 

「お…おう」

 

女性陣はその姿を見て微笑ましいものを見る目で見ていた。だが、

 

「……」

 

箒だけは、いつもと違う。焦った(・・・)目をしていた。

自分だけ取り残されているといったような、そんな目を…。

 

 

 

 

◇◆◇◆

 

 

 

 

食堂

 

 

「帝…あのね?明日なんだけど…時間空いてるかな?」

 

「え?空いてますけど…どうしたんです?」

 

シャルロットの質問に答えながらさらに質問で返す三葉。

ちなみに三葉の今日のメニューは

 

大盛り豚丼

アメリカンバーガー

すき焼き定食

醤油ラーメン

 

である。

 

「今度の臨海学校で使う水着なんだけど、僕水着持ってなくて…帝が良かったらなんだけど…明日一緒に買い物に行かない?」

 

「良いですよ?」

 

「まぁ…そうだよねいきなりこんなこと言われて…ってええぇぇぇぇぇ!!!い、いいの!?ほんとに!?」

 

即答されたことに驚きを隠せず、三葉に詰め寄るシャルロット。

しかし、隣で見ていたセシリアと簪、ラウラはというと、

 

 

(((その手があったか!!!)))

 

 

「やった…帝と…デート…ふふ…ふふふ」

 

妄想の世界にトリップしたシャルロットを放って三葉は食事を続ける。

 

「やっぱりおいしいですねぇ…」

 

今日もよく食べる。

 

 

 

 

◇◆◇◆

 

 

 

 

一年一組

 

 

「さてと、来週から始まる校外特別実習期間だが、全員忘れ物などしないように。三日間だが学園を離れることになる。自由時間では羽目を外しすぎないようにしろよ」

 

その言葉に一組全員は騒ぎ始める。

海ではどんな水着を着るか、夕飯はどれくらい豪華なのか、旅館はどんなところか、三葉と一夏の部屋はどこだろうとか、そんな話ばかりだ。

 

「静かにせんか!全く、なぜこうもお前らは成長せんのだ…。

ではこれでSHRを終わる。臨海学校まで各員しっかり勉学に励めよ」

 

「「「「「はい!」」」」」

 

その返事を聞いて教室から出る千冬とその後を真耶が付いていく。

 

 

 

 

◇◆◇◆

 

 

 

翌日

IS学園校門前

 

 

時刻は12時22分

 

三葉は今日、シャルロットと買い物に行くために校門前で待ち合わせをしていた。

 

外出許可申請をするために受付に行ったら、

 

「あら!女の子と一緒に買い物?!良いじゃなぁい…私ももうちょっと若かったら三葉ちゃんと一緒に行けたんだけどねぇ〜。それよりも三葉ちゃん!待ち合わせ時刻よりも30分は早く行くのよ!絶対よ!あとできたらおめかしもちゃんとするのよ!」

 

と言われ、12時ジャストからここで待っている。

ぶっちゃけた話三葉にはおめかしする道具が無いのだ。しかも下手に手を加えると逆に違和感が大きくなるためにしない方が良いのだが、もちろん三葉自身はそんなことはつゆほども思っていないし知らない。

普通に学校の制服を着ている。

 

「おーい、帝〜」

 

その声を聞き、シャルロットが来たことを確認する三葉。

 

 

 

◇◆◇◆

 

 

「帝はどんな水着にするか決めたの?」

 

「うーん…普通の海パンにするつもりですよ?ブーメランパンツとか嫌ですし」

 

「あはは、まぁ男子の水着はあんまり種類とか無いもんね」

 

三葉とシャルロットはモノレールに乗ってIS学園の近くにある大型ショッピングモール『レゾナンス』に向かっていた。

 

 

 

◇◆◇◆

 

 

 

『レゾナンス』の内装はまるで中世のヨーロッパのような内装であった。ファンタジックな内装はもちろん、品揃えから品質までが全て折紙付の『レゾナンス』では、平日ですら多くの人で集まっているだろう。逆を言えば、

休日はそれ以上の人で溢れかえっているのだ。

 

ガヤガヤ ガヤガヤ

 

「うわぁ…ずいぶん人多いね…」

 

「そうですね…迷わないか心配です…」(主に自分が)

 

「じゃ、じゃあさ…」

 

そう言ってシャルロットはおもむろに三葉の腕に抱き付く。

端から見たら完全にカップルであるが…三葉本人には全くそんなつもりは無い。ここまでしても理解しない三葉の顔から、シャルロットの苦悩が窺える。

 

「シャル…まずはどうします?最初に水着を買いますか?」

 

「え?あー、えーと、うんそうだね?水着を買ってから他の小物とか色々見に行こうか」

 

「分かりました。じゃあとりあえず水着ですね、水着売り場はあそこみたいですよ?」

 

三葉は高身長であるがゆえ、人混みの中でも頭一つ抜けて周りが見えるので水着売り場どころか分かるのだ。

 

「え?どこ?」

 

「ああ、見えませんよね?じゃあ捕まっててください。僕が先導しますので」

 

「あはは、ありがとう」

 

三葉とシャルロットは人混みの中を意外にもスイスイと抜けて水着売り場まで向う。

それもそうだろう。片や金髪の外国人美少女、片や高身長の黒髪イケメン、そんな二人が腕を組んで歩いているのだ、誰だって道を開けるだろう。

 

「うわーあの二人カップルかなぁ〜どっちも美形〜」

 

「けっ!リア充爆発しろ!」

 

「良いなぁ私もいつか一夏さんとあんな風に…」

 

「いやー無理だrぶべらっ!」

 

と周りは呟くが三葉は今日のお昼の事を考えていたため、シャルロットは三葉とこんなことをしているという恥ずかしさでものを考えることのできる状況ではなく、周りの声など届いていない。

 

「それじゃあシャル、僕は向こうで水着を買ってきますので、また後で」

 

そう言って三葉がシャルロットから離れると若干物欲しそうな顔をして三葉から離れ、水着を選びに行く。

 

 

 

ーーーーーーーー

 

 

 

「ねえ…あれ…腕…組んでるよね?」

 

「組んでますわね…」

 

「撃つか…」

 

「ちょっと…あんたら目からハイライトが消えてるわよ?描写的に大丈夫?これ挿絵あったら運営に止められるんじゃない?」

 

「鈴さんメタいですわよ」

 

「そういうことは言った方が止められやすい…」

 

 

全員大概である。

鈴、セシリア、簪、ラウラ、一夏と箒の六人はシャルロットと三葉のデートを監視するべくコソコソとストーカーまがいのことをしているのだ。

鈴は 箒と一夏” がここにきているという情報を聞いて三人についてきたのだが、その“箒と一夏”が見つからず、この三人のストッパーとして付いて行っているわけなのだ。

 

「なぁ、なんで俺らこんな事してんだ?」

 

「言うな一夏…だがこれもある種の参考になるやもしれん。見ておくのも勉強だな」

 

「?よく分かんないけどココは黙って見てれば良いのか?」

 

箒の独り言を勘違いした一夏はこのデートを黙って見てれば良いと捉えてしまった。

 

「あ、水着売り場に行きましわ!」

 

「対象を見失う前に移動を開始する!セシリアは二階から指示を出してくれ!簪はセシリアの指示に従って私と二人を尾行する」

 

「「了解(ですわ)!」」

 

ラウラの見事な指揮によりセシリアと簪は即座に対応する。

 

「なんでこんなに統率取れてんのよ…おかしいでしょ…」

 

鈴は苦悩し、

 

「い、一夏…私たちも水着売り場に行かないか?お前に水着を選んで欲しいのだが…」

 

「ん?なんで俺なんだ?そういうのは鈴とかの方が良くないか?」

 

「ああ、もちろん鈴の意見も聞くとも…だがな…お前の意見も聞きたいのだが…ダメか?」

 

「別に良いぜ?」

 

一夏と箒はそれぞれ水着売り場に向う。

 

 

 

◇◆◇◆

 

 

「ふむ、迷いましたか…」

 

三葉は何故かというかやはりというか迷っていた。

男用の水着を購入し、店を出ていきなり迷ったのだ。

何を言っているのかわからないだ(ry

三葉はここがファッションコーナーであることはわかる。何せ周りには服、服、服、この夏の新作や流行といった真新しいもので溢れているのだが…それがどんなものか三葉に分かるはずもない。

 

「ちょっと、そこのアンタ」

 

「?僕ですか?」

 

三葉は横からいきなり声をかけられた。それも知らない人から「アンタ」呼びで。いや、それだけならば鈴の転校初日に同じことをされているので大したことではない。違うところといえばその目が【侮蔑】を含んだ見下した目だったということだけだ。

 

「そうよアンタよ。さっさとアレ、片付けてくれる?」

 

三葉に声を掛けたのは三十代前半の女性で、女性の言った“アレ”とは散乱した衣類だった。

 

「??僕はここのスタッフではありませんし、アレは僕がやった訳でもないですよ?」

 

「だから何よ、あんた男でしょ?だったらさっさと片付けなさいよ」

 

ああ、そういう類(・・・・・)の人間か…。

瞬時に女性がどういう人間か理解した三葉は、一気にこの女性に対する、年上への【敬意】が失せた。

 

 

女尊男卑

 

 

ISが開発されその技術が研究されて世界は一変した。

科学、医療、兵器、エネルギー問題、全てがそれまでの基準値を大幅に超えるものとなった。

その過程で生まれたのがこの【女尊男卑】という風潮だ。

 

女にしか使えないISのお陰で世界の技術は進んだ。

 

女にしか使えないISのお陰で戦争が減った。

 

などなど、あまりにも荒唐無稽でくだらない風潮が生まれたのだ。

実際にISを作ったのは “篠ノ之 束”であり、そこら辺にいる女性が作った訳ではない。技術に関してもISを研究したのは男性が殆どである。それを研究するのにISを起動する必要も何もない。ただデータを見れば良いのだ。

なのに世の女性の数割は「女性のお陰、女性の功績」と鼻高々に喚き散らす。そんなのが違うというのは子供だって分かる事実であるにも関わらずだ。

 

「何よその目は!あんたみたいな男が女である私に何か文句でもあんの!?」

 

「アレは貴女がやったんですか?」

 

「だったら何よ!?文句でもあんの?!良いからさっさとややりなさいよ!警備員呼ばれたいの?!」

 

女性は三葉が言うことを聞かないと知ると直ぐさまヒステリーにわめき散らしその上警備員を呼ぶと言ってきた。本来なら警備員も三葉に味方するのが普通であろうが【女性優遇制度】というもののせいで警備員もこの女性の味方をするしかないのだ。

 

 

「ちょっと!!何やってるんですか!!!」

 

 

不意にそんな声が三葉の後ろから聞こえる。

 

「な、何よアンタ!」

 

三葉が振り向くとそこには赤毛にバンダナを巻いた可愛らしい少女が居た。眉にシワが寄っていて怒っていることが窺える。

 

「一体何をしているんですか!話を聞いてれば男だから服を片付けろだの何だのと、恥ずかしくないんですか?!」

 

どうやら少女は三葉が受けている不遇に対して業を煮やしているようだ。

 

「お、男何だから当たり前でしょう?!」

 

「男だからとか女だからとかそんなの関係ないです!

それとも貴女はISに乗ったことがあるんですか?!」

 

「いきなり何よ!あるわけないでしょ?!」

 

「だったらそういうことを言う資格は貴女には一ミリもありません!!」

 

そう言って少女は三葉の手を引きその場を離れる。三葉もいきなりのことでどういう状況なのか頭がついて行かず少女の手を引かれるままに、ワナワナと震える女性のみを残してその場を離れる。

 

 

 

ーーーーーーーー

 

 

 

「あの…」

 

ズンズンと進む少女には三葉の声が届いていないようだ。

 

「あの!」

 

「ひゃあ!」

 

ようやく声の届いた少女に安堵する三葉。

 

「わぁ!す、すみません!いきなり手を引いたりしてその上でしゃばってしまって…」

 

「いえ、ありがとうございました。本当に助かりました」

 

「そう言って頂けると…」

 

「おーい蘭ー」

 

後ろから男性の声が聞こえ、三葉は振り向く。

 

「うぉ!さっきのイケメン!」

 

そこには少女と同じ赤毛にバンダナをつけた長髪の男性が居た。

 

「彼氏さんですか?」

 

「ま、まさか!兄です!」

 

「ああ、道理で…よく似ていますね」

 

三葉の爽やかな笑顔に、蘭と呼ばれた少女も周りも一瞬ときめいた。

 

「え、えっと…ウチの妹が何かしましたでしょうか…?それとも事務所のスカウトとかで?」

 

どうやら青年は三葉のことを芸能人か何かと勘違いし、妹がその事務所にスカウトでも受けたのかと思ったようだ。

 

「事務所…?いえ、実は先ほど絡まれていたところを妹さんに助けていただいたんですよ…」

 

「へ?絡まれていたところを助けた?」

 

青年の疑問も当然だ。この言い方では三葉が絡まれていたところを妹が相手を撃退したようにしか聞こえないのだ。

 

「女性に衣類を片付けろと言われましてね…」

 

「あ〜なるほど…」

 

その一言で全てを理解した青年は納得したように妹と三葉を見る。

 

「でもお連れの方は?一緒じゃないので?」

 

「いえ、今度臨海学校に行くのに水着を買いに来ていて、それでそれぞれ買ってから合流しようということになったんですが…自分はここに初めて来たので迷ってしまって…」

 

「ああ…そういうことなら自分達はここによく来るので店の名前さえ教えて頂ければそこまでご案内しますよ?」

 

青年は三葉が良い人だとわかると手助けをすると申し出てきたのだ。方向音痴の三葉からしたらこれを断る理由はない。

 

「ありがとうございます。それではお願いして良いですか?」

 

 

ーーーーーーーー

 

「なぁ、帝の制服ってIS学園の制服だよな…ってことはやっぱ帝が二人目の男性操縦者なんだよな?」

 

「ええ、そうですよ?」

 

「いや〜もう一人の男性操縦者の織斑 一夏とは腐れ縁でな…」

 

「そうなんですか?では昔からのお知り合いというわけですか…」

 

「いやいや、実際に知り合ったのは中学からなんだよ」

 

青年の名前は五反田 弾と言い、妹の名前は五反田 蘭というらしい。

話していく内にお互いに知っていったのだ。

 

「にしても羨ましいぜあんな美人の彼女と一緒でよ」

 

「彼女?シャルは友達ですよ?」

 

「は?でも腕組んでたろ!」

 

「あれはただはぐれないように組んでいただけですよ?」

 

「まさか…お前…気づいてなかったのか?」

 

組んでいた少女は間違いなく三葉を意識していた。それも顔を真っ赤にしていたのが良い証拠だ。

 

「?なにがです?」

 

これである。

 

「はぁ、お前もそういう類の人間か…」

 

弾と蘭はまだ見ぬ少女に、そして目の前の青年に恋をする、或いはしているであろう少女達に同情の念を送る。

 

「あ、着いたみたいですよ?じゃあ三葉さん。私達はこれで…」

 

「あ、はい!本当に何から何までありがとうございました」

 

「おう!じゃあな、また会えたらその時は一緒に遊ぼうぜ」

 

「はい、その時は是非!」

 

 

こうしてシャルと合流した三葉は何事もなくIS学園へと帰った。

だが、その過程でラウラは水着を買い、簪とセシリアは本来の目的を忘れラウラの水着選びを手伝うということがあったらしい。

 

 

 

 




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